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いま、最高の一本に出会える

篠田千明×BARRAK「イスラ!イスラ!イスラ!」より。(撮影:石田祐規 / 渋都市)

篠田千明×美術家集団の“ライブインスタレーション”「イスラ!」開幕

ナタリー

19/3/9(土) 12:40

篠田千明演出による「イスラ!イスラ!イスラ!」が、本日3月9日に沖縄・BARRAKで開幕する。

演出を手がける篠田と、沖縄県那覇市大道でアトリエを共有している美術家集団・BARRAKがコラボレートし、彼らが所有するオルタナティブスペースで、神里雄大(岡崎藝術座)の戯曲「イスラ!イスラ!イスラ!」を原作とした作品を上演する本企画。3階建てであるBARRAKの空間を活かした“ライブインスタレーション”が繰り広げられる中、観客は会場内を歩き回りながら作品を“体験”する。

篠田は「今回の作品は、バラックという場所とバラックのみんなと作りたい、というのが一番の動機でしたが、この島の時空劇をどうやって展示をつくる作家と話したらいいのか、じつは考えあぐねていました」と前置きしつつ、「だけど、ある時にふと、展示だから時間軸がひとつじゃなくていいんだ、と改めて当たり前のことを大発見できて、時間はひとつの幹じゃなくていい、長いことも短いこともいくつも同時に存在できるってことが、一気に頭の中をかけてぬけて、迷わなくなりました」とコメント。また、「たくさんの時間の間を歩き回り、今目の前で発せられる言葉の気流にまきこまれてください」と観客にメッセージを送った。

上演時間は約1時間40分。公演は本日3月9日と明日10日のほか、16・17日にも行われる。

※初出時より、本文の表現を一部変更しました。

篠田千明コメント

今回の作品は、バラックという場所とバラックのみんなと作りたい、というのが一番の動機でしたが、この島の時空劇をどうやって展示をつくる作家と話したらいいのか、じつは考えあぐねていました。

だけど、ある時にふと、展示だから時間軸がひとつじゃなくていいんだ、と改めて当たり前のことを大発見できて、時間はひとつの幹じゃなくていい、長いことも短いこともいくつも同時に存在できるってことが、一気に頭の中をかけてぬけて、迷わなくなりました。
友人が昔、美術はある/ないを扱い、演劇はいる / いないを扱う、と教えてくれたことも思い出し、テキストはその両方に生きているから、いなくても、あればいいんだ、と、戯曲からどのセリフを発話すればいいか、もそれなら現在進行形にしぼろう、とふっきれました。

たくさんの時間の間を歩き回り、今目の前で発せられる言葉の気流にまきこまれてください。

篠田千明×BARRAK「イスラ!イスラ!イスラ!」

2019年3月9日(土)・10日(日)、16日(土)・17日(日)
沖縄県 BARRAK

原作:神里雄大
演出:篠田千明
出演:BARRAK、MAVEL ほか

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