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「惡の華」1巻書影

「惡の華」が監督・井口昇×脚本・岡田麿里で実写映画化、押見修造が監督を逆指名

ナタリー

18/11/8(木) 8:00

押見修造のマンガ「惡の華」の実写映画化が決定。「覚悟はいいかそこの女子。」の井口昇が監督を務め、「さよならの朝に約束の花をかざろう」の岡田麿里が脚本を手がけることがわかった。

「惡の華」は山々に囲まれた町に住む少年たちの危うい日常を描く青春白書。閉塞感のある日々に息苦しさを感じる春日高男は、ある日クラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着をはずみで持ち出してしまったところをクラスの変わり者・仲村佐和に見られてしまう。その後、秘密をばらさない代わりに仲村は春日と奇妙な共犯関係を結ぶが、仲村の命令は日々エスカレートしていく。2013年にはテレビアニメ化され、2016年には清水尚弥が主演を務め舞台化された。

押見が長年井口のファンであり、「惡の華」を生み出す際にも影響を受けていたことから、実写化にあたって井口を逆指名をしていたという。押見は「1番楽しみにしている観客は僕だと思います! さらに、岡田麿里さんの脚本が絡み合うことで想像以上のものが出来ると思っています」と熱烈な期待を寄せている。井口も、原作を初めて読んだときから映画化を希望していたと語り「長い片思いのような気持ちを抱え続け、遂に実現できる事になりました」と喜んだ。岡田は「『惡の華』が持ついくつかのテーマは、誰しもの思春期と重なる部分があると思います。皆さんの中の少年少女が疼くような、そんな作品になるといいなと思います」とコメントしている。キャストの情報は続報を待とう。

「惡の華」は11月より撮影がスタートし、2019年に全国でロードショー。

井口昇 コメント

「惡の華」を初めて読んだ時、最初の数ページで「これは絶対に映画にしたい。そのために映画監督になったのではないか」と全身に電流を浴びたような衝撃と直感に満ち溢れました。
長い片思いのような気持ちを抱え続け、遂に実現できる事になりました。
毒のある過激さだけではない普遍性と、孤独を感じる少年少女への共感が、「惡の華」に人々を惹きつける理由だと思います。
今を生きる観客が求める題材とリンクしてきた「惡の華」こそ、今映画にするべき作品だと思っています。

岡田麿里 コメント

自意識の暴走と、どうしようもない焦燥と、それらが引き起こす羞恥と、土地がもたらす閉塞感と……。
「惡の華」が持ついくつかのテーマは、誰しもの思春期と重なる部分があると思います。
皆さんの中の少年少女が疼くような、そんな作品になるといいなと思います。

押見修造 コメント

井口昇監督に「惡の華」を撮って頂くことは、長年の夢でした。
僕の魂を救ってくれて、物語の作り方の手本にしてきたのが井口監督の作品だったからです。
「惡の華」を描く上でも多大な影響を受けました。
ですので、1番楽しみにしている観客は僕だと思います!
さらに、岡田麿里さんの脚本が絡み合うことで想像以上のものが出来ると思っています。
本当の、切実な、胸に突き刺さる「変態」を観れることを心待ちにしています。

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