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Samuel、日本デビューから1年の変化と飽くなき挑戦「自分にとってはすべてがステップアップ」

リアルサウンド

19/3/20(水) 12:00

 2018年、シングル『SIXTEEN -Japanese Ver.-』で日本デビューを果たした新世代K-POPアーティスト、Samuel。5月に2ndシングル『Candy -Japanese Ver.-』をリリース、8月には『テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION』に出演するなど、日本での活動を順調に重ねてきたSamuelから、3rdシングル『ONE -Japanese Ver.-』が届けられた。これまでのスイートな雰囲気の楽曲から一転、強靭でしなやかなダンスビートを軸にしたこの曲からは、アーティストとして進化を続ける彼の新たな表情が伝わってくる。音楽を中心に、ドラマ、バラエティなどでも活躍しているSamuelに、シングル『ONE -Japanese Ver.-』を中心に現在の活動について語ってもらった。(森朋之)

(関連:弱冠16才のK-POPソロアーティスト、Samuelが掲げる将来像「自分だけの個性を確立したい」

■“努力中”という言葉がいちばんふさわしい

ーーリアルサウンドで取材させてもらうのは1年ぶりになります。

Samuel:前回のインタビュー、覚えてますよ! (昨年2月のインタビュー記事の写真を見て)ちょっと恥ずかしいですね(笑)。こうやって以前の写真を見ると、何かが変わったんだろうなと実感します。どこがどう変わったかは、上手く言えないですけど。

ーー日本デビューから1年以上が過ぎましたが、これまでの活動で印象に残っていることは?

Samuel:この1年いろいろなことがありましたが、いちばん印象的だったのは、日本デビューのときのライブだったんです(2008年2月7日お台場ヴィーナスフォート 2F 教会広場でのフリーライブ)。思った以上にたくさんの人に集まっていただいて、すごくビックリして。ステージに上がることに対して緊張感やプレッシャーもありましたが、いまも心に残っていますね。こんなにもたくさんの人に支えられていると思うし、日々、感謝しかないですね。

ーーシングルのリリース、イベントの出演なども続いていますが、Samuelさん自身が目指す音楽を実現できている実感はありますか?

Samuel:“努力中”という言葉がいちばんふさわしいでしょうね。確かに自分がやりたい音楽性に近づいているとは思いますが、これからもさらにチャレンジを続けたいです。

ーーウェブドラマ『復讐ノート2』に出演、ダンスサバイバル番組『Dance war』に参加するなど、音楽以外のフィールドにも活動の幅が広がっています。

Samuel:ドラマの出演に関しては本当に新しい挑戦だったと思います。自分の新しい一面を知ることができましたし、また一段、階段を上がれたかなと。演技にはもともと関心があったんですけど、実際にやってみるとかなり大変で。というのも、『復讐ノート2』で演じた役柄は、実際の自分とは正反対のキャラクターだったんですよ。できる限り役に入り込もうと努力しましたが、やり切れたかどうか……。「こうやって演じればいいのかな?」ということも少し捉えられたので、もし次の機会があれば活かせるかも。『Dance war』に関しては、たくさんの人たちと一緒に踊ったことで、「自分の実力はまだこれくらいなのか」と知るきっかけになりました。いまの限界も把握できたし、「ここをがんばろう」というポイントもわかったので、それは良かったかなと。自分にとってはすべてがステップだと思うし、今後の活動の広がりにもつながると思います。

ーーでは、ニューシングル『ONE -Japanese Ver.-』について。表題曲はエレクトロの要素を前面に押し出したダンスチューンですね。

Samuel:これまでにリリースした「SIXTEEN -Japanese Ver.-」「Candy -Japanese Ver.-」を聴いてくれた方は、いい意味でギャップを感じただろうし、想定外のジャンルだったと思います。最初の2曲はどちらかというと、スイートでかわいい雰囲気だったんですが、今回の「ONE」は男性的な魅力がある曲。その意外性に関心を持ってくれる方も多いし、反響もありますね。僕はもともとダンスシンガーなので、今回のような強いビート、ガンガンにベースが効いている曲が好きなんですよ。自慢するわけじゃないけど、歌のレコーディングもスムーズでした(笑)。

ーー強い恋愛感情を描いたリリックも、これまでより大人っぽくて。

Samuel:そうですね。「ONE」には“一人だけ”という意味もありますが、僕にとっての「ONE」はやはり、ファンのGARNET(Samuelのファンの呼称)のみなさんなんです。レコーディングのときも、そのことを意識しながら歌いました。BTOBのラッパーであるILHOONさんが参加してくれたのも良かったですね。ラップの録音にも立ち会ったのですが、声を聴いた瞬間に“いいな”と感じたし、伝える力もすごくあって。彼のラップが入ったことで、曲の良さがさらに活かされたと思います。

ーー「ONE」のMVはしっかりダンスを見せる内容。撮影はどうでした?

