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T字路s「PIT VIPER BLUES Release Tour」の様子。

T字路s「PIT VIPER BLUES」リリースツアー閉幕、LIQUIDROOMで物語にひと区切り

ナタリー

19/5/3(金) 19:58

T字路sが4月26日に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブツアー「PIT VIPER BLUES Release Tour」のファイナル公演を行った。

1月に2ndアルバム「PIT VIPER BLUES」がリリースされたことを記念し、3月から4月にかけて全国7都市で行われた「PIT VIPER BLUES Release Tour」。ファイナル公演は伊東妙子(G, Vo)の「あと4日で元号が変わるそうですけど、私たちにとっては今夜が大きな一区切りです。ツアーファイナル、楽しんでいただけますように!」という言葉で幕を開け、序盤には「はじまりの物語」「ふりこのように」が立て続けに披露された。その後、伊東はエレクトリックギターとアコースティックギター、篠田智仁(B)はエレクトリックベースとウッドベースを曲によって持ち替えながら、新旧織り交ぜた楽曲をプレイ。大勢のファンで埋まったフロアに「PIT VIPER BLUES」収録の春のナンバー「春を待ってる」や、初期の楽曲「その日暮らし」を響かせた。

伊東は「交差点」の演奏後に「今日はLQUIDROOMという人生の交差点でT字路sに出会ってくださってありがとうございます」と感謝の気持ちを述べ、さらに「流れ者」を歌ったあとに「うれしくて笑いだしたいような、高ぶって泣いちゃいそうな不思議な気持ちです。それでいて金色の草原を走り回っているような軽やかな気持ちもあり。要はとっても幸せだってことです」と挨拶する。「今朝の目覚めは悪かった」の間奏では軽やかなギターソロを決めてオーディエンスから歓声を浴びていた。続いて2人は森進一「襟裳岬」のカバーや、カリプソを取り入れたナンバー「レモンサワー」を披露。会場に熱気が漂う中、ライブ前半を終えた。

休憩と伊東による恒例のグッズ紹介を挟み、T字路sは映画「下衆の愛」の主題歌「はきだめの愛」でライブを再開。ロックステディナンバー「Eddie」、モータウン調の「孤独と自由」、しっとりした曲調のアコースティックナンバー「遠くはなれて」などを次々に畳みかけてファンを魅了していく。続くMCでは、伊東が「今まではレコーディングが終わったら『やっと終わった』という気持ちになっていたんですけど、今回は終わりが近付いてくるとさみしくなって、泣きたくなってきて。いいものができたという満足感はあるんだけど、夢のような日々が終わってしまったという思いが大きかったです」とレコーディングを振り返りつつ、「PIT VIPER BLUES」に対する思いを語った。そして2人は、“本当の自分の気持ちから目をそらさず生きていこう”という内容の歌詞が印象的な「暮らしのなかで」を披露。人生の応援歌である代表曲「泪橋」、軽快なリズムの「さんぽみち」でフロアを沸かせたのち、「T字路sのテーマ」でコール&レスポンスを繰り広げてライブ本編を締めくくった。

アンコールに突入すると、伊東の「私の“これさえあれば”と言えばやっぱり音楽……ではなく、私たちの音楽を楽しんでくれる人たちが目の前にいればほかにはなにもいらないのであります!」という叫びを合図に、T字路sは「これさえあれば」をプレイする。さらにカンザスシティバンド「新しい町」が演奏され、会場の空気が1つになったところでライブが終演するかと思いきや、2人は熱烈なダブルアンコールに応えて再びステージへ。伊東は「去年の夏から続いてきた物語がひと区切りして、明日からまた新しい物語だぜ。ありがとう!」と語り、「愛の讃歌」を熱唱。ギターとベースのサウンドと共に、伊東の力強い歌声がLQUIDROOMに響き渡った。

なおT字路sは7月から10月にかけて「PIT VIPER BLUES Release Tour」のパート2を開催する。

T字路s「PIT VIPER BLUES Release Tour」
2019年4月26日 LIQUIDROOM セットリスト

1部

01. はじまりの物語
02. ふりこのように
03. 春を待ってる
04. その日暮らし
05. 交差点
06. 少年(オリジナル:浅川マキ)
07. 流れ者
08. 最後の手紙
09. 今朝の目覚めは悪かった
10. 襟裳岬(オリジナル:森進一)
11. レモンサワー

2部

01. はきだめの愛
02. 電気椅子
03. 花束
04. Eddie
05. 孤独と自由
06. 遠くはなれて
07. 逃避行
08. 暮らしのなかで
09. 泪橋
10. さんぽみち
11. T字路sのテーマ
<アンコール>
12. これさえあれば
13. 新しい町(オリジナル:カンザスシティバンド)
<ダブルアンコール>
14. 愛の讃歌

T字路s「PIT VIPER BLUES Release Tour Part2」

2019年7月6日(土)岡山県 MO:GLA
2019年7月7日(日)愛媛県 松山キティホール
2019年7月13日(土)神奈川県 THUMBS UP
2019年7月20日(土)愛知県 旧豊田東高校 TOYOTA BUDOKAN
2019年7月21日(日)京都府 磔磔
2019年8月24日(土)静岡県 HAMAMATSU FORCE
2019年9月7日(土)新潟県 WOODY
2019年9月8日(日)長野県 ネオンホール
2019年9月20日(金)福島県 郡山CLUB #9
2019年9月21日(土)岩手県 the five morioka
2019年10月4日(金)石川県 もっきりや
2019年10月5日(土)富山県 MAIRO
2019年10月19日(土)沖縄県 桜坂劇場 ホールA
2019年10月21日(月)沖縄県 JAZZ BAR すけあくろ

※記事初出時、本文の一部に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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