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デジタル声優アイドル 22/7 西條和・白沢かなえ・帆風千春が語る、“キャラクターになりきる”重要性

リアルサウンド

18/8/27(月) 16:00

 秋元康氏がアニプレックス、ソニー・ミュージックレコーズとタッグを組み、総合プロデュースするデジタル声優アイドル・22/7が、8月22日に3rdシングル『理解者』をリリースした。同作は前回に引き続いてMVもモーションキャプチャで撮影され、渋谷を舞台に思春期の複雑な感情が描かれた楽曲となっている。

 今回、リアルサウンドでは西條和、白沢かなえ、帆風千春の3人にインタビューを行い、新たにスタートした冠番組 『22/7 計算中』(TOKYO-MXほか)や、最新作、リーダーに就任した帆風の近況についてなど、話は多岐に渡った。(編集部)

「みんなを支えられるリーダーになりたい」(帆風)

ーーニューシングルのお話を聞く前に、前作の2ndシングル『シャンプーの匂いがした』リリース以降もグループとしてさまざまな動きがあったので、その中で印象深い活動や出来事を教えていただけますか?

帆風千春(以下、帆風):『シャンプーの匂いがした』以降はキャラクターとしての活動が増えた印象があります。その楽曲を初披露したディファ有明でのイベント(2018年2月のワンマンライブ『22/7 割り切れないライブ〜シャンプーの匂いがした〜』)でキャラクターとしてMCを行ったり、7月から始まったTVレギュラー番組(『22/7 計算中』(TOKYO MXほか)もキャラクターとして出演させていただいてるので、自分が演じてるキャラクターのことを考えて過ごす時間がすごく増えたんです。TV番組はモーションキャプチャを使って収録してるので、私たちの立ち振る舞いから言動まですべてキャラクターとしてのものになってしまうんですよ。だから“演じる”というよりも“自分がキャラクターになりきる”ところまできてしまった感じはあります(笑)。

西條和(以下、西條):それに『シャンプーの匂いがした』をリリースしてからは、外部のイベントに出演させていただく機会が増えたんです。私たちは“声優アイドル”として活動してるので、アイドルさんが集まるイベントと、声優さんが出演するイベントのどちらにも出させていただくんですけど、それぞれでお客さんの層とかノリ方が違うんですよ。個人的には、声優さんが多いイベントのほうが、私たちと一緒に声を出して盛り上がってくださる方が多い印象でした。

白沢かなえ(以下、白沢):私がいちばん印象に残ってるのは、YouTubeにアップされているキャラクターPV(「あの日の彼女たち」)のアフレコなんです。活動を始めた頃はMVぐらいしか自分のキャラクターを演じる機会がなかったんですけど、キャラクターPVでは私たちが初めてアニメに声をあてることになったので、自分たちの声でキャラクターの魅力を表現できるし、私たちがキャラを演じて伝えなくてはいけない責任感をより強く感じた瞬間になりました。

ーー声優としての自覚がさらに深まったわけですね。そんななか、帆風さんは先日にグループのリーダーに就任されて。

帆風:はい、取材でそのお話になったときぐらいしか実感が沸かないんですけど(笑)。意気込みとしては、22/7にはいろんな得意ジャンルを持ったメンバーがいて、例えばダンスのときはなごみん(西條)や(天城)サリーちゃん、パフォーマンス全体のことではかなえる(白沢)みたいに、みんなが場面場面で引っ張っていってくれてるので、私はみんなを支えられるリーダーになりたいんです。私もいつかは何か得意なことでみんなを引っ張っていきたいんですけどね。

白沢:私から見ると、ちはるん(帆風)は全部を引っ張ってくれてるので、いま話を聞きながら自分自身と周りからの認識は全然違うんだなって思いました(笑)。私たちのメンバーには自由な子が多くて、それぞれで動いてることがあるんですけど、そういうときに「集まって話し合おうよ」と率先して意見をまとめてくれるのは、いつもちはるんなんです。

西條:話し合いのときに、みんなそれぞれの意見を出し合うんですけど、自分と反対の意見が出たときにどうしていいのかわからないときがあるんです。そんなときにちはるんは、両方の意見を汲み取って「じゃあこういうのはどう?」って新しい提案をしてくれるので、本当にありがたいなと思ってて。

ーー二人とも帆風さんのリーダーぶりを大絶賛ですよ。

帆風:そんなそんな! なんか照れてしまって、二人の目を見れないです(笑)。でも、もっと精進しようと思います。

ーーそれと先ほど話題にも上がった初のTVレギュラー番組『22/7 計算中』ですが、みなさんキャラクターとして出演されていることもあって、いつもとは違う苦労や発見もあるのでは?

