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Elements Garden 藤田淳平&都丸椋太が明かす、『バンドリ!』楽曲に込められた多彩なアイデア

リアルサウンド

18/12/7(金) 10:00

 次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』は、アニメ/ゲーム/コミックなどの様々なメディアミックス展開をはじめ、キャラクターボイスを担当する声優が実際にバンド演奏する「リアルライブ」などの様々なメディアミックス展開で高い人気を集めている。そのプロジェクト内において音楽を全面プロデュースしているのが、上松範康率いる音楽制作チーム・Elements Gardenだ。

 Poppin’PartyやRoseliaを筆頭に多種多様なガールズバンドが登場する『BanG Dream!』。そんな前代未聞のプロジェクトを音楽面で支える彼らは、その楽曲にどんな思いやアイディアを込めているのだろうか? 今回は、上松範康と共にアニメの音楽プロデュースや楽曲の様々なディレクションを担当し、作家としてもPoppin’ Party、Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!、RAISE A SUILENなどに楽曲提供する藤田淳平と、Elements Gardenの最年少メンバーで、スマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』内の様々なカバー曲のアレンジや、Afterglow、Pastel*Palettesなどへの楽曲提供で知られる都丸椋太の2人に、同シリーズならではの魅力や音楽面での工夫について聞いた。(杉山仁)

飛躍的に演奏が上達したメンバーへの驚き

――『BanG Dream!』シリーズは開始当初と比べてバンドの数もかなり増えていますし、声優陣のみなさんによるリアルライブの規模も、どんどん大きなものになっていますね。

藤田淳平:率直に言って、僕たちも「ものすごいスピードだな」と感じているんです。ファンの方々の応援や、メディアミックス作品としての広がりがあってこそだと思いますが、本来バンドが数年かけて辿り着く日本武道館のような場所に、1年半で辿り着いてしまっていて。曲自体は最初から、どんな規模でも楽しめるように準備していたつもりなんですが、そうは言っても、実際に演奏するメンバーのみなさんは本当に大変だったと思います。

都丸椋太:僕は何かのコンテンツに最初からかかわること自体も初めての経験だったので、まさかここまですごいスピードでシリーズの人気が広がっていくとは思っていなくて、本当に驚きしかなかったです。

――中でも、お2人がシリーズの人気の広がりを実感した瞬間はありますか?

藤田:やはり、実際にお客さんの姿が見えるリアルライブでの光景はとても印象的でした。去年の1月にTVアニメ1期がはじまった直後、2月の『BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!』は、「TVアニメも始まったし、どんな人が観に来てくれるんだろう?」と気になっていたんです。あのときのお客さんの熱気、盛り上がり方には圧倒されましたし、20代よりもっと若い、劇中の香澄たちに近い年齢の方々もたくさん来てくれていて。若い頃に影響を受けたものはその人の中でずっと残っていくと思うので、「自分もそういうものに携われているんだな」と、嬉しくなったのを覚えています。そして同時に、「これだけの人に影響を与えるものであるからこそ、しっかりと気を引き締めないとダメだ」「一本芯の通ったものを作っていこう」と、改めて思いました。

都丸:リアルライブ以外では、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』(以下)『ガルパ』への反響も印象的でした。SNSでも色んな方が『ガルパ』のことをつぶやいてくれていて、そこで人気の広がりを実感したんです。

藤田:たとえば電車の中でも、制服を着ている若い学生の方が、『ガルパ』をプレイしている様子を見かけるようになって。もちろん、それは今も続いていることですね。

――キャストのみなさんのリアルライブでの進化については、どんなことを感じますか。

藤田:最近では多くのお客さんの前で演奏する際の魅せ方も研究しているのかな、と思います。上からものを言うように見えると本意ではないですが、ひとつ感じるのは、メンバーのみなさんが「自分の出す音に責任を持ってきている」ということで。最初の頃は、楽器の演奏もつたない中で始まったので、音符を追うだけでも大変だったと思うんです。でも、今はそれを自分たちのものにして、「バンドとして出す音」「ライブとして聴かせる音」にしてくれていると感じます。

