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フランス映画祭2019開幕、アラン・ドロンがサプライズメッセージ「万歳!」

ナタリー

19/6/20(木) 22:02

フランス映画祭2019 横浜のオープニングセレモニーが本日6月20日に神奈川・横浜みなとみらいホールで行われた。

ユニフランス設立70周年、横浜と仏リヨンの姉妹都市提携60周年にあたる本年。27回目の開催となる今回のフランス映画祭は、2018年に引き続き横浜での開催となった。ラインナップは「パリの街」「女性の視点で捉えた現代」「見捨てられた人々の報復・反逆」という3つのテーマから選出されている。

横浜みなとみらいホールの中央玄関に敷かれたレッドカーペットには、フェスティバル・ミューズを務める中谷美紀が登場。トリコロールカラーの帯締めを着けた白い着物姿で「こんなにボリュームたっぷりフランス映画を観られるのはなかなかない貴重な機会。フランスへ旅に出かけるような気持ちで楽しんでいただけたら」と挨拶する。その後、次々と来場する来日ゲストを出迎えつつ、フランス語で言葉を交わしていた。

映画祭代表団の団長を務めるクロード・ルルーシュは、撮影の遅れのため本日までの来日が叶わず欠席。現在、東京・パリ間を飛行機で飛んでいる真っ只中で、明日6月21日の「男と女III 人生最良の日々(仮題)」舞台挨拶には出席する予定だ。セレモニーは、彼の不在を埋めるように代表作「男と女」のテーマ演奏で幕開け。そしてユニフランス会長のセルジュ・トゥビアナ、横浜市長の林文子、フェスティバル・ミューズの中谷、駐日フランス大使のローラン・ピック、日産自動車副社長の川口均による開幕の挨拶が行われた。

続いて「ディリリとパリの時間旅行」の監督ミッシェル・オスロを先頭に代表団である来日ゲストが続々と登壇。第31回東京国際映画祭で東京グランプリを獲得した「アマンダと僕」の監督ミカエル・アース、主演ヴァンサン・ラコスト、「愛しのベイビー」の監督リサ・アズエロス、主演タイス・アレサンドラン、第69回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「シノニムズ」の監督ナダヴ・ラピド、「ウルフズ・コール」の監督アントナン・ボードリー、主演のフランソワ・シヴィルら計22名が駆け付けた。

またフランスの俳優アラン・ドロンによるビデオメッセージがサプライズで披露される場面も。現在83歳、5月に第72回カンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを贈られたばかりのドロンは「こんにちは、アラン・ドロンです」と淡々と挨拶を始める。そして「親愛なる日本の皆さん、このたびの映画祭に参加することはできませんが、素晴らしい映画祭になることを願っています」とコメント。最後には「フランスと日本の末永い友好関係、万歳! ありがとう」と笑顔で語り、メッセージを締めくくった。

セレモニーの後半には、1月26日に86歳で永眠した作曲家ミシェル・ルグランの追悼演奏も。ジャック・ドゥミ監督作「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」などの映画音楽で知られるルグラン。長年親交があったというトゥビアナは、ルグランの功績をたたえながら「彼の音楽は世界中を旅しました。今日は若い大学生の皆さんが3曲演奏してくださる。本当に幸運であり、素晴らしいオープニングです。彼の記憶に捧げるプレゼント、私たちは彼のことを決して忘れないでしょう」と哀悼の意を表した。演奏は慶應義塾大学ライトミュージックソサイエティ。アカデミー賞作曲賞を獲得した「おもいでの夏」、「シェルブールの雨傘」の主題歌として知られる「I Will Wait For You」、アカデミー賞歌曲賞を受賞した「華麗なる賭け」の主題歌「風のささやき」が披露された。

フランス映画祭2019 横浜は6月23日まで横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらいで開催。短編を含む16作品が上映される。

フランス映画祭2019 横浜

2019年6月20日(木)~23日(日)神奈川県 横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらいほか
<上映作品>
「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」
「男と女III 人生最良の日々(仮題)」
「ゴールデン・リバー」
「アマンダと僕」
「カブールのツバメ」
「ゴーストランドの惨劇」※R15+指定作品
「ディリリとパリの時間旅行」
「社会の片隅で」
「愛しのベイビー」
「ウルフズ・コール」
「スクールズ・アウト」
「シノニムズ」
「マイ・レボリューション」
「アイディアル・パレス シュヴァルの理想宮(仮題)」
「崖っぷちの女たち」
「嵐」

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