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KOTORI(Photo by Masanori Fujikawa)

KOTORI、“全ガロング”セットリストで臨んだツアーファイナル終幕

ナタリー

19/5/4(土) 21:04

KOTORIが4月29日にライブツアー「LOCAL MATCH 2019」の最終公演を神奈川・横須賀かぼちゃ屋で行った。

横山優也(Vo, G)いわく「行きたいところにやりたいバンドと行った」という今回のツアー。最終公演が行われた横須賀かぼちゃ屋は、ステージとフロアの間に段差や柵がないことが特徴のライブハウスで、観客は普段よりも近い距離でKOTORIのライブを楽しんだ。彼らはこの日のオープニングナンバーとして「素晴らしい世界」をセレクト。序盤から繰り広げられる熱演を受けて、観客はステージ上まで押し寄せた。横山は興奮したように「やべー!」と叫びつつ、「一番前の人がんばってください。支え合って生きていきましょう」と過熱気味の観客を気遣った。その後KOTORIはさわやかなサウンドの「19歳」、ブラストビートが印象的な「1995」と疾走感あふれる楽曲を続けた。

横山は満員のフロアを嬉しそうに見渡しながら、「最高のゴールデンウィークにしてもらうべく、今日はすごいセトリなんで。全通しシンガロング、“全ガロング”でお願いします」と要求。横山の歌い出しから歓喜の声が上がった「6月」では、彼の「ほら、シンガロングポイント!」という言葉を受けて演奏が一時ストップ。場内には横山と観客の歌声のみが響き渡った。彼らの緩急豊かな演奏でフロアが熱を帯びていったのは「4号線」。次に届けられた「ドラマ」では上坂仁志(G, Cho)と佐藤知己(B)が美しいユニゾンを織り成して観客を魅了した。

ライブ中盤には「ラッキーストライク」をはじめとした、四季を感じさせるような歌詞の楽曲が多く披露された。彼らは「シャンプー」では夏の情景を演奏で表現し、冬がテーマの「オリオン」では情感たっぷりにパフォーマンスした。横山がMCではなく “休憩”だと説明した時間を挟んでから披露されたのは人気曲「トーキョーナイトダイブ」。上坂の感傷的なアルペジオに観客は聴き入った。15曲を終えたところで横山は「今日で(細川)千弘がサポートドラム卒業しちゃうんですよ」と観客に告げる。フロアから残念そうな声が上がったところで彼が、「これからは正式メンバーになります」と発表するとこの日一番の大歓声が上がった。観客の拍手を受けて細川千弘(Dr)がマイクを取り、「KOTORIのドラムの千弘です。カッコいいドラム叩いて、いい音楽やってくんで、よろしくお願いします!」と挨拶した。

ニューシングル「HANE」に収録されている新曲「ファーストインパクト」「羽」などが演奏されて、ライブはいよいよ佳境へ。本編最後に演奏されたのは、「羽が生えたらあとは風を受けるだけです」という横山の前置きから始まった「kaze」。横山は観客の1人に自身のギターを預けると、フロアに飛び込んで歌唱するパフォーマンスを披露して、場内を大いに盛り上げた。

熱烈なアンコールを受けてステージに戻った彼らは、再び「素晴らしい世界」を披露。細川の躍動感あふれるドラミングから始まるこの曲では、横山の「こっち来ていいよ!」という一言でステージ上に観客が詰めかけた。彼らは横山に向かってシンガロングをしたり、細川の前で嬉しそうに拳を突き上げたりと、バンドに対する熱情を思い思いに表現した。混沌とした場内で、横山は達成感に満ちた笑顔で「ありがとうございました!」と叫んでこのツアーの幕を下ろした。

なおKOTORIは6月23日に東京・下北沢で自主企画サーキットイベント「TORI ROCK FESTIVAL 2019」を行う。イープラスでは5月12日23:59までチケットの先行予約を受け付けている。

KOTORI「LOCAL MATCH 2019」2019年4月29日 横須賀かぼちゃ屋セットリスト

01. 素晴らしい世界
02. 高鳴る胸に鐘をならせ
03. 19歳
04. 1995
05. SUPERCAR
06. 6月
07. 4号線
08. Blue
09. ドラマ
10. ラッキーストライク
11. シャンプー
12. オリオン
13. トーキョーナイトダイブ
14. 明日には世界が変わるとしても
15. life.
16. ファーストインパクト
17. RED
18. EVERGREEN
19. ジャズマスター
20. さよなら
21. 羽
22. kaze
<アンコール>
23. 素晴らしい世界

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