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いま、最高の一本に出会える

「十年 Ten Years Japan」初日舞台挨拶の様子。

杉咲花、國村隼の10年後は?「おいしいご飯をささっと」「生きてるかどうか…」

ナタリー

18/11/3(土) 13:51

オムニバス作品「十年 Ten Years Japan」の初日舞台挨拶が本日11月3日に東京・テアトル新宿で開催され、杉咲花、國村隼、太賀、池脇千鶴ら12名が登壇した。

是枝裕和が総合監修を担当した本作は、2025年の香港を描いた「十年」の日本版。イベントには杉咲らのほかにキャストの川口覚、前田旺志郎、山田キヌヲ、監督の早川千絵、木下雄介、津野愛、藤村明世、石川慶が出席した。

“10年後の今”という本作のテーマにちなんで、MCからキャストたちへ「“十年後”の自分は何をしていると思いますか?」と質問が飛んだ。杉咲は「おいしいご飯をささっと作れる大人になりたいです」と笑顔を見せ、國村は「何をしているかより、生きてるかどうか……」とジョークで観客の笑いを誘ったあと「もし生きてれば、きっと今と同じことをしていると思います」と続ける。太賀は「そんじょそこらのことでは動じないような大人に! できるならこの仕事を続けて、素晴らしい仲間と作品を作れる俳優になりたいです」と願いを述べ、池脇も「このままいい作品に恵まれて、俳優をやっていけたら」と話す。現在高校3年生の前田が「10年後も、芝居を通していろいろなものを皆さんに伝えていけたら」と話すと、國村は「高校3年生とは思えない。しっかりしている!」と称賛した。

イベントでは、新作撮影のためフランス・パリに滞在している是枝からのメッセージ映像が上映された。是枝は「とても若い意欲のある作り手たちと一緒に仕事をすることは、自分自身にも刺激になりましたし、とてもいいコラボレーションだったんじゃないかなと思います」とコメント。そして「監督の皆さん、この『十年』を1つのいいきっかけにして、さらにこの先、もう長編が決まって撮影に入っている方もいるみたいですけれども、長編映画をぜひがんばって撮ってください」と監督たちへエールを送った。

是枝からのメッセージを受けて、國村は「このコンセプトを聞いたとき、映画というメディアの持つ多様性を感じたんです。社会的なムーブメントの中から作品が生まれて、アジアへ波及して映画人たちを刺激していく。面白いメディアに関われているんだなあと実感しています」と喜びを噛みしめる。また若き監督たちへは「映画はお客様がいて初めて完結する。中身のテーマ性だけでなく、映画を観る楽しみは絶対に必要。エンタテイメント要素をうまく織り込みながら、観客を引っ張れる監督になってください」と温かな言葉をかけた。

最後に杉咲は「がんばってできあがったものが皆さんに届くのはうれしい。多くの方々に観ていただきたいです」と、石川は「規模的には小さいかもしれませんが、志の大きな映画だと思っています。(監督たちの)思いに素敵なキャストの皆さんが共感して集まってきてくださって、今日初日を迎えられることに感激しています」と挨拶をして、イベントの幕を引いた。

(c)2018 “Ten Years Japan” Film Partners

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