帆風:声だけではなく、実際に動いてキャラクターを演じることになるので、普段の自分の動きにも注意しなくてはいけないんです。例えば、私は普段猫背になりがちなんですけど、私の演じる佐藤麗華ちゃんはマジメな優等生なので、「普段から人に見られることを意識してるだろうから姿勢はいいだろうな」と思うと、番組の収録中はずっと姿勢を意識するようになりまして。普段の自分とのギャップを埋めていく作業が大変ですね。

西條:ロケの場合は、画面に自分自身は映らなくて、目線のカメラだけで実況しなくてはならないんです。このあいだは絶叫アトラクションに乗ったんですけど、私は「怖いな」と感じても自分の中で完結して言葉を発しないことが多いので、目線カメラの映像だけだと「怖い」と感じてる反応をわかってもらえなくて。自分的には、いま自分が何を感じてるかをちゃんと言葉にしないといけないことが大変でした……というか、まだ出来てないです(笑)。

ーーたしかに絶叫アトラクションのロケのときは沈黙が多かったので、画面的には何も変化がないシュールな映像になってました(笑)。

西條:ただ淡々としてる人みたいになってましたけど、私はすごく怖かったんです(笑)。ただ、私の演じる滝川みうちゃんはあまり怖がらない設定だったので、あのときは言葉を発しないことで上手くいきました(笑)。

白沢:それと私たち自身の存在がキャラクターとして認識されるので、スタッフさんからもキャラクターの名前で呼ばれるんですよ。その非日常感は楽しいです。でも、私の演じる丸山あかねちゃんはすごく頭が良い設定なので、しゃべるときは頭をフル回転させて、自分が知ってる難しい言い回しに変換して言葉を発さなくてはいけないんです。それが出来なくてどもってしまうこともあって、そこは課題ですね。

帆風:私も会話の中で何か思いついたとしても、そこで「佐藤麗華ちゃんならどうしゃべるだろう?」と一回考えなくちゃいけないから、テンポが遅れたり、しゃべるのを止めてしまうこともあるんです。キャラクターによっても間合いが変わってきますし、難しい点は多いですね。

西條:私はみうちゃんと似てるところが多いので、わりと近い感じでやらせていただいてますけど、本当のメンバー同士であったエピソードとか自分が経験したことを安易に話せないんですよ。キャラクターを演じながらそれを話すと、みうちゃんの経験したことになってしまうので。だから過去の話はタブーかもしれないです(笑)。

ーーそのように“デジタル声優アイドルグループ”としての新しい挑戦を行うなか、3rdシングル「理解者」の表題曲は力強い曲調で、グループとしての新たな一面を感じさせる楽曲になりました。楽曲をいただいたときの印象、歌ってみた感想はいかがでしたか?

帆風:これまで表題曲として歌ってきた曲の中では、いちばん迫力があってカッコいい曲だと思います。歌詞も人それぞれでイメージしやすかったり、共感できるフレーズがあると思うので、具体的に誰かに語りかけるようなイメージで歌うことができました。これはダンスの振りがついてから感じたことなんですけど、間奏明けの最後のサビに入るところで、なごみんがグルグルと回って、私がそれをパッと引き止めるところがあるんですよ。その部分の歌詞が〈扉を閉めないでバタンと閉めないで〉で、なごみんは本当にどこかに行ってしまいそうな雰囲気があるので(笑)、なごみんに語りかけるように気持ちを込めて歌えるんです。

