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カラオケで選曲に迷ったとき、何を歌うのがベター? ランキングと世代別データをもとに調査

リアルサウンド

19/3/19(火) 7:00

 少し年の離れた人とカラオケに行った時、こんな会話をする人も多いのではないだろうか?

「〇〇さんって、この曲歌えるんですね!」
「そんなに若いのに、このアーティストのこと知ってるんだね!」

 よほどの音楽好きどうしでない限り、身近な人とどういう音楽を聴くかをじっくり話し合うことはあまりない。しかし、その壁を簡単に壊してくれるのがカラオケだ。

(関連:作詞家 zoppに聞く、平成カラオケソングの傾向「歌うのが難しい曲の方がたくさん歌われている」

 カラオケに行くと、年の離れた先輩が実は自分と同じアーティストのファンであることが判明したり、同じアーティストが好きな後輩が「このアーティストと言えばこの曲ですよね!」と言いながら恐ろしく最近の(自分が知らない)曲を入れて来たり、「そう来たか……」と唸るような出来事も起きる。

 今回は「このアーティスト、実はこういう年齢や性別の方にも人気でした」という意外な結果を、JOYSOUND公式が発表しているデータを元に見ていきたい。

1.人気バンドのうち、10代に歌われている率が高いのは?
 まずは2018年DAMカラオケランキング〔アーティスト部門〕TOP100にランクインしたアーティストのうち、バンド編成のグループを見てみよう。

 さすがカラオケランキングのTOP100に入っているだけあって、知名度が高いバンドが多い。この全21組のアーティストのうち、「10代に歌われている割合が一番高い」アーティストは誰だろうか?

 「『君の名は。』が流行ったからRADWIMPS?」「やっぱりここはミスチルでしょ」等、色々なの意見があると思う。この下に答えを出しておくので、ページをスクロールする前に、ぜひ答えを予想してみて欲しい。

 10代に歌われている割合が最も高かったのは、今年で結成13年となるSEKAI NO OWARI。『紅白』の常連としても知られ、ライブも大人気の彼らだが、皆さんの予想は当たっただろうか?(ちなみに私の予想は1位WANIMA、2位back numberだった……)

 個人的にはこのランキングの中で最も当てるのが難しいのは、2012年に活動を休止したレミオロメンでないかと思う。7年間の休止を超えて、今なお10代に届き続けているレミオロメン。まさに世代を超えて愛されているアーティストだと言えるだろう。

2.男性グループのうち、男性にも歌われている率が高いのは?
 続いてはバンド以外のグループを見てみよう。一般的に「男性グループは女性ファンが、女性グループは男性ファンが多い」とされているポップス界だが、実際カラオケではどうだろうか?

 LINEアンケート公式ブログが発表している人気ランキングTOP10について、それぞれの男女比を出してみたのが以下である。(※表は上から人気順)

 1位は2001年にデビューしたダンス&ボーカルグループのEXILE。他のグループが、7~8割女性に歌われているのに対し「歌っている人の過半数が男性」という異例の男性グループである。もちろん、歌いやすさの問題もあるはずだが、それでもランクインしたグループの中ではかなり珍しい構成比だと言えるだろう。

 また、僅差で2位につけたのはジャニーズの中でも特に古参のグループ・TOKIO。残念ながら現在は音楽活動休止となっている彼らだが、同性にも支持される曲を多く持つ人気グループであることが伺える。

3. 女性グループのうち、女性にも歌われている率が高いのは?
 続いては、女性グループを見てみよう。こちらも同じくLINEアンケート公式ブログのランキングを参照の上、TOP10に入っている女性グループを調べてみた。

 1位は、今年の『サマーソニック』への出演が決定し、大きく話題となっているK-POPグループ・BLACKPINK。なんとカラオケで歌うファンのうち8割が女性となっており、ぶっちぎって同性からのリクエスト数が多いグループになっている。

 そして、2位につけたのは同じくK-POPグループの少女時代。4位にランクインしたTWICEも含め、韓国ガールズグループは総じて同性からのリクエストが多い結果となっている。乃木坂46、欅坂46といった坂道シリーズが、男性からのリクエストが過半数を占めているのと比べると、両者の方向性の違いが見えるようで面白い。

4. 最も幅広い世代に歌われているアーティストは?
 それでは最後に「カラオケで最も幅広い世代に歌われているアーティストは誰か」問題を見てみよう。

 こちらは2018年に発表された、平成DAMランキングのアーティスト部門TOP10のアーティストをもとに調べている。こちらもまず、どんなアーティストがカラオケランキングTOP10に入っているのかを見てみたい。(※表は上から人気順)

 個人的にはかなり納得感のあるラインナップ。同時に、『紅白歌合戦』を思い起こさせるラインナップでもある。

 ではこの中で「老若男女問わず、広い世代に歌われているアーティスト」とは一体誰になるのだろうか?

 それでは結果を見てみよう。皆さんもぜひ、予想を立ててみたうえで以下の結果を見て欲しい。

※グラフでの50代は60代以上も含む

 1位に輝いたのは1989年結成のバンド・Mr.Children。先ほどの平成DAMランキングでも3位に輝く人気ぶりで、10代から50代以上まで含めて、最もバランスよく歌われているアーティストとなっている。

 ちなみにこの結果を信じるならば、カラオケで何を歌えばいいか迷ったときは、Mr.Childrenを入れておけば(どれだけ年が離れていても)おそらくなんとかなるはず。カラオケでジェネレーションギャップのピンチに見舞われた際は、ぜひ参考にして欲しい。

 また、2位につけたのはEXILEと倖田來未の2組である。1位のMr.Childrenに比べるとやや20代に偏っており、30代が少ないのが特徴だが、いずれも10代から50代まで幅広くおさえた年齢構成となっていた。こちらもぜひ、カラオケで歌う曲に困った際の参考にしてもらえれば幸いだ。

 今回の調査はここまで。音楽好きの知人が「カラオケはある種のカミングアウト」と評していた通り、カラオケは身近な人の意外な好みを知れる場でもあったりする。思わぬところに同じアーティストのファンが隠れているかもしれない。今回の調査結果だけに捉われず、自分の好きな曲を歌って仲間を増やしてほしい。(まいしろ)

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