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竹内結子主演『QUEEN』はキャストのアンサンブルが魅力に 関和亮ら彩る、スキャンダルの裏側

リアルサウンド

19/1/9(水) 6:00

 一風変わった“弁護士ドラマ”がはじまるーー竹内結子が6年ぶりに連続ドラマで主演を果たす、木曜劇場『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)だ。

【写真】第1話に登場するキャスト

 本作はタイトルにある通り、スキャンダル専門の弁護士モノ。といっても、あまりピンとはこないだろう。冒頭で“一風変わった”と述べたのは、竹内演じる主人公の弁護士・氷見江らのメインの戦場が、法廷ではなく、クライアントたちが巻き込まれたスキャンダルの裏側、つまり“生の現場”というところにある。彼女たちはクライアントのため、文字通り身体を張って奮闘するのだ。とはいえ、もちろんアクションを演じるというのではない。氷見たちは、危機管理が専門の“スピン・ドクター”である。クライアントの周りに氾濫する情報を、有利な方向へと仕向けるプロであり、言わばその情報操作・印象操作によって勝利を得るのだ。そのためには、現場でのクライアントたちとの密な関係づくり、信頼性の強化のため、身体を張る必要があるのである。

 メインの演出を担当するのは、Perfumeをはじめ、サカナクション、米津玄師、最近では星野源「アイデア」や、乃木坂46「帰り道は遠回りしたくなる」など、多くのアーティストのミュージックビデオを手がけてきた関和亮監督。本作が彼にとって、プライムタイムでの連ドラ初演出となる。これまでのキャリアで培ってきたスタイリッシュな映像美は、本作でも大いに期待したいところだ。そのほか演出部には、関と同じくコエ所属の山岸聖太や、横尾初喜、戸塚寛人らが名を連ね、『刑事ゆがみ』や『グッド・ドクター』(ともにフジテレビ系)などに参加してきた倉光泰子、『連続ドラマW 沈黙法廷』(WOWOW)の三浦駿斗が脚本を担当する。いずれもまだ若手の、脚本家のホープ的な存在だ。

 さらに本作の魅力として、キャスト陣のアンサンブルによる面白さが挙げられる。メインキャストとして主演の竹内の脇を固めるのは、水川あさみ、中川大志、泉里香、バカリズム、斉藤由貴といった、じつに個性豊かな面々。竹内と水川の、女性二人による“バディもの”的コンビ感、チーム最年少である中川の奮闘、泉のミステリアスな佇まい、年長者としてチームを見守る斉藤の、掴みどころのない冷静沈着さ、そしてバカリズムの飄々とした独自のキャラクターがいいアクセントになっている。バカリズムが演じるのは、竹内演じる氷見が所属する鈴木法律事務所の鈴木太郎。つまり、氷見にとっては上司にあたる。社会的に窮地に立たされた女性たちを救うのが氷見たちの仕事であるが、氷見たちの意見を無視して仕事をさせる、この鈴木との関係も大きな注目を浴びそうだ。さらに毎話、幅広いタイプのゲスト俳優たちも加わって、各回、趣の異なる演技合戦を楽しむことができそうである。

 栄えある第1話の舞台となるのは芸能界。国民的アイドルの“スキャンダル”が扱われることとなる。アイドル戦国時代が隆盛を極めた昨今、SNSをはじめ、彼女らと私たちの距離感はぐっと縮まっている。どこかしら既視感をおぼえる展開も多々ありそうだ。

 そんな国民的アイドルグループ・フォレストに扮するのは、女優として活躍の目覚ましい馬場ふみか、『ラーメン食いてぇ!』(2018)で主演を務めた中村ゆりか。さらには、『カメラを止めるな!』(2017)の秋山ゆずき、『チア☆ダン』(2018・TBS系)でドラマデビューを飾った伊原六花ら、新進気鋭の若手女優たちだ。主演の竹内たちと、どのような演技の攻防を見せるのか、そして竹内演じる氷見は彼女らをどのように救うのか。メインキャストとゲストたちの火花の散らし合いに、初回から目が離せないものとなりそうだ。

(折田侑駿)

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