――『BanG Dream!』シリーズのリアルライブの場合、バンドとして演奏をするだけではなく、同時に担当声優としてキャラクターを意識する必要もあるでしょうし、Elements Gardenのみなさんが手掛けている楽曲自体も、そう簡単に演奏できるものにはなっていないと思います。メンバーのみなさんはとても高度な役割を担当している印象がありますね。

藤田:そうですね。実際、僕らが制作している楽曲は決して簡単なものではないと思います。

都丸:でも、それを今はキャストのみなさんが自分たちのものにしてくれていると感じます。初期の頃と比べると、最近はドラムフィルが少し難しくなっていたり、演奏のキレが上がっていたり、ライブならではのアレンジが加えられている瞬間があって。色々な面での進化を感じています。

藤田:アーティストの表現って、上っ面ではダメで、その人の中から出てくるものでないと人の心を動かすことはできないと思うんです。そういう意味でも、今は「表現者の出音」になっているんじゃないかと感じます。僕らは彼女たちのブログや様々な発言なども見させていただいていますが、その発言に心動かされる瞬間も結構あって。今の彼女たちは、話していることと、出している音が一致している存在になっているような気がします。

――その変化は、いつ頃から感じるようになりましたか?

藤田:Poppin’Partyで言うと、やっぱりRoseliaの出現は大きかったんじゃないかと思います。バンドの色は違っても、どうしても比べられる部分はあったと思うので。一方RoseliaはRoseliaで、“高い技術を持つ本格派ユニット”というキャッチのバンドのため、最初からPopin’Partyよりもテクニカルなバンドでなければいけないという設定を背負っていて、そのプレッシャーは大きかったんじゃないかと思います。ボーカルの相羽あいなさん(湊友希那役)にしても、ハイトーンを使う難易度の高い曲が多いですし。もちろん、他のメンバーもそうで、ひとりでもバランスが崩れると成立しない難しい構成の曲が多いんです。その切磋琢磨によって、お互いに魅力を増していったのかな、と感じますね。

『バンドリ!』楽曲の成り立ちと制作秘話

――Elements Gardenのみなさんとしては、『BanG Dream!』の楽曲を制作する際、最初にどんなことを意識されたんでしょうか?

藤田:最初はPoppin’Partyの「Yes! BanG_Dream!」があって、「STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜」など4~5曲を短期間で作ったんですが、まずは「実際に弾ける」ことを優先しよう、と。初期にアレンジを担当してくれた藤永(龍太郎)はギタリストなので、彼が実際に1本で再現可能なフレーズを用意しました。楽器を何本も重ねたり、途中で無理なキー変更をしたりするのではなくて、実際に5人で鳴らせる、ライブでの再現度が高い曲を作ろうということで。また、ライブでお客さんが一緒に盛り上がれる曲にしようとも考えていましたね。当時、メンバーはバンドをはじめたばかりで心細かったでしょうし、彼女たちにとって、お客さんの力はとても大きいと思ったんです。そこで、初期の楽曲は特に、お客さんに助けてもらう曲であるということも意識していました。

――「Yes! BanG_Dream!」もそうですが、『BanG Dream!』シリーズの楽曲は初期の頃からお客さんが合いの手を入れたり、一緒に盛り上がったりできる構成になっていましたね。

藤田:その辺りは相当意識したことですね。また、音源で演奏するミュージシャンやエンジニアを選ぶ際に「テクで行き過ぎないでくれ」ということも伝えました。たとえば、あの時点でいきなりドラムで6連のフィルインを入れられても、ライブで演奏するときにそれがプレッシャーになるといけないと思ったんです。

――それがリアルライブを通して伝えたい、「バンドってこんなに楽しいんだよ」という雰囲気を妨げてしまうことになるかもしれない、と。

藤田:そう、一番大事なのは、彼女たちが可愛く、そして「楽しく」演奏してくれること。今はもう、自分から色々と表現してくださっているので、まったく心配はないですよね。

――一方、都丸さんは、『ガルパ』でのカバー曲のアレンジを中心に担当されています。『BanG Dream!』シリーズの人気を広げる意味では、カバー曲も大きな役割を果たしてきたと思うのですが、カバー曲のアレンジではどんな工夫をしているのでしょうか?

