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いま、最高の一本に出会える

ジョナサン・ノット © K.Nakamura

「フィガロの結婚」に括目せよ! ダ・ポンテ三部作ここに完結

ぴあ

18/12/7(金) 0:00

東京交響楽団が3年がかりで取り組んできたモーツァルト“ダ・ポンテ三部作(「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」”の最後を飾る、オペラ「フィガロの結婚」が開幕する(コンサート形式)。指揮はもちろん、2014年の音楽監督就任以、常に斬新なステージを聴かせてくれているジョナサン・ノットだ。自らハンマーフリューゲルを弾きながらの指揮の妙味は、過去の2作品の上演で実証済み。生き生きとした音楽が得難い感動を与えてくれたことも記憶に残る。
その大団円となるオペラ「フィガロの結婚」は、モーツァルトが遺した最高傑作の1つ。美しい音楽が散りばめられたこの作品は、オペラ初心者にも楽しめること請け合い。まさにオペラデビューにピッタリの作品だと言えそうだ。
もちろん、出演する歌手たちのレベルも超一流。最初に良いものを聴いておくことが次に繋がる第1歩であることは言うまでもない。

ジョナサン・ノット(指揮)

ジョナサン・ノットは2011年10月定期/川崎定期演奏会におけるラヴェル「ダフニスとクロエ(全曲)」などを指揮して東京交響楽団にデビュー。この共演が決定的となり、翌2012年10月には次期音楽監督の就任を発表。2014年度シーズンより東京交響楽団第3代音楽監督を務める。2015年度は、出演した全ての定期演奏会が批評家によるコンサート・ベストテン(「音楽の友」誌上)で多くの票を集めるなど、今最も目が離せない指揮者である。
1962年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学で音楽を専攻し、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジでは声楽とフルートを学び、その後ロンドンで指揮を学んだ。ドイツのフランクフルト歌劇場とヴィースバーデン・ヘッセン州立劇場で指揮者としてのキャリアをスタートし、オペラ作品に数多く取り組む。1997年~2002年ルツェルン交響楽団首席指揮者兼ルツェルン劇場音楽監督、2000年~2003年アンサンブル・アンテルコンタンポラン音楽監督(2004年~2006年は客演指揮者)、2000年~2016年ドイツ・バンベルク交響楽団首席指揮者。2017年1月にスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督に就任した。

2010年、バンベルク響とのCD「マーラー交響曲第9番」を世界で権威あるフランスのMidem音楽賞最優秀交響曲・管弦楽作品部門賞受賞へ導き、オーケストラの名を一躍広めた。古典から現代曲まで幅広いレパートリーと抜群のプログラミングセンスを持つノットは、その多岐にわたる活躍が評価され、2009年バイエルン文化賞が贈られたほか、2016年7月にバンベルク大聖堂にて開催された同響とのラストコンサートでは、大司教より功労勲章が授与された。
ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バーミンガム市響、チューリヒ・トーンハレ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ドレスデン・シュターツカペレ、バイエルン放送響、サンタ・チェチーリア管など世界一流のオーケストラと客演を重ねている。2016年6月にはD.ガッティの代役でウィーン・フィルへ客演し、ヨナス・カウフマンと共演した。

レコーディング活動においてもノットの多彩な才能が生かされており、ベルリン・フィルを指揮したリゲティの作品全集(Teldec)や、アンサンブル・アンテルコンタンポランとのエマヌエル・ヌネス作品集、ラッヘンマン作品集、ジョン・アダムズのDVD、クセナキス、ベリオほかの作品集といった現代作品や、バンベルク響とのマーラー、ブルックナー、シューベルト、ストラヴィンスキーの作品(Tudor)で高い評価を得ている。2016年には東京交響楽団とのブルックナー《交響曲 第8番》のCD(Octavia)をリリースした。
教育活動にも熱心で、2014年秋にユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術顧問に就任し、マーラー・ユーゲント管とは2015年にツアーを行った。また、カールスルーエとルツェルンの音楽院でも教鞭をとっているほか、G.ドゥダメルを輩出した「マーラー国際指揮者コンクール」も統括した。

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