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ハルカミライ(Photo by Masanori Fujikawa)

エバヤン、bacho、KOTORI、ハルカミライがカバーしあった「REDLINE TOUR」最終公演

ナタリー

19/6/18(火) 21:09

6月13日に東京・LIQUIDROOMでジャパンミュージックシステム(JMS)主催のライブツアー「REDLINE TOUR 2019~FOUR FISTS~」の最終公演が行われた。

このツアーは6月4日に大阪・ユニバース、5日に岡山・CRAZYMAMA 2nd Room、7日に福岡・LIVE HOUSE CB、12日に宮城・enn 2nd、13日に東京・LIQUIDROOMで実施された。「FOUR FISTS」シリーズの開催は2018年以来2回目で、昨年に引き続きbacho、THE FOREVER YOUNG、KOTORI、ハルカミライの4組が全公演に出演した。

1番手のTHE FOREVER YOUNGは「WORLD END」でライブを開始。クニタケヒロキ(Vo, B)の「全員来い、全員抱きしめてやるよ!」という気迫に満ちた叫びを合図に、序盤から熱いパフォーマンスを繰り広げた。彼らはブラストビートが特徴的な「今君を迎えにゆくんだ」「I WANNA BE SHINE」を畳みかけたあと、「12月15日」ではクニタケが目に涙を浮かべて情感たっぷりに歌唱した。彼は感傷的な表情のまま、ファンや主催者であるJMSの鈴木健太郎氏に感謝を述べつつ「今日でファイナルです。去年も一緒にやったけど、この4バンド、嘘ついてねえ。声も、音も、歌詞も」と語る。続けて「最大級の感謝を込めて。新曲やるっちゃ」と茶目っ気たっぷりに前置きして、彼らはハルカミライの「君にしか」を全力でカバー。応援ソング「GO STRAIGHT」では、クニタケがステージに上がってきた多くの観客とハグを交わして全身で思いを表現した。

続くbachoは北畑欽也(Vo, G)が「昨日より今日、今日より明日。失敗しても大丈夫。挑戦していきましょう!」と述べてから「最高新記憶」を最初に披露する。「決意の朝」では、リズミカルなベースラインに乗せて北畑がまっすぐな声を届けた。その後4人は切なさをたたえた「Sad Town」、息のあったバンドアンサンブルが奏でられる「夢破れて」でフロアを波打たせる。アクト中盤には、北畑が「最大限のリスペクトを込めて」とコメントしてからKOTORIの人気曲「トーキョーナイトダイブ」をパフォーマンス。北畑はステージ袖に向かって拳を突き上げながら、彼らしく叙情的に熱唱した。演奏を終えたあとに北畑は「超いい歌ですね」としみじみ。彼らはリズミカルな「ショートホープ」でフロアを大いに盛り上げ、高永和裕基(Dr)が「ありがとうございました!」と感謝を伝えてKOTORIへバトンを渡した。

疾走感あふれる「EVERGREEN」「ジャズマスター」、繊細なアルペジオの音色が印象的な「トーキョーナイトダイブ」と緩急をつけた演奏で観客を魅了したKOTORI。横山優也(Vo, G)が「最大の憧れとリスペクトを込めて」と真摯な顔を見せたあとにはbachoの「ビコーズ」が丁寧に届けられた。横山は「普通にチケット買ってライブを観に行ってたバンドとお互いにカバーしあえるとか……。(bachoは)先輩なんですけど、今は……友達みたいだなと思います」と途切れ途切れになりながらも思いを伝えてから「俺はみんなみたいにうまくMCできないから、いい演奏やって帰ります」と宣言。横山曰く「REDLINE TOUR」のテーマソングだという「RED」を真っ赤な照明の中披露すると、徐々に激しくなっていく4人の演奏に呼応するようにオーディエンスのテンションは高まっていった。彼らは最後に「素晴らしい世界」をエネルギッシュに披露してステージをあとにした。

トリを務めたハルカミライは、本編中に計3回「ファイト!!」を演奏するなど、予測のつかないアグレッシブなパフォーマンスで終始観客を沸かせ続けた。オープニングナンバー「君にしか」のイントロが奏でられた途端に橋本学(Vo)はフロアにダイブ。オーディエンスに体を支えられながら熱唱し、彼に続くように関大地(G, Cho)もフロアへ身を投じた。4曲を経てステージに戻った橋本は、「よくボーカルがステージにいないって言われるんですけど、4曲もステージに戻らなかったのは初めて!」と明かしつつ、「5曲目まで戻ってないことにする」と再びオーディエンスのもとへ。彼らがカバー曲として選んだのは、THE FOREVER YOUNGの「今君を迎えにゆくんだ」。4人の熱烈な演奏を受けて、エバヤンメンバーは次々とフロアにダイブしていた。橋本はこのツアーを振り返り、「新しい出会いも必要だと思うけど、何回対バンしても毎回楽しい。そういうヤツらがいるのはめちゃくちゃいいぜ」と笑顔を浮かべる。彼らは本編最後にこの日3度目の「ファイト!!」を力一杯披露してステージをあとにした。

アンコールで再びステージに姿を現したハルカミライは、みずみずしい歌声が響く「それいけステアーズ」を届け、橋本が「『REDLINE TOUR』、どうもありがとうございました!」と叫んでこのツアーの幕を下ろした。

「REDLINE TOUR 2019~FOUR FISTS~」
2019年6月13日 LIQUIDROOM セットリスト

THE FOREVER YOUNG

01. WORLD END
02. 今君を迎えにゆくんだ
03. I WANNA BE SHINE
04. 明日はいらねぇ
05. 12月15日
06. 君にしか(オリジナル:ハルカミライ)
07. 素晴らしき世界
08. GO STRAIGHT

bacho

01. 最高新記憶
02. 決意の歌
03. Sad Town
04. 夢破れて
05. トーキョーナイトダイブ(オリジナル:KOTORI)
06. 大いなる助走
07. ショートホープ

KOTORI

01. EVERGREEN
02. ジャズマスター
03. 1995
04. 羽
05. トーキョーナイトダイブ
06. ビコーズ(オリジナル:bacho)
07. RED
08. 高鳴る胸に鐘をならせ
09. 素晴らしい世界
10. kaze

ハルカミライ

01. 君にしか
02. カントリーロード
03. ファイト!!
04. 俺達が呼んでいる
05. 春テーマ
06. ファイト!!
07. 今君を迎えにゆくんだ(オリジナル:THE FOREVER YOUNG)
08. predawn
09. 世界を終わらせて
10. Tough to be a Hugh
11. エース
12. アストロビスタ
13. ファイト!!
<アンコール>
14. それいけステアーズ

※記事初出時、写真キャプションの人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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