都丸:カバーのアレンジでも、「5人で演奏する」ことを意識していて、各メンバーのパートを具体的に用意しているんです。中には原曲がバンドサウンドではないものもあるし、ギターとドラム、ベースだけで成り立っているものもあるので、原曲にはない楽器を足すときに、もともとの世界観を壊さずに、同時にバンドのグルーブが感じられるようにする工夫は色々と考えました。どの曲も試行錯誤を重ねていますけど、たとえばRoseliaの「魂のルフラン」は、最初に彼女たちが歌う曲で、まだリハーサルスタジオに入る前にアレンジを考えていた曲で。

藤田:しかもこの曲は、もともと演奏するのが難しい曲なんですよ。それをまだ誰も聴いたことがないRoseliaが演奏するときに、どうすれば合うのかと考えていく作業でした。

都丸:そのために、何度もアレンジを考え直しましたね。

――Roseliaのカバー曲では、原曲を上松さんが担当されていた水樹奈々さんの「ETERNAL BLAZE」もありました。

都丸:そうですね。僕としてはそういう意味でのプレッシャーも感じつつ……(笑)。どうすれば「Roseliaの色になるか」を考えました。そこで、弦のフレーズをあえてシンセで表現したり、ドラムのビートを一部変えたりしています。カバー曲では、ひとつのフレーズを担当する楽器や音色などでも、それぞれのバンドらしさを表現しているんです。

――『BanG Dream!』シリーズのバンドは、音楽的にもそれぞれ個性が異なっていると思いますが、この個性の振り分けについては、どんな風に考えていかれたんですか?

藤田:Poppin’Partyは、『ガルパ』がはじまる前から活動していたので、彼女たちの色は「ポップな王道のガールズバンド」ということがはっきりしていて。でも、そこから『ガルパ』で「5バンドに増えます」と聞いたとき、最初は「でも、全部バンドなんですよね……?」と思っていました(笑)。バンドで出せる音のバリエーションはある程度決まっているので、その中での差別化はなかなか難しい。そこで、各バンドの楽曲を担当する作家やミュージシャン、エンジニアをある程度分けて、チームとして何曲か作っていくことにしました。つまり、バンドごとに違うカルチャーが存在するような制作環境にしたんです。また、そのとき大事にしたのは、それぞれのバンドが「何かに影響を受けてこの音になっている」という、それぞれの「ルーツ」や音楽的な必然性を大事にすることでした。だからこそカバー曲もこういう音になる、というある程度の色付けを行なっていきました。

――なるほど。それぞれどんなルーツを想定されていたんでしょうか?

藤田:あくまでも楽曲制作を進めていく上で、技術的な共通意識を持つための表現ですので、実際のキャラクターの設定とは関連が無いことを前置きさせてください。たとえばAfterglowだと、テクニカルにもいけるロックバンドで、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTにキーボードがいるような雰囲気をイメージしていました。Roseliaよりもパンキッシュで、ラフな雰囲気がある方向性ですね。その激しさを、ダークでファンタジックな方向に振っていったのがRoseliaのイメージでした。一方で、Pastel*Palettesの場合は、「バンドに縛られすぎない」のがテーマでした。彼女たちはアイドルでもあるので、打ち込みでの魅せ方なども工夫して、アイドル曲としての魅力も考えつつ、そのうえで彼女たちの声が映えるものに仕上げていきました。

【試聴動画】Afterglow 3rd Single「ツナグ、ソラモヨウ」(10/31発売!!)

