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いま、最高の一本に出会える

「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」リバイバル上映会にて、左から塚田英明、坂本浩一、三条陸。

「仮面ライダーW」リバイバル上映にファン集結、坂本浩一「新作オファー待ってます」

ナタリー

19/2/16(土) 23:21

「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」のリバイバル上映会が本日2月16日に東京・渋谷TOEIで行われ、脚本を担当した三条陸、プロデューサーの塚田英明が舞台挨拶に登壇。監督を務めた坂本浩一もサプライズで参加した。

「平成仮面ライダー映画・あの名作をもう一度!キャンペーン」にて“みんなで応援したい映画”の1位に選ばれた「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」。2009年9月から2010年8月まで放送された「仮面ライダーW」の劇場版として2010年8月7日に公開された。

本日は応援上映が行われ、三条は「皆さんのテンションの高さに圧倒されました! ひと昔前の作品でこんなに盛り上がってくれて、がんばって作った甲斐がありました」と満面の笑み。塚田は劇中で園咲琉兵衛が発する「街に救われたな、仮面ライダー」というセリフを出しつつ「この映画が1位を取ったんじゃなくて、皆さんに1位を取らせてもらったんだと思います……この“いいこと”を言おうと思って来ました(笑)」と冗談を交えて感謝を伝えた。

司会者がもう1人のゲストの存在を明かすと、坂本が客席からステージ上に勢いよく回転しながら現れる。「監督ー!!」と歓声が飛び交う中、坂本は「ひさしぶりに劇場で観たのもあってジーンと涙を流しながら観ていました。歳取るとちょっと涙もろくなるので……」とコメント。「仮面ライダーW」で初めて「仮面ライダー」シリーズの監督を務め、この劇場版でもメガホンを取った坂本は「こうやりたい、ああやりたい、こういうのが観たい!というものをすべてリクエストして、いろんな実験をしました。ワイヤーを使ったりバイクアクションにこだわったり」と当時を振り返る。

また「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」では菅田将暉演じるフィリップがフィーチャーされており、坂本は「菅田くんが初めての泣き芝居をしました。今では(演技の)マスターですけど、当時はどう感情を持っていくかもわからなかったみたい」と明かす。塚田は「菅田くんは『W』でデビューだったから 、今度の映画はフィリップがメインでと決めたとき、ちょっとざわついたんです。でも見事大役を果たしてくれました」と労った。

同作で大道克己 / 仮面ライダーエターナルを演じた松岡充のキャスティングの話になると、塚田は客席にいたプロデューサーの高橋一浩を壇上に呼ぶ。高橋は「松岡さんは青春時代の憧れ。ビジュアル系ではいらっしゃるけど、骨太な詩を書かれていたので」と述べ、熱い気持ちをしたためたメールを送ったことなどを説明した。さらに裏話として、三条がAからZまでのガイアメモリの名前決めに苦労した話も。CはCyclone、HはHeatなど考えていく中、頭に「E」を表す三本角を携えた敵ライダーのキャラクターデザインが先に決まっていたという。そこでロマンチックかつ風格があり、メモリを全部停止させる能力もあったことから「エターナル(Eternal)」になったと話す三条。「エターナルを思いつくまで苦労しました」と当時を回想しながら嘆いた。

最後は週刊ビッグコミックスピリッツで連載中のマンガ「風都探偵」の話題に。青年誌という媒体で新しく「W」の話を始めるにあたり、当初は左翔太郎 / 仮面ライダージョーカーの物語が予定されていた。しかし同マンガの脚本担当でもある三条によれば「みんなあのコンビが好きなわけで。マンガで『2人とも元気だよ』というところをファンの方に見てもらいたかった」ということで、ストレートに続編として開始されたという。

締めの挨拶では、塚田が「僕にとって『W』はずっとやっていたい作品。『風都探偵』でまだまだやっておりますし、これから何があるかわからないので応援し続けてください」と話すと、坂本は「ぜひ『W』の新作のオファー待っておりますので!」とアピール。三条は「僕にとっては“いつまでもやっている”作品(笑)。皆さんが変わらず愛してくださるおかげでマンガもヒットしています。10年前の作品でも変わらぬ熱量を感じています」と深い感謝を示した。

なお本日のイベントでは「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」も上映された。2月28日には「風都探偵」の5巻が発売となる。

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