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サカナクション山口一郎がオーストラリアの砂漠へ 「カロリーメイト」新CM

CINRA.NET

19/3/20(水) 4:00

大塚製薬「カロリーメイト」の新テレビCM「考えつづける人」篇が3月23日から放映される。

同CMには山口一郎(サカナクション)が出演。山口が楽曲制作時に思考する心象風景を砂漠を舞台に、魚をアイデアに見立てて表現している。CMソングは4月24日にリリースされるサカナクションのアルバム『834.194』収録曲“ナイロンの糸”。山口一郎がソロでCM出演するのは初となる。

撮影場所となったのはオーストラリアの砂漠。初めてオーストラリアを訪れたという山口は、「今までオーストラリアに来たことはなかったのですが、18歳の頃にワーキングホリデーでオーストラリアに行く予定でした。ビザまで取って『さあ行くぞ』!というところまで進んでいたんですが、そのタイミングで今のレーベルから契約の話があって、本当に迷ったんですけど、最終的に契約を結んで、デビューしたので、もしその時オーストラリアに行っていたら違った人生だったなと思いました」というエピソードを明かした。

なおCMの特別編となる60秒バージョンが、3月29日にテレビ朝日系で放送される音楽番組『ミュージックステーション』内で放送。その後に特設サイトと大塚製薬オフィシャルYouTubeチャンネルで公開される。

山口一郎のコメント

初めてソロでのCM出演について
CMに一人で出るというのは初めてのことですね。最初に聞いた時は、自分がCMに出るということはあまりイメージできなかったんですが、その内容や、自分が作った曲がCMにマッチするという部分も含めて、これだったら僕が出ても大丈夫かなという気持ちでした。でも正直ちょっと恥ずかしかったです。

CMの企画を初めて聞いたときの感想
僕は「サカナクション」というバンドをやっているので、“魚”がCMに登場するということと、今回、作っていた楽曲に“海”というコンセプトがあって、それが偶然にもマッチしたなと感じました。

オーストラリアでの撮影について
今までオーストラリアに来たことはなかったのですが、18歳の頃にワーキングホリデーでオーストラリアに行く予定でした。ビザまで取って「さあ行くぞ!」というところまで進んでいたんですが、そのタイミングで今のレーベルから契約の話があって、本当に迷ったんですけど、最終的に契約を結んで、デビューしたので、もしその時オーストラリアに行っていたら違った人生だったなと思いました。そういった意味で今回の撮影は感慨深いものがありました。砂漠も今回の撮影で初めて行き、印象が強く残っています。海の上にいるのと音の感じはすごく近いと思いました。反響が無くて、下からしか音が反響しない感覚は独特で、また来たいなと思いました。

楽曲“ナイロンの糸”について
今回の楽曲となっている「ナイロンの糸」は、まだアマチュア時代の二十歳くらいの頃に、歌詞が付く前の原曲は完成していました。当時、将来も見えていない中で、毎日、釣りばかりしていた時一緒にモラトリアムを謳歌していた仲間がいました。その当時、曲を人前で作ったことはなく、いつも、1人で部屋にこもって作っていたのですが、余りにも、その友人が家に入り浸っていたので、ごく自然に、彼がいることを忘れて、曲を作り始めたんです。その時が、初めて曲を人前で作った経験となっていて、そこで作っていた曲が「ナイロンの糸」になります。何度も、サカナクションでアレンジをして、世に出そうと思っていたのですが、想い出の曲だったので、ためらっていました。そんな中、デビューから、11年を迎えた際に、「郷愁」ということを考えている時期があり、この曲をアレンジして世に出そうと思ったんです。当初のタイトルは、モラトリアム時代の友達の名前にしようと考えていたのですが、そこから、何回かタイトルが変わって、考えた末に「ナイロンの糸」になりました。曲名の由来としては、当時、友人と北海道・小樽の海に釣りに行くときに使うのが「ナイロンの糸」でした。「ナイロンの糸」は使っていくとすぐヨレてしまうので、すぐ買い換える必要があるのですが、当時はお金も無かったので、そのヨレた「ナイロンの糸」を何年も使い続けていました。その当時の感覚を、今、東京で、もう一度、歌にしようと思って、最終的にこの曲名になりました。曲の中に「この海にいたい」という歌詞がありますが、それはまさに、自分たちが当時、釣りをしていた海です。子どもの頃の感覚に戻りたいって、思うときは誰しもあると思います。僕ら、音楽を作る人間って、常にそこなんですよ。少年時代の多感な時期の感覚を、心に貯蓄して、音楽にしていく。今回の曲はまさしく、そういうことを歌にした曲になります。
僕らの中で、今、自分たちが作りたい、好きな曲、ライフワークとも言える、18年越しの想いが詰まった曲で、一から作り直そうということに取り組んだ曲です。だから、歌っていても気持ちいいし、他の曲とは少し違うものになり、サカナクションの中でも、深いところにある曲です。

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