――Pastel*Palettesで言うと、藤田さんが作編曲を担当された「SURVIVOR ねばーぎぶあっぷ!」などにも、まさにその雰囲気を感じますね。

藤田:そうですね。イメージとしては、つんく♂さんが手掛けるモーニング娘。の楽曲のような雰囲気を想定していたんです。生ドラムを使った曲も多くて、曲ごとに必ず核となるルーツがありますよね。「LOVEマシーン」だと70年代ディスコですし、「ハッピーサマーウェディング」だとラテンのノリがしっかりと入っている。そういう「バンド+何か」というアプローチで、彼女たちの声を聴かせる雰囲気を考えました。そしてハロー、ハッピーワールド!は、僕は2010年代型のバンドだと捉えていて、バンド形式で色々な面白味を消化している人たちをイメージしました。今のバンドって演奏も上手いですし、色んな要素が入っていますよね。そういう人たちが奏でそうな音の雰囲気を新たに考えていったんです。

【試聴動画】Pastel*Palettes 3rd Single 「もういちどルミナス」(8/8発売!!)

――お2人がそれぞれ手掛けられた楽曲の中で、特に思い入れの強い曲はありますか?

都丸:僕は作編曲を担当させてもらったAfterglow の「COMIC PANIC!!!」ですね。この曲は『ガルパ』でのシナリオがコミカルだったので、それをどう音楽的に表現するかを考えて、シャッフルビートを加えていきました。Afterglowは8ビートが中心で、中には16ビートの楽曲もありますが、そこにもう一種類違うビートを加えてもいいのかな、と思ったんです。思い切ってセリフをド頭に入れたことも含めて、今までにないチャレンジをした楽曲でした。あと、Afterglowのカバー曲としてアレンジした「アスノヨゾラ哨戒班」は、そのアレンジでニコニコ動画に「歌ってみた」動画が投稿されることになって。僕は小さい頃からニコニコ動画を観てきた世代なので、感動しましたね。

【試聴動画】RAISE A SUILEN 1st Single「R・I・O・T」(12/12発売!!)

――藤田さんはいかがでしょう?

藤田:全曲思い入れがあって選ぶのは難しいんですけど、12月12日にリリースされるRAISE A SUILENの1stシングル『R・I・O・T』のカップリング曲「UNSTOPPABLE」は僕が作曲していて、表題曲と共に音楽性のディレクションも担当させてもらいました。「THE THIRD(仮)」と呼ばれていた彼女たちの「3番目のバンドの魅力」を表現する立ち上げの曲だったので、ここは色々と考えました。最初は「デジタル+バンド」というキーワードがあって、制作陣もプロデューサー陣もそれを共有していたんですが、人によってデジタルの定義が全然違うんですよ(笑)。一方では、SkrillexのようなエモいEDMにしたいという話もありつつ、同時に、メロディが映えるように小室哲哉さんや浅倉大介さんのようなサウンドにしたいという意見もあって――。

――国も時代も違う「デジタル」を色んな方が想定していたんですね(笑)。

藤田:はい。「でも、何故かみんなが分かり合っている」という不思議な状況で(笑)。そこで、アレンジを担当した菊田(大介)と一緒にJ-POP的な、日本的なメロディを大切にしつつ、そこにエッセンスとしてEDMやデジタルの要素を取り入れていきました。

音楽面での新展開は?

【日本武道館公演】Poppin’Party 7th single「Time Lapse」ライブ映像

――上松さんが作曲されて、藤田さんがアレンジを手がけられたPoppin’Partyの7thシングル「Time Lapse」はどうでしょう? この曲はマイナーコードを使っている曲のひとつで、Poppin’Partyの歩みの中でも重要な人気曲のひとつになっていると思います。

藤田:この曲は「青春感」というか、「辛いことも苦しいことも乗り越えていく」ことを表現してもらいたい、と思って作った曲ですね。TVアニメでも流れた6thシングルの「前へススメ!」がすごくよかったので、マイナーコードの疾走感がある曲をやりたいと思っていて、同時に「ティアドロップス」のようなリフ一発モノの曲にしたいという話もあって。結果、あのサウンドに辿り着きました。日本武道館公演の前に作っていたので、レコーディング中にメンバーとライブに向けての話をしていたことも思い出深い曲ですね。