西條:私はこの曲を駅で初めて聴いたんですけど、歌詞が最初から最後まで共感できるところばかりで、本当に息ができなくなるぐらい苦しくなったんです。人間なら誰もが持ってるワガママなところが細かく書かれてて、特に〈一人きりでは生きられないって わかっているのに憂鬱なんだ〉とかは、私自身にもそういう部分があるので苦しく感じて。でも、その分だけパワーを込めて歌える曲です。

ーー西條さんは曲中に挿入されるセリフのパートも担当されてますしね。

西條:あの部分はレコーディングでも何回も録り直したんです。1番のセリフは滝川みうちゃん、2番は(花川芽衣が演じる)斎藤ニコルちゃんが担当してて、私が言った言葉に対して応答してる感じになってるんですけど、私自身がみうちゃんの〈理解者〉になりたいという気持ちもひっくるめて、かなり自分の気持ちも入れて演じました。

白沢:私はこの曲を初めて聴いたとき、メッセージ性が強すぎて、一度聴いただけでは理解することができなかったんですよ。これまでの楽曲も聴く人によって解釈が違うことが多かったんですけど、今回の楽曲もそういう部分が強いので、複雑さが私たちの曲の魅力なんだなと思いました。歌詞も〈自分のこと殺してまで〉と強い言葉で書かれているのに、〈孤独は嫌だ〉という弱い気持ちも見せているギャップがあって、その複雑さと曲自体のカッコよさをパフォーマンスでも表現できたらと思っています。

ーー先ほど「歌詞に共感できるところが多い」というお話も出ましたけど、みなさんがそれぞれ自分の心情とマッチする歌詞のフレーズはありますか?

帆風:私はいちばん最後の〈いつの日にか気付くだろう 背中向けたのが 唯一の理解者〉という歌詞ですね。自分にとっての本当の理解者はいつもそばにいて声をかけてくれる人だと思ってたんですけど、この歌詞を見て、本当の理解者はいなくなったときに気づけるんだろうなと思って。私も物事が終わってから気づくということがあって、後悔するときは大体「あのときああしておけばよかった……」と思うので。

西條:私は〈自分のこと殺してまで 他人(ひと)を求めてない〉というところです。私は昔から他人にどう思われたいかを考えて行動することが苦手で、自分を偽って誰かに好かれるぐらいなら、いまの自分のままで嫌われたほうがいいと思うぐらいなんです(笑)。

白沢:私もなごみんと似てて、〈心のカーテン開いて(開いて) 目を細め生きるより 暗闇で息を潜める 僕は孤独が好きだ〉のところがすごく共感できます。私はインドア派なので、無理をして周りに合わせて生きるよりも、家の中とか自分の安心できるところでひとりで生きる感じが似てるなと思うんです。

ーーインドア派とのことですが、普段は家で何をされてるのですか?

白沢:何もしてないです(笑)。ボーッとしてることが多くて、普通にベッドでゴロンとしてるのが好きなんです。あとは料理を作ることも多くて、それこそ“食べるために料理する”というよりも“料理するために食べる”ぐらい、私にとっては料理が第一目的としてあるんです(笑)。料理をしてるときは自分にも集中できますし、周りに流されず自分の感性でいろいろできるんですよね。

「かなえる(白沢)は距離感が絶妙」(西條) 

ーーちなみにみなさん、22/7のメンバーの中で自分の〈理解者〉だと思う人は?

帆風:私は高辻麗ちゃんですね。二次元好きという趣味が一緒で、私が何か薦めたら麗ちゃんは気に入ってくれるし、私は麗ちゃんが薦めてくれたものを気に入ることが多くて、ハマるところも似てるんです。控え室ではずっと二次元の話ばかりしてます(笑)。

ーー帆風さんはツイッターのプロフィール欄に〈ゲーム (主にペルソナ3.4.5が好きです)〉と書かれてますものね。

帆風:そうなんです! 『ペルソナ』シリーズはすごく好きなんですよ。ただ麗ちゃんは〈ペルソナ〉をやってないので、そこは二次元の趣味の難しいところです(笑)。

ーー西條さんが〈理解者〉だと思うメンバーは?

