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石井裕也監督作『町田くんの世界』主演に新人2人が抜擢 高畑充希、岩田剛典、戸田恵梨香らも出演

リアルサウンド

19/1/22(火) 6:00

 6月7日に公開される映画『町田くんの世界』の主演が、演技経験がほぼ無い新人・細田佳央太と関水渚に決定した。

参考:<a href=”https://www.realsound.jp/movie/2019/01/post-306302.html”>石井裕也監督、少女漫画原作の映画化に挑戦 安藤ゆき原作『町田くんの世界』6月7日公開</a>

 本作は、第20回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した、『別冊マーガレット』で2015年から2018年まで連載されていた安藤ゆきによる同名コミックを実写映画化するもの。運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん。しかし、彼には困った人のことは絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力が。そんな町田くんに突然の出来事が訪れ、優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る。

 監督は、映画『舟を編む』で日本アカデミー賞を受賞した石井裕也。石井監督にとって今回、自身初となる漫画原作、しかも昨今続く少女漫画原作の映画化という、自身も“例外的”と語るほど、これまでの監督のイメージとは一線を画するジャンルへのチャレンジとなる。なお本作は、デジタル全盛の時代に逆行する35mmフィルムで全編が撮影される。

 今回のキャスティングでは、1000人を超えるオーディションを実施。石井監督自らがすべてのオーディションに立会い、主演を選考した結果、細田が町田一役を、関水が猪原奈々役を演じることに。「思いもよらない間とかリズムとか反応といった偶発的な面白さが超新人抜擢にある」と語る石井監督は、細田について「一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生を捧げられる人だと感じました。この人と組めば間違いないと16歳に思わせられました」とコメント。一方、北島プロデューサーは関水の選考理由について「演技経験もテクニックも何もないはずなのに、不思議な魅力というか華やかさというか、とてつもない伸びしろを感じ、彼女に賭けてみようと思いました」と選考理由を明かしている。

 また、町田くんの同級生・氷室雄役に岩田剛典、高嶋さくら役に高畑充希、栄りら役に前田敦子、西野亮太役に太賀が決定。さらに、町田くんの世界に関わるキャラクターとして、吉高洋平役の池松壮亮、吉高葵役の戸田恵梨香、日野役の佐藤浩市、町田くんの両親・町田あゆた役の北村有起哉、町田百香役の松嶋菜々子が出演する。今回のキャスティングに関して、新人2人がどうすれば輝きを放つことができるのか考えた結果、実力派俳優陣を起用したという石井監督は、「最高のキャストたちそれぞれの相乗効果で、その熱が撮影現場にもどんどん伝わっていく様子を感じました。他の現場ではなかなか見られないくらいの面白さがありました」と語っている。本作は2018年7月1日にクランクインし、撮影は約1カ月半に渡って行われた。

コメント一覧
・細田佳央太(町田一役)
(出演が決まったときは)一番最初に嬉しいっていう気持ちがあって、でもその中でもすぐ「やっていけるのかな」っていう心配や不安だったり、緊張もありました。本当にいろんな感情が混ざった状態で、でもその中でもやっぱり嬉しさとか、撮影これから楽しみだなっていうのが自分の中で強かったです。本当にあっという間の1か月間でしたけど、自分の中で楽しいことの連続で、体力的にきつくても、お芝居がこんなにも楽しいなんて、という気持ちでした。そして、監督、スタッフの皆さんにご指導を頂いて、僕は何とか町田くんになれたのかなと思っています。この映画に出演させていただき、この作品のチームの一員になれて、すごく幸せでした。この作品がたくさんの人に届いてほしいなと思います。

・関水渚(猪原奈々役)
出演が決まった実感が湧かなかったんですけど、その後からだんだんこんなに自分が大きい役をやらせて頂くんだと考えると、ずっと緊張していて。もちろんすごく嬉しかったんですけど、同じくらい大丈夫かなっていう不安がすごく大きかったですね。この役をやらせて頂けたことに本当に感謝しています。今まで生きてきた中で一番悩み、一番苦しみました。でもそういうことがあったからこそ今までで一番充実していて楽しくて幸せでした。