Samuel:とっても寒かったです(笑)。今シーズンいちばんの寒波が来ていたようで、映像を観てもらえればわかると思いますが、息が白いんですよ。1泊2日くらいの撮影で、かなり大変だったんですが、苦労して撮った価値のあるMVになりましたね。振り付けや全体の流れを含めて、僕の意見もかなり反映されています。特にダンスブレイク(間奏パートのダンス)はかなりの部分を振り付けしていて。将来的には、すべて自分の振り付けで構成してみたい気持ちもありますね。

■大人と子供の表情を見せるギャップも魅力

ーーカップリング曲の「TEENAGER」はタイトル通り、10代の気持ちをリアルに描いたナンバー。

Samuel:エレクトロのテイストが強くて、僕自身、すごく気に入っています。歌詞は確かに10代の感情を描いていますが、10代の方はもちろん、もっと上の世代の方も経験したことがある気持ちだと思うので、幅広いみなさんに共感してもらえるんじゃないかな。

ーー〈枠にはめて 指図ばかりは もうやめて〉というリリックもありますが、実際、こんな気持ちになることも?

Samuel:“枠”にはいろんな意味があると思うんですよ。空間的な“枠”もあるし、心のなかの“枠”もあるし、そのときに置かれた状況を“枠”だと感じることもあるだろうし。この曲のなかで歌っているのは、時間的な“枠”かな。「この辛い時期を飛び出したい」というか。

ーー時間的な制限を感じることもありますか? たとえば「やりたいことがあってもできない」とか。

Samuel:やりたいことはたくさんあるし、できるだけ実現させたいと思っていますが、一方で「人生のなかで、やりたいことを全部叶えるのはムリだろうな」とも感じています。なので、時間があるときは遊びに行っちゃいますね(笑)。

ーー(笑)。「TEENAGER」をライブで披露するときは、どんな感じになりそう?

Samuel:この曲の振り付けはすごく難しいんですよ。これまでの楽曲のなかでも、パフォーマンスの難易度はいちばん高いんじゃないかな。しっかり踊るのはかなり大変だけど、ステージを観てくれている人にパワーを与えることができると思います。「ONE」と同じように、振り付けにもいろいろなアイデアを出しているので、ぜひ楽しみにしてほしいですね。

ーーSamuelさんのファンには10代の方も多いと思いますが、伝えたいメッセージはありますか?

Samuel:同じくらいの世代のファンの方にお会いすると、僕自身も新鮮な気持ちになるし、喜びもあって。なにより感謝の気持ちを伝えたいですね。

ーー通常盤には「PRINCESS」も収録されています。

Samuel:曲を聴いてもらえればわかると思いますが、照れくさくなるほどスイートな曲ですね。僕の爽やかな歌声も聴きどころだと思っています(笑)。曲を表現するのは、演技に近いところもあって。この曲は、自分で楽曲の世界を把握して、そのなかに入り込むように歌っていますね。振り付けもとても爽やかなんですよ。でも、しっかり踊るパートもあるので、ステージで披露するのも楽しみですね。

ーーなるほど。ちなみにSamuleさんにとって“PRINCESS”は、どんなタイプの女性?

Samuel:そうですね……大人っぽくて、心が優しい女性かな?(笑)。

ーー最近の日本での活動についても聞かせてください。2月26日から3月12日かけて、オフィシャルストア『Samuel SHIBUYA109 POPUP STORE』が期間限定でオープンしました。Samuelさんも来店されましたが、いかがでしたか?

Samuel:ビックリしましたね。自分のグッズだけのショップなんて想像もしていなかったし、それが目の前にあったので。ベッドがあれば、「ここに住みたい」と思いました(笑)。ファンの方とも少し交流できたのですが、本当に僕に会いたいと思ってくれていたんだなと実感できて、すごく嬉しかったです。

ーーさらに雑誌『Popteen』の「第5回Popteenイケメン総選挙」にも参加。イケメンの意味、わかりますよね……?

Samuel:はい(照笑)。そういう活動も、自分の名前を広めて、たくさんの方に知ってもらうきっかけになったらいいなと。その一念ですね。

ーー最後に、最近気になっている音楽や映画について教えてもらえますか?

Samuel:ジョナス・ブルーをよく聴いてますね。「Mama」という曲があって、春から夏にかけてピッタリなので、ぜひ聴いてみてください。映画は『スパイダーマン』の新作(『スパイダーマン:スパイダーバース』)かな。もともとアクション映画が大好きだし、スパイダーマンを観たときも「このキャラクター、僕がやってもいけるんじゃないかな」って思いました。

ーーやっぱり自分自身の活動につながるんですね。

Samuel:音楽も映画もそうですが、「これを自分がやったらどうだろう?」というアイデアのもとになるので。もともと好奇心旺盛だし、何でもチャレンジしたいタイプなんです。

ーー本当にしっかり自分のことを考えてますよね。年齢よりもだいぶ大人だと思います。

Samuel:よく記者の方に「大人っぽいね」と言われますが、ときどき10代らしい話し方をするとみなさんに驚かれるんです。そういったギャップも僕の魅力なのかなとは思っていますが(笑)。

ーー同世代の友だちと過ごす楽しい時間もある?

Samuel:もちろんです! “TEENAGER”ですからね(笑)。

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