西條:私は白沢かなえちゃんです。私はダンスのレッスンのときとか、自分の思ってることを言えないことが多いんですけど、そんなときにかなえるは「なごみんはどう思った?」ってわざわざ聞きにきてくれたりするんです。困ってるときは気づいて助けてくれるし、一人になりたいときはほっといてくれて、その距離感が絶妙なんですよ。考えてそうしてくれてるのかはわからないんですけど、無意識だったらすごいなあと思って(笑)。

白沢:特に何も考えてなかった(笑)。でも、パフォーマンスの面では、私となごみんの目指してるところに似てる部分があると勝手に思ってたので、悩んだときはまずなごみんに相談するんです。なごみんに聞くと「やっぱりそうだったんだな」と思うことができて、自分も安心できるんですよ。

ーー白沢さんがメンバーのなかで〈理解者〉だと思う人は?

白沢:私は帆風千春ちゃんです。趣味とかがピンポイントで合うわけではないんですけど、全体としての考え方が私と似てるんですよね。普段から「私もそう思ってた!」って思うことが多いんですよ。

帆風:たしかに! かなえるとは「どういうグループになっていきたいか?」とか「そのためにいま必要なものは何だろう?」とか、マジメな話で意見が合うことが多くて。そこからメンバーみんなに共有したり、もっと意見を聞くべきかを判断することが多いので、かなえるには私がすごく支えられてます(笑)。

白沢:あまりにも考え方が合いすぎるので、「いま自分が思ってることをちはるんも思ってるんだろうな」と思うようになったぐらいで。

帆風:アイコンタクトで通じ合うみたいな感じで、顔の表情を見て何となくわかるようになったよね(笑)。

ーーさて、22/7のMVは毎回みなさんがキャラクターをモーションキャプチャで演じて3DCGで表現されてますが、今回の「理解者」は渋谷の街中で激しめなダンスを披露する、これまでとはまた違った魅力を持つ映像に仕上がっています。みなさんが思う見どころは?

帆風:今回は8人のメンバーそれぞれにソロパートがあるんですけど、MVではそのパートと一緒にキャラクターの顔が映し出されるので、歌声とキャラクターが紐付いてわかるようになってるんです。それとキャラクターの表情がいままでのMVよりも繊細に表現されてて、今回は切なげで絶妙な表情になっているので、ぜひ注目していただきたいです。

西條:「理解者」という曲名ですけど、MVの中ではあまりキャラクター同士でベタベタしてなくて、隣に立っていてもそれぞれが違う方向を向いてたり違う表情をしてたりするんです。でも、ダンスではみんなで手を繋いだり、まとまった動きをしてるところが多いので、そういうギャップにも注目してもらえたらと思います。

白沢:今回のMVは渋谷が舞台なんですけど、実際に渋谷のスクランブル交差点で踊ることなんて普通は出来ないので、そこはアニメーションのMVならではの世界観になっていると思います。それと私は間奏に入る部分の、私たちの演じるキャラクター以外の通行人が早送りで動いてるところが好きなんです。私たち8人だけが周囲と時間の流れ方が違ってる演出になっていて、広い世界の中に8人だけという感じがするんですよね。

ーー個人的に印象的だったのがみんなが踏切の前で踊ってるシーンで、みうちゃんが真ん中にいて、残りのメンバーがその周りをグルグル回ってるところはインパクトがありますよね。

西條:最後に腕をパンと回して、そこから間奏に入るんですけど、私個人としてはそこは苦労したところで、撮影の当日に決まった振り付けだったんですよ。ピシッと決めなくてはいけなかったので何回もやり直しました。

ーーあと、初回仕様限定盤Type-Aに付属のDVDには、このMVに加えて、みなさんがモーションキャプチャで撮影を行っている模様を捉えたメイキング映像も収録されるとか。YouTubeに公開されてるダイジェスト映像を拝見したところ、涙を浮かべてるメンバーもいたようですが……。

帆風:モーションキャプチャの撮影のときは現場での変更がたくさんあって、その対応にすごく苦労したメンバーがいたり、振りもすごく激しいものだったので負傷者も出たんです。そんな状況の中でそれぞれが全力を尽くして完成したのが今回のMVなんですけど、特典映像にはその裏側の部分が詰め込まれてるので、それを観てからMVを楽しんでいただくと、見え方もだいぶ変わると思います。

