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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

嵐、ベスト盤付属のライブ映像を堪能 “ワル嵐”な一面見られる楽曲をピックアップ

リアルサウンド

19/7/3(水) 7:00

 6月26日に発売された嵐のベストアルバム『ARASHI 5×20 All the BEST!! 1999-2019』の初回限定盤②に収録されている、歴代コンサートの中から厳選された映像を収めた「ARASHI LIVE CLIPS」が最高だった。

(関連:嵐、ベストアルバムがミリオン突破 「5×20」メイキング映像で語られた20周年への思い

 筆者自身、実はこれまで嵐のコンサート映像はそれほど観たことがなく、主に耳から嵐を入れるタイプのいわゆる“耳嵐”だったのだが、今回改めて嵐のパフォーマンスを観てその圧倒的なカッコ良さに『VS嵐』のローリングコインタワーの終盤かのごとく崩れ落ちた。

 そして慌てて着ていたダブルパーカーを脱ぎ捨て筆を執っている次第だ。この「ARASHI LIVE CLIPS」、誰もが知っている有名曲やライブの定番曲まで実に様々なライブ映像が収録されているが、特に最高だったのが見るだけで動悸息切れが止まらなくなりそうな圧倒的な色気を醸す曲たちだ。

 ふだんバラエティ番組などで見せる良い意味での“近所のお兄ちゃん感”や、「A・RA・SHI」「Love so sweet」などの楽曲で見せる“THEアイドル的”な嵐とはまた違う、スタイリッシュでクールかつギラついた嵐。今回はそんな“ワル嵐”を堪能できるライブ映像をいくつかピックアップしつつ、その魅力を語っていきたい。

■「COOL&SOUL」(ARASHI FIRST CONCERT 2006 in Taipei ~久等了!嵐來了!~)
 ヒョウ柄の衣装に身を包み、だらしなく椅子に腰掛けながら鋭い眼光で客席を睨む5人。松本潤に至っては、本人かどうかもわからなくなるほど大きなサングラスをかけて舌なめずりをしている。そして始まる高速ラップバトル。〈五人で奏でるのは HIPHOPじゃなく 真似し難いような HIPなPOP right?〉このガツガツと野心に満ちた姿こそが“嵐本来の姿”なのではないかとすら思った。

■「movin’on」(ARASHI 10-11 TOUR “Scene” ~君と僕の見ている風景~)
 幕が開き、大野智の艷やかなフェイクが鳴り響くなか、煙に身を包まれた5人が姿を現すまさに王道のオープニング。曲が始まってもしばらく歓声が鳴り止まない、おそろしいほどの盛り上がりで“嵐”というアイドルの凄さを真正面から感じられる映像だ。

■「P・A・R・A・D・O・X」(ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”)
 個人的に嵐の楽曲のなかで最もセクシーだと思うのがこの「P・A・R・A・D・O・X」。音源でも十分に激濡れ案件のこの曲が、ライブではさらに何倍にも色気が膨れ上がる。どこまでも伸びる大野の高音、松本の挑発的なたまらない視線、キレのある相葉雅紀のダンス、〈腰つきで引き寄せる〉で腰をくねらせる二宮和也、感情が爆発しそうになる櫻井翔のラップ、5人の雄々しい部分がこれでもかと詰まっていた。

■「『未完』」(ARASHI LIVE TOUR 2017-2018『untitled』)
 様々なジャンルの音楽がひとつになった“挑戦”ともいうべき楽曲でめまぐるしく変化するメロディ、演出に完璧に対応していく5人。歌詞にはないフェイクやロングトーンなど、踊りだけでなくそれぞれの“声”の魅力も詰まった名パフォーマンスだ。なにより「ARASHI LIVE CLIPS」最後に収録されている映像がこの「『未完』」だというのがたまらない。

 常にファンの望む“松潤”であり続ける松本潤、曲の一番耳が気持ち良くなる部分で最高の美声を聴かせる大野智、無邪気な笑顔を見せたかと思えば、動物が逃げ出しそうなほど冷たい表情も持つというギャップがたまらない相葉雅紀、抜群の安定感を誇るパフォーマンスと時折見せる流し目で会場を虜にする二宮和也、年を重ねるごとにどんどんラップのスキルが上がっていく櫻井翔。男ですら思わず惚れてしまう“ワル嵐”の姿をいつまでも焼き付けたい。(かんそう)

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