――この曲は、メンバーのみなさんの声だけではじまるアレンジも効いていますね。

藤田:そうですね。戸山香澄役の愛美さんがメインボーカルとは言っても、Poppin’Partyはみなさん歌が上手いですし、それぞれ魅力的な声を持っているので、それをしっかり聴いてもらいたいと思ったんです。結果として、すごく反響をもらえた曲になったので「みんな、こういう曲も好きなんだな」と感じられる、ひとつの指標になったと思います。あとは「STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜」も印象的でした。この曲はキラキラしていて、ちょっと切なさもあって、個人的にも好きな曲なんです。歌い方も、ライブを重ねるたびにすごくなっていて、Aメロ~Bメロの落とし方と、サビの迫力との差のつけ方がすごくて。伊藤さんのソロパートもあって、Poppin’Partyの音楽性を印象付ける曲になった気がします。

ーーPoppin’Partyのメンバーが劇中で初めて演奏した曲「私の心はチョココロネ」は、牛込りみ(CV:西本りみ)が制作した曲という設定もあって他の楽曲ともアプローチが違ったのでは?

藤田:「私の心はチョココロネ」は唯一、歌詞先行で作った曲です。あの年代の子が曲を作る場合、作曲から入るイメージが湧かなくて、歌詞先行でメロディをつけたほうが言葉のおもしろさ、素朴な感じも出せるかなと考えました。アニメの今後の展開によっては作詞作曲するキャラクターの個性が前に出る楽曲も登場するかもしれません。

――お2人が考える『BanG Dream!』シリーズの音楽や、シリーズ自体の魅力とは、どういうものなのでしょう?

藤田:音楽面では、やはり「キャラクターを担当する声優さんたちが実際に演奏している」ということが何よりの魅力なんだと思います。作品から『BanG Dream!』シリーズを好きになった人にも魅力を感じてもらえるような演奏ができるというのは、声優さん/役者さんならではで、他のミュージシャンではできないことなので。

都丸:それに、『BanG Dream!』シリーズのバンドのライブは、ライブに来てくれるお客さんが一緒にバンドの成長を感じていけるものでもあると思うんです。僕自身、ライブを何度も観る中で、バンドがどんどん進化していく姿を見せてもらってきました。

藤田:そしてシリーズ全体としては、音楽だけじゃない、色々な要素が合わさっていることが、最大の魅力なんだと思います。僕らは音楽面でかかわらせていただいていますけど、『BanG Dream!』シリーズには他にも様々な展開があって、その中でメンバーのみなさんは色々な経験を積んできたはずで。もちろん、演奏面でもメンバーのみなさんはすごいスピードで成長していると思いますけど、僕らが関われていないところも含めての色々な経験が、今のバンドを作っていったんだと思うんです。

 ファンの方々にしても、『ガルパ』のガチャでほしいメンバーが出たこととか、そういうことも含めて楽しんでいると思います。そこから音楽に触れてもらえる可能性があるということは、僕らとしても喜びを感じる部分です。それがカバー曲であっても、オリジナル曲であっても、色々なところから『BanG Dream!』の音楽に辿り着いてもらえることが、すごく嬉しいんですよ。そういった入り口が多いのは『BanG Dream!』ならではの強みだと思います。

――みなさんはこれからの『BanG Dream!』シリーズを、どんな風に支えていきたいと思っていますか。リアルライブでのメンバーのみなさんの演奏力がどんどん進化した結果、それに伴ってElements Gardenのみなさんが音楽面で実現できることも広がってきていますよね。

藤田:実はこの間打ち合わせでも、「このバンドにこんなジャンルをやってもらいたい」というテクニカルな方向性での話が出たりもしていたんですよ。僕らが音楽面でサポートできることは、これからも色々と考えていくつもりです。また、うちはチームで作業を進めていけることも強みで、都丸はElements Gardenの最年少メンバーですし、他にも若い作家が入ってきてくれています。よりユーザーに近い年齢のクリエイターの興味も反映させながら、楽曲を作っていきたいと思っていますね。

