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志尊淳が夏帆、伊藤万理華ら6人の女と愛を交わす、ドラマ『潤一』7月放送

CINRA.NET

19/3/14(木) 5:00

連続ドラマ『潤一』が、7月から関西テレビで放送される。

『潤一』は井上荒野の同名小説をもとにした作品。女性たちを瞬時に魅了するミステリアスな青年・潤一と、様々な背景を持った16歳から62歳までの女性たちとの刹那的な愛を描く。

無職で家を持たず、女性たちの間をわたり歩いている潤一役に志尊淳がキャスティングされているほか、潤一で出会う孤独な女性たちを藤井美菜、夏帆、江口のりこ、蒔田彩珠、伊藤万理華、原田美枝子が演じる。志尊淳はベッドシーンとオールヌードにも挑戦しているとのこと。

監督は北原栄治、広瀬奈々子。脚本は『エンディングノート』『夢と狂気の王国』の砂田麻美が手掛けている。是枝裕和と西川美和を中心に設立された制作者集団「分福」が企画し、スターサンズがプロデュースした作品となり、北原と広瀬は共に分福に所属している。音楽はKoji Nakamuraが担当。

なお同作は、昨年設立されたフランスの国際ドラマアワード『カンヌシリーズ』コンペティション部門に正式出品されることが決定している。テレビ放送後は各配信サービスでの配信も予定している。

志尊淳のコメント

この度このお話を頂き、小説を読ませて頂き、今まで物事を理屈的に解釈をしようとしていた自分の概念が否定された気持ちになりました。人の関わり、感情には理屈だけではない、“何か”が潜んでいて、それを凄く体現しているのが“潤一”だと。
明確にわからない“何か”を自分と見つめ合い、潤一と寄り添い、模索していきました。

本能的な感情に嘘をつかず、人の心の隙間に入っていく、“潤一”。
そんな“潤一”を素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと探し、体現でき、0から作る事ができたこの作品は自分の財産です。
そして、フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES」のコンペティション部門に出品されることが決まり、嬉しい気持ちと夢の様な気持ちでいっぱいです。国内外問わず沢山の人に“潤一”をお届けできるよう頑張ります。

北原栄治監督のコメント

映画の仕事をはじめた10年ほど前、自分で企画をたてようとたくさん小説を読んでいた時期に井上荒野さんの『潤一』と出会いました。いつか映像化したいなぁとずっと思い続けてきたのですが、今回縁あって全6話のドラマとして企画と4話分の監督を担当しました。
キャストにも恵まれまして、得体の知れない魅力をもった潤一という非常に難しい役を演じてくれた志尊淳さんのプロフェッショナルな仕事ぶりには、本当に関心しました。そして、各話の素晴らしい女優さんたちと仕事をするのはとても刺激的でした。
スタッフとして、私が映画をはじめた時から一緒だった妹のような砂田麻美さんに脚本を、是枝組の現場でともに競い合ってきた広瀬奈々子さんに共同監督を、そして尊敬するカメラマンの山崎裕さんに撮影をお願いしました。優秀なスタッフの皆さんにも支えられて、地獄の釜のような暑さの夏でしたが、楽しくて充実した撮影の日々を過ごすことができました。そして音楽も憧れのナカコーさんにお願いできまして、最高にカッコ良くしてもらいました。
大切な原作小説を、よくわからない新人監督に快くあずけてくださった井上荒野さんと、ブルドーザーのように企画の実現まで突き進んでくれたスターサンズの河村プロデューサーには感謝しかありません。またこの作品をやりたいという私の勝手な願いを、何も言わずに後押ししてくれた分福のパートナーであり友達でもある是枝さんにも感謝しています。
作品を観る場として、テレビと配信と劇場の境界が滲んできているような昨今ですが、テレビドラマというより、1話ごと短編映画を作るような気持ちで撮りました。志尊さん演じるエロくてミステリアスな潤一が、孤独で美しい女性たちと過ごすひと夏の物語をみなさんに楽しんでもらえると嬉しいです。
ありがたいことに、カンヌ国際ドラマアワード「CANNESERIES」のコンペティション部門へ出品が決まったとのこと。まだ、2回目の開催となる若いドラマ祭で、日本のドラマとして初めて選ばれたことは非常に名誉で感慨深いです。カンヌは是枝作品で何度か訪れていますが、志尊さんを美味しいお店に連れていくことを今から楽しみにしています。

広瀬奈々子監督のコメント

全6話のうち、2つのお話の演出を担当しました。不思議な読後感の残る原作で、一つひとつのお話を紐解くのは大変な作業でした。未だに理解しきれていないのではないか、とも思います。だからこそ、このお話の思いもよらない発想や、自分では扱わないであろうモチーフ、自分では書けない脚本、素晴らしいキャストの方々のお芝居を、私の理解の範疇に押し込むことを止めようと思いました。それぞれの登場人物の中にあるわからなさや異物感こそを大切にするべきなのだと。
企画、監督の北原さんは、先輩であり、飲み仲間であり、社会で生きていく上で必要なあらゆることを教えてくださった一番身近な大人です。分福に入った当初から現場では常に対等な同志のように扱ってくれました。こうして一つの作品の中で、同じ監督として参加させてもらえたことをとても光栄に思っています。

河村光庸プロデューサーのコメント

人は一人では存在せず、相手があることによって存在が確立し彩られる、と古今の哲学者が言っています。
映像は、没個性のまるで透明のような主人公 潤一が、6人の女達の心身に色濃く生き続けることを、みごとに表したのです。
明らかに、潤一は「存在」したのです。

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