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いま、最高の一本に出会える

オダギリジョーが語る、JUN SKY WALKER(S)との思い出「初めてバンドに感じた“メジャー感”」

リアルサウンド

18/7/13(金) 18:00

 今年デビュー30周年を迎えたJUN SKY WALKER(S)。オールタイムベストアルバム『ALL TIME BEST〜全部このままで〜1998-2018』のリリース、中野サンプラザでのスペシャルライブを成功させるなど、その存在に再び注目が集まっている。

 リアルサウンドでは、中学生のときにジュンスカと出会い、バンドで彼らのナンバーをカバーしていたというオダギリジョーにインタビュー。ジュンスカの魅力や思い出について語ってもらった。(森朋之)

大衆に届くキャッチーさがある

ーーJUN SKY WALKER(S)の音楽に出会ったのは、いつ頃ですか?

オダギリジョー:中学生の頃だから、13才か14才だったと思いますね。バンドブームのど真ん中だった時期だったから、THE BLUE HEARTS、ジュンスカ、ユニコーンなどがすごく人気で。僕はどちらかというと、筋肉少女帯をはじめとするナゴム系が好きだったんです。あとはANGIEとか。簡単に言うとインディーズ路線ですよね。(筋肉少女帯の)「ボヨヨンロック」ってあったじゃないですか? あれに宮田和弥さんと森純太さんが参加していたんですけど、もしかしたらそれがジュンスカを知ったきっかけだったのかも知れません。

ーーずいぶんディープな趣味の中学生ですね(笑)。

オダギリジョー:いやいや、たぶん友達に教えてもらったんだと思いますよ。ナゴム系のアーティストに比べると、ジュンスカはメジャーだったし、誰でも知ってるバンドで。とにかくジュンスカはメロディがキャッチーじゃないですか。サウンドにパンクやロックの要素を混ぜているんだけど、大衆に届くキャッチーさがあるというか。そこに強みがあるんだろうなと思いますね。見た目もカッコ良かったし。

ーーラバーソウルの靴とか、髪の毛を立てたりとか。

オダギリジョー:そうそう。ジュンスカに関しては、もうひとつ印象に残ってることがあって。僕が住んでいた家の近くに、ひとりで暮らしていらっしゃるおばあちゃんがいて。その方が寺岡呼人さんのおばあちゃんだったんですよ。たまに呼人さんが来てたんですけど、サインをもらったことがあるんです。

ーーすごい! 中学のときに会ってたんですね。

オダギリジョー:もちろん呼人さんは覚えてらっしゃらないでしょうけどね(笑)。学校用のバッグにサインしてもらって、それを持って登校して。だから僕にとってのジュンスカは、そのカバンかもしれないです(笑)。あと、友達と一緒にコピーバンドをやってましたね。僕はドラムだったから、当時8バンドくらい掛け持ちしてたんですけど(笑)、そのなかの一つでジュンスカの曲を演奏していて。ベスト(『ALL TIME BEST〜全部このままで〜1998-2018』)の最初のほうの曲(「全部このままで」「MY GENERATION」など)を聴くと「いまでも体が反応する」という感じがしますね。オカズ(ドラムのフィル)まで覚えてるというか。

ーー特に印象に残ってる曲は?

オダギリジョー:「すてきな夜空」ですかね。いま聴くと「バンドでやるのにふさわしい曲だな」と思うんですよ。ギターもベースもドラムもそうなんですけど、基本的なテクニックが散りばめられているし「この曲が演奏できたらバンド少年の仲間入り」という感じがするので。たとえばギターにしても、シンプルにコードを刻むだけではなくて、ボーカルのメロディに寄り添うようなフレーズが多くて。こういう曲が弾けると上達すると思いますね。あとは「明日が来なくても」。〈明日が来なくても(、僕と君がここで死んでも/昨日という日は、確かにあった僕の中に)〉という歌詞ではじまるんだけど、ギターのアルペジオとメッセージ性の強い歌詞から入って、その後、バンド全体でドカーン! という構成が印象的だなと。「リンダリンダ」もそうですけど、こういう曲がリスナーの心を掴んでいた時代だったのかもしれないですね。しかも30年経ってもぜんぜん色褪せてなくて。今回のベスト盤を聴いて改めていい曲が多いなと思いましたね。

よっぽどJUN SKY WALKER(S)という居場所が好きなんだと

ーー中学、高校時代はバンドの音楽に傾倒してたんですね。

オダギリジョー:そうかもしれないですね。高校のときもずっとバンドをやっていて、「音楽で生きていくんだろうな」と思ってたくらいなので。でも、高校を卒業したら一気に熱が冷めちゃったんですよ。音楽とも距離ができて、いつの間にか映画にいってしまって。一緒にバンドをやっていたメンバーは、その後メジャーデビューしたり、いまもギターを弾いてたりするんですけど。大人になってからですね、また音楽をやるようになったのは。いまだに曲を作ったりもしてるので。

ーー多