・岩田剛典(氷室雄役)
前回、短編映画『ファンキー』でご一緒させて頂きまして、次はがっつり長編でやろうっていう風にお話をしてくださっていたので、監督から直接のオファーでしたのですごく嬉しい気持ちでした。まあでも作品のプロットを読ませて頂いた時に、え、石井さんが少女漫画原作やるの? みたいな驚きが一番最初に来て、いやどうなるんだろうというか、石井さんテイストのその作風っていうものがあんまりこう漫画の世界感とマッチする印象がなかったので、第一印象、どうなるんだろうっていうところで衣装合わせとか撮影に入っていきました。現場に入っても、現場が終わっても、どういう仕上がりになるのかさっぱり想像がつかなかったです。

・高畑充希(高嶋さくら役)
脚本を頂いて読んで、なんだこの面白い脚本は! と思い、何回も読みました。久々に石井組に参加できてすごく楽しかったです。26歳にもなって(※撮影当時)、制服を着て高校生活ができたのも嬉しかったし、主演の2人といろんな話をしながら、彼らのピュアな美しさを近くでずっと見てられることにとてもドキドキしました。

・前田敦子(栄りら役)
石井監督の演出はおもしろかったですし、楽しかった。なんか、いきなり土足で入ってきてくれる感がみんな多分クセになるんだろうなって思いますね。すごく普通の青春なんですけど、でも今ってすぐにくっついちゃったりとかするじゃないですか。それがなかなかくっつかない、それが普通でかわいいなって思いました。

・太賀(西野亮太役)
映画での石井組の参加は念願でした。
これまでもご縁はありましたが、ようやく映画に出れるんだっていう事がすごく嬉しかったです。脚本はあまりにもおもしろくて、読み終えたら興奮して熱くなっていました。
現場での監督の演出も痺れる事の連続でした。改めて「青春」を体現すること、それは痛いし辛いし全然甘くない。でも監督を信じて、とにかく食らいついていく気持ちで臨みました。
ほんの数日間の撮影でしたが、終わってみたら忘れられない夏になっていました。
この作品の純真さは、必ず見る人の胸を打つと思います。

・池松壮亮(吉高洋平役)
(脚本を読んで)とにかく素晴らしかったです。今まで石井さんは何本も映画を作られてきましたけども、色々なテーマがありつつ、更に研ぎ澄まされたものを感じました。

・戸田恵梨香(吉高葵役)
(撮影を終えて)とにかく石井さんが楽しそうだったので、凄く嬉しかったですし、石井さんの柔らかさが現場の空気になっていて、とても居心地が良かったです。

・佐藤浩市(日野役)
石井監督の作品は久しぶりでしたが、楽しく、久々にフィルムで撮っている感じが嬉しかった。演じている側にはそんなに関係無い事かもしれないけども、我々は昔から体感してきたので、やっぱりフィルムがまわっているのは嬉しかったですね。

・北村有起哉(町田あゆた役)
(脚本を読んで)先ず面白かったですね。読んだことの無い世界観で、それを石井監督がメガホンを取る、何より主役の2人が新人で、オーディションで選ばれたということで、相当フレッシュで凄いまっすぐなエネルギーな映画になるだろうなと思いましたし、普通に僕も観てみたい映画になりました。

・松嶋菜々子(町田百香役)
初めて脚本を読んだ時、それぞれに愛がありました。ちょっとひねくれていそうだけれど、根底に持っている愛、優しさ、素直さ、そういうものが最後みんなに感じ取れる優しくふわぁっとした作品なので、石井監督の世界観の期待に応えられるよう向き合いました。

※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記  (文=リアルサウンド編集部)

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