都丸:これからTVアニメも2期、3期と続いていく中で、音楽的にも新しい要素は取り入れていきたいので、僕らの中でも新しいバンドや音楽について色々と共有しているんです。もちろん、それがそのまま反映されることはないですが、「またこんな感じか」とは思われないように、シリーズの展開に合わせて、楽曲面でも新しい挑戦を続けたいと思います。

藤田:ただ、その際に守らなければいけないのは、第一に「キャッチーである」ということで。さっきお話した各バンドのキャラクター性は踏まえつつも、それに囚われすぎてどんどんマニアックになってしまうのは、ちょっと違うと思っているんです。

――『BanG Dream!』は第一に、バンドの「楽しさ」を表現している作品ですしね。

藤田:そうですね。『BanG Dream!』シリーズを音楽面から支えつつ「みなさんに永く愛してもらえるような楽曲を作らなきゃいけないよね」と、常に話し合っているところです。

(取材・文=杉山仁/写真=堀内彩香)

■リリース情報
Poppin’Party
12th Single『キズナミュージック♪』
2018年12月12日(水)リリース
Blu-ray付生産限定盤:¥2,000+税
通常盤:¥1,300+税

<CD収録内容>※通常盤・Blu-ray付生産限定盤共通
1.キズナミュージック♪
2.Home Street
3.キズナミュージック♪ -instrumental-
4.Home Street -instrumental-

<Blu-ray Disc収録内容>※Blu-ray付生産限定盤のみ
アニメ「BanG Dream! 2nd Season」オープニング「キズナミュージック♪」ノンクレジットVer.

<初回生産分限定封入特典>
・オリジナルキャラクターカード1枚(全5種)
・2月下旬開催「LIVEイベント抽選応募申込券」
※2月8日「バンドリ!ラジオ祭り」とは別のイベントの申込券となります。

Roselia
7th Single『BRAVE JEWEL』
2018年12月12日(水)リリース
Blu-ray付生産限定盤:¥2,000+税
通常盤:¥1,300+税

<CD収録内容>※通常盤・Blu-ray付生産限定盤共通
1.BRAVE JEWEL
2.Sanctuary
3.BRAVE JEWEL -instrumental-
4.Sanctuary -instrumental-

<Blu-ray Disc収録内容>※Blu-ray付生産限定盤のみ
TVアニメ「BanG Dream!2nd Season」オープニング「BRAVE JEWEL」ノンクレジットVer.

<初回生産分限定封入特典>
・アナザージャケット1枚(全5種)
・2月下旬開催「LIVEイベント抽選応募申込券」
※2月8日「バンドリ!ラジオ祭り」とは別のイベントの申込券となります。

RAISE A SUILEN
1st Single『R·I·O·T』
2018年12月12日(水)リリース
Blu-ray付生産限定盤:¥5,000+税
通常盤:¥1,300+税

<CD収録内容>※通常盤・Blu-ray付生産限定盤共通
1.R·I·O·T
2.UNSTOPPABLE
3.R·I·O·T -instrumental-
4.UNSTOPPABLE -instrumental-

<Blu-ray Disc収録内容>※Blu-ray付生産限定盤のみ
THE THIRD(仮) 1st ライブ

<初回生産分限定封入特典>
・オリジナルカード1枚(全5種)
・2月下旬開催「LIVEイベント抽選応募申込券」
※2月8日「バンドリ!ラジオ祭り」とは別のイベントの申込券となります

<3枚同時購入キャンペー>
Poppin’Party 12thSingle「キズナミュージック♪」、Roselia 7th Single「BRAVE JEWEL」、RAISE A SUILEN 1st Single「R·I·O·T」の3枚を同時購入されたお客様にサンプラーCD1枚をプレゼント。詳細は公式サイトにて。

『BanG Dream!』公式サイト
『BanG Dream!』公式Twitter
『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』公式Twitter
Elements Garden公式サイト
Elements Garden公式Twitter

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