白沢:自分の動きがすべてキャラクターの動きになるので、みんな自分が失敗するとキャラクターが失敗することになるのを嫌がって、こだわりを持って臨んでいて。

帆風:自分自身と戦ってる子が多いんですよ。パフォーマンスについても「もっとできるようになりたい!」と追求しながら葛藤してましたね。それに今回は振り自体が激しかったので、いままでの曲だと振り入れのときも汗をしっとりかく程度だったんですけど、今回はそんな程度では済まなくて。特になごみんは普段からあまり汗をかかないんですけど、「理解者」の振り入れとモーションキャプチャの撮影のときは汗を流したという伝説があって(笑)。

西條:私は代謝が悪いみたいで顔に汗をかかないんです。なのに、この曲の振り入れでは何時間もぶっ通しで踊って、生まれて初めて前髪が汗で濡れる経験をして。「ヤバい!」と思ってちょっとテンションが上がりました(笑)。

白沢:モーションキャプチャの撮影のときはヘルメットをガッチリ被ってるので、もはや汗をかいてるのかわからないぐらいだったんですけど(笑)。

「キャラクターの姿形は出来上がっているから、後は努力次第」(白沢)

ーーまた、今回のシングルにはタイプ別を含めて4曲のカップリング曲が収録されます。力強くも哀愁味のある「絶望の花」、清涼感のあるサウンドとサビの清らかなユニソンが印象的な「不確かな青春」など、さまざまなタイプの曲がありますが、それぞれの推し曲をレコメンしていただけますか?

帆風:私は「韋駄天娘」という曲が好きです。イントロから疾走感と力強さがあるので、きっとライブでもコールとかを入れていただきやすいと思いますし、11人曲で初めてそれぞれのソロパートがあるので、一人ひとりの声の特性に注目して聴いていただけると思うんですよ。普段は可愛い声質の子も歌声にはカッコいい感じになるギャップは、デジタル声優アイドルグループらしさを感じられる部分にもなってると思います。

西條:私は「未来があるから」です。この曲は歌詞が〈自分でも呆れるほど自分が好きになれない〉とか〈君が知ってる僕は 本当の僕じゃない〉とか、ウソはついてないけど正直でもないネガティブさを感じられて、私もそういうところにモヤモヤしたりすることが多いんです。やっぱり正直に生きたくても、100パーセント綺麗にはいかないじゃないですか。でも、曲調は爽やかでテンポもよい感じなので、暗くなりすぎずナチュラルに自分の思ってるネガティブなことを出せるんです。この曲を歌ってるときだけは、悪い世界にいない感じになれるというか。

白沢:私も「未来があるから」が好きなんですけど、いまのなごみんの話を聞いてて、自分は逆の考え方だなと思いました。爽やかさとネガティブさのギャップを感じるところはなごみんと同じなんですけど、私は自分の気持ちとして歌うのではなくて、このネガティブな気持ちも爽やかに表現したいという方向性を感じたんです。だからいま、話を聞きながらいろんな解釈の仕方があるんだなと思って。

ーー歌詞に受け手それぞれの解釈を受け止める余白があるところは、22/7の楽曲の特徴かもしれませんね。最後に、この9月にCDデビュー1周年を迎えるみなさんの、グループおよび個人としての2年目の目標を教えてください。

帆風:グループとしては、TV番組も始まって入り口も増えたと思うので、よりたくさんの方に私たちのことを知ってもらって、アニメファン、声優ファン、アイドルファンの方々をはじめ、いろんな人に愛されるグループになりたいという思いは、結成当初からずっと変わりなくて。なので2年目も、声優としてもアイドルとしても手を抜かず全力でやっていきたいです。個人の目標としては、メンバー同士も仲良くなって何でも言えるようになってきたので、ひとつひとつのお仕事やイベントのクオリティーを上げていきたいです。いままでは“フレッシュ”とか“初々しい”で済まされてきたところを、2年目は〈可愛い〉だけではない別の魅力を見つけてもらえるような人になりたいですね。

白沢:グループとしての目標は、この1年いろんなところでパフォーマンスや活動をさせていただいて、それぞれの欠点や改善点、伸ばしていくべきところがわかってきたと思うので、それをみんなで共有して、新しい声優アイドルの形という同じ目標に向かってみんなで突き進んでいきたいです。個人的な目標は、私自身がもっと努力してキャラクターの魅力を伝えられたらと思っています。キャラクターの姿形とかはもう出来上がっているので、後は私の努力次第で決まると思うんですよ。なので自分を磨けるだけ磨いて、みんなから愛されるキャラクターにできればと思っています。

西條:私はグループとしては、まだリアルメンバーとキャラクターを別々で見ていて一致してないというお話をよく聞くので、そこをもっとリンクさせて、どちらも認識していただけるようになればという気持ちがあります。個人としては……すごく個人的なんですけど、優しくなりたいです。

ーーまるで西條さんが優しくないみたいじゃないですか(笑)。

西條:優しくないんです(笑)。私もグループに入ってビックリしたんですけど、メンバーがみんな人間としてちゃんとしてるんですよ(笑)。みんなすごくいい人なので、逆に自分の性格の悪さが日に日に目立つように感じられて、毎日すごく気になってるんです。どうしたらいいのかはまだ掴めてないんですけど、ちょっとずつ人に優しくなりたいと思います。

ーー〈自分の気持ちに正直でありたい〉という思いとの葛藤も生まれそうですが。

西條:そうですね、私は人に合わせて発言することがあまり得意ではないんですけど、最近、人間関係を築く上ではそういうことも大事なんだなと思うことが増えてきたんです。いまはそれをどうしようか考えてるところで。みんなが良い人だから、こんな私でもなんとか許してもらってるんですけど(笑)。

(取材・文=北野創/撮影=三橋優美子)

■リリース情報
『理解者』
発売中
初回仕様限定盤Type-A
CD+DVD+トレカ(Type-Aアーティストトレカ11種のうちランダムで1枚を封入)¥1,800(税込)
初回仕様限定盤Type-B
CD+DVD+トレカ(Type-Bアーティストトレカ11種のうちランダムで1枚を封入)¥1,800(税込)
通常盤¥1,200(税込)
<CD収録内容>
・初回仕様限定盤Type-A
M1.理解者
M2.絶望の花(共通カップリング曲)
M3.韋駄天娘(各タイプ別カップリング曲)
M4.理解者-off vocal ver.-
M5.絶望の花(共通カップリング曲)-off vocal ver.-
M6.韋駄天娘(各タイプ別カップリング曲)-off vocal ver.-
・初回仕様限定盤Type-A
M1.理解者
M2. 絶望の花(共通カップリング曲)
M3.不確かな青春(各タイプ別カップリング曲)
M4.理解者-off vocal ver.-
M5. 絶望の花(共通カップリング曲)-off vocal ver.-
M6.不確かな青春(各タイプ別カップリング曲)-off vocal ver.-
<DVD収録内容>※初回仕様限定盤Type-A、B封入特典
未定
「購入者抽選招待イベント応募券 or スペシャルプレゼント応募券」1枚封入
※購入者抽選招待イベント応募券 or スペシャルプレゼント応募の方法などの詳細は22/7オフィシャルHPにて後日発表。

『22/7 3rdシングル「理解者」発売記念 個別握手会』
東京都内某所
9月2日(日)(「理解者」衣装)
東京都内某所
9月23日(日)(メンバー私服)
詳細はforTUNEmusic HPまで。

■イベント情報
『22/7 計算中 Special Event』
9月20日(日)
開場18:30/開演19:30
会場:マイナビBLITZ赤坂
チケット代:¥1,080(税込)(ドリンク代別)

■番組情報
『22/7 計算中』
TOKYO MX毎週土曜23:00~
BS11 毎週水曜25:00~
AbemaTV 毎週火曜23:30~
出演者:
河野都(CV.倉岡水巴)
齋藤ニコル(CV.花川芽衣)
佐藤麗華(CV.帆風千春)
立川絢香(CV.宮瀬玲奈)
戸田ジュン(CV.海乃るり)
藤間桜(CV.天城サリー)
丸山あかね(CV.白沢かなえ)
MC:三四郎

■関連リンク
22/7オフィシャルHP
22/7スタッフTwitter
『22/7 計算中』Twitter

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