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二宮和也と相葉雅紀、レギュラーラジオで届けた思い オンエアされた嵐の楽曲から感じたこと

リアルサウンド

19/2/16(土) 6:00

 2020年12月31日をもって、活動休止期間に入る嵐。1月27日の活動休止発表を経て、メンバーの二宮和也と相葉雅紀が、それぞれのラジオで自身の想いを語った。

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 二宮は、2月3日オンエアの『BAY STORM』(bayfm)終盤で、同件についてコメント。「本当に、会見で話した通りでございます」と終始明るく語りながら、「常に5人でいろいろなことをやってきたし、5人で迎えた20年ということもありまして。4人とか6人になっても、それは“嵐の人間が嵐でない”と感じてしまう」と、あくまで嵐は5人でなければ成り立たないことを強調。最後には「あとざっくり2年近くありますので、我々らしく変わらず楽しく、みなさんと一緒にやっていきたいなと思います」と、ポジティブな雰囲気のまま番組を締めくくった。

 また、相葉は2月8日オンエアの『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)に出演。番組冒頭から、今回の発表について切り出した。相葉も二宮と同じく、「本当に、会見でもコメントでもファンの皆さんへ向けた動画でもそうですけど、そこで語ったことが全てなんですけど」と、当時の心境を振り返る。続けて「みんなで納得した答えがひとつ出せたなと」と、メンバー全員による意見の一致を示しながら、ファンに向けて「寂しい思いをしている方たちもたくさんいると思うけれども……」と、配慮の言葉を投げかけた。

 さらに、リスナーから届いた番組宛メールも紹介。「私たちに幸せをいっぱいくれた分、嵐さんにも幸せになってもらいたいです。5人の幸せは、私たちの幸せでもあります」といった心温まる言葉に対して、相葉は「本当にみんなに愛されているグループなんだなって、改めて感謝の気持ちでいっぱいですね」と、その実感を噛み締めていた。

 両番組内では、二宮と相葉それぞれが嵐の楽曲をオンエアする一幕も。相葉が選曲したのは「Still…」と「Believe」の2曲。「Still…」は、2007年発売の20thシングル『Happiness』収録曲。新たな旅立ちを歌った同楽曲は、ファンの間で恋愛や友情など、そのテーマについて議論が交わされているようだ。一方の「Believe」は、2009年発売の25thシングル『Believe/曇りのち、快晴』表題曲。時に孤独や不安を感じながらも、自身の夢に向かって邁進する決意を歌った力強い楽曲だ。

 そんな「Still…」のサビには、〈たぶんあの時僕らは歩き出したんだ 互いに違う道を/いつかあの想いが輝き放つ時まで〉と、活動休止を迎える嵐の現状に重なるワンフレーズが見られる。しかしながら、グループそのものが解散するわけではない。同楽曲終盤の〈これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり〉という一節のように、彼らの未来は希望に満ち溢れている。相葉は同楽曲オンエアを通じて、そんなメッセージを伝えようとしていたのかもしれない。

 また「Believe」には「Still…」と同じく、“道”という言葉が奇しくも登場する。それは、〈そう 僕らはずっと待ってる いつまでだって待ってる どこまでも続いてゆく道で〉という印象的なサビのワンフレーズ。これは、嵐のメンバー自身がそれぞれの旅路の上で、来るべき“再集結”の時を意識しているかのようにも聴こえてくる。彼らのファンにとっても、〈いつまでだって待ってる〉というのは一番の本音に違いない。

 その一方、二宮のラジオではリスナーからのリクエスト楽曲を届けることに。同日のオンエアでは、「Winter days」と「To my homies」の2曲が選ばれた。なかでも「To my homies」は、2016年10月発売の15thアルバム『Are You Happy?』収録曲。櫻井翔によるプロデュース曲だ。肩の力が抜けたヒップホップ寄りのトラックが心地よく、ラップ詞は櫻井がメンバーからの要望を聞きながら考案。楽曲を通して互いを想い合う嵐5人の関係性が存分に伝わってくる。

 同楽曲メインパートの歌い出しを耳にすれば、その意味も自ずと感じられることだろう。〈痛みも楽しみも 全てを受け入れて 真っ正面から行こうよ 愛を信じてる〉という同フレーズには、嵐のイメージがそのまま詰め込まれているようである。また、タイトルにもある“homies”は、気の知れた友人や仲間たちを指す言葉だ。彼らのファンが、このタイミングで「To my homies」を選んだ粋な計らいにも、自然と想いを寄せてしまう。

 前述の活動休止を発表した記者会見で、大きな決断をした今だからこそ思い出される楽曲を尋ねられた嵐。その際に、メンバーは意表を突かれながらも、思い当たる楽曲が「あり過ぎる」と回答していた。

 今回のラジオ番組からも感じられたように、嵐の楽曲はその時々において、最も相応しい聴こえ方で届いてくる。本稿で紹介した楽曲もまた、まるで今回のシチュエーションそのものを描いたかのようだった。そしてそれは、今後の再集結やその先の未来でも同様なのだろう。そんな楽曲の数々を歌う嵐がいてくれるからこそ、ファンもまた彼らへの“愛を信じる”ことができるに違いない。(青木皓太)

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