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岡田准一主演『白い巨塔』ドイツで大規模ロケ実施 日本のクルー初のハイデルベルク城で撮影も

リアルサウンド

19/4/23(火) 5:00

 岡田准一主演のドラマスペシャル『白い巨塔』(テレビ朝日系)が、ドイツでのロケを行ったことが明かされた。

 原作は、1965、69年に新潮社より刊行された、作家・山崎豊子の同名長編小説。大阪の大学病院を舞台にした同作は、医療ドラマの枠を超えて人間の本性に迫り、山崎豊子作品の中でも“最高傑作”との呼び声が高い。岡田演じる財前五郎の同期で内科医の里見脩二役を松山ケンイチ、財前の愛人でバーのホステス・花森ケイ子役を沢尻エリカ、そして財前の師である第一外科教授・東貞蔵役を寺尾聰が演じる。

 教授選を終え、晴れて浪速大学医学部第一外科の教授へと上り詰めた財前は、ドイツで行われる国際医療外科学会に招待され、渡独。現地で講演と手術のデモンストレーションを行うことになる。物語の中でも中盤の重要なポジションを占めるドイツでのシーンは小雪がちらつく極寒の中で行われた。岡田は現地のキャストとも積極的にコミュニケーションをとり、ドイツ語のセリフについてもコーディネーターに確認をするなど熱心に撮影に取り組んでいたという。

 今回のドイツロケではドイツ三大名城のひとつであり、ドイツで最も有名な城趾の一つでもあるハイデルベルク城でもロケを実施。ハイデルベルク城で日本のクルーが撮影を行うのは今回が初の試みとなる。(リアルサウンド映画部)

■岡田准一 コメント
ドイツにこの作品で撮影に来られたことはうれしかったです。ドイツでのシーンは財前にとっても、教授選を終え、海外に呼ばれて行く、という一番ギラギラしている、いわば全盛期のような時期。ドイツに学会とオペで招待されるのは栄誉なことなので、その背景も踏まえてロケに臨みました。実は東京でほとんどの撮影を終えてこちらに来たので、ちょっとご褒美のような感じだったんです(笑)。日本のクルーとして初めてハイデルベルク城で撮影をしたのですが、すごく趣があっていい雰囲気でした。

あらためて財前というのは、魅力的な役だと思います。もっとも勢いのあるところから追い込まれていくところまである、濃厚な人物。『白い巨塔』という名作に挑もうとする監督・スタッフの気持ちが強いので、戦いがいのある財前という役を味わいつくそうと思って現場に入っていました。現代版の『白い巨塔』を作る意味、財前五郎を演じる意味、そして山崎豊子さんが描く人間ドラマを、どう現代に落とし込んでいけるかを考えながらの数カ月間だったように思います。現代の巨大な権力争いの中で、そこを這い上がっていこうとする高い志を持った財前。志強くあがいていく男をどう見せるか、人間の面白みを感じました。相手をおもんばかることが当たり前の時代に、ギラギラと権力を手に入れようとした財前は魅力のある男だと思います。『白い巨塔』の財前五郎という役のオファーをいただけることを想像もしていなかったので、自分にとってもチャンスでやりがいのある役でした。

ドラマのクライマックスとなるシーンを撮影しているとき、現場で監督をはじめスタッフの方々が泣いてくれたんです。財前はイヤな男に見えるように演じてきたのですが、たとえそんな男でも、スタッフが愛情をもって一緒に役柄を作ってくれたことに感激しました。

ドイツ語は現地で通訳の方に教えてもらいながら少し練習をしました。ドイツの俳優のみなさんともご一緒しましたが、言葉がわからない中でもお互いにコミュニケーションをとりながらお芝居ができて、とても楽しかったです!

ドイツには大迫勇也選手や長谷部誠選手のように活躍しているサッカー選手がたくさんいますよね。大迫選手といえば「ハンパないって」ですが、今回の『白い巨塔』も「ハンパないって」と言ってもらえたらいいですね! どんな風に現代版にアレンジされているか、ぜひ見ていただけたらと思います。

日本の作品のクオリティーも世界基準を目指していくのが理想的だと思っていますし、そういう意味でも国内外問わず仕事をしていきたいと思っています。

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