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『解放区』上映委員会

あいりん地区の「どん底の人間」捉えた映画『解放区』、2019年劇場公開

CINRA.NET

19/3/11(月) 18:00

映画『解放区』が2019年に公開される。

2014年に制作され、約5年の歳月を経て一般公開が決定した同作は、地域再開発プロジェクト「西成特区構想」の対象となった「あいりん地区」こと大阪・西成の釜ヶ崎に漂着する若者たちの姿を、ドキュメンタリーの手法を用いて映し出した作品。ドキュメンタリー作家志望の主人公スヤマが、かつて釜ヶ崎で出会い、10代で夢や希望を見失っていた少年たちのその後を追う企画を立ち上げて単身釜ヶ崎に乗り込むが、一夜を共にした女性に所持金を奪われ、恋人やかつての取材相手とも連絡が取れなくなり、やがて街の奥に足を踏み入れていくというあらすじだ。英題は『Fragile』。

監督、脚本、編集、主演は、テレビ番組『情熱大陸』の演出などを手掛け、俳優や映画監督としても活動する太田信吾が務めた。そのほかのキャストには本山大、SHINGO☆西成、琥珀うた、山口遥、佐藤亮、岸建太朗、KURA、鈴木宏侑、朝倉太郎、青山雅史、ダンシング義隆が名を連ねる。

太田監督は「映画『解放区』を大阪市西成区・釜ヶ崎で撮影して5年。様々な困難を経て、劇場公開が決まったことを嬉しく思います。今年は釜ヶ崎にとって節目の年です」「『日雇い労働者の街』だった釜ヶ崎は大きな変動の時期にあります。この映画はそんな変わりゆく街・釜ヶ崎を記録・記憶した貴重な映画です。みなさんとシェアできたら嬉しいです。劇場で、お待ちしております」とコメント。

太田監督は、2014年に映像制作者の支援と映像文化の発信を目的とするプロジェクト「シネアスト・オーガニゼーション大阪」の助成対象監督に選出。『大阪アジアン映画祭』での上映を目指して『解放区』の制作を開始したが、大阪市の内容修正指示を拒否したため上映は中止された。太田監督は助成金を返還し、作品の自主上映と映画祭への出品を実施。2015年に『第27回東京国際映画祭』日本映画スプラッシュ部門、2017年に『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』ゆうばりシネマテークに出品された。

太田信吾のコメント

映画「解放区」を大阪市西成区・釜ヶ崎で撮影して5年。様々な困難を経て、劇場公開が決まったことを嬉しく思います。今年は釜ヶ崎にとって節目の年です。ドヤ街の象徴でもあった通称「あいりんセンター」が建て替えのため仮移転になり、現在の建物は取り壊しになるのです。撮影当時、街のそこかしこに立っていた覚せい剤の売人達は、表通りから姿を消しました。ゲストハウスや介護・福祉施設に用途を変える簡易宿泊所も増え、「日雇い労働者の街」だった釜ヶ崎は大きな変動の時期にあります。この映画はそんな変わりゆく街・釜ヶ崎を記録・記憶した貴重な映画です。みなさんとシェアできたら嬉しいです。劇場で、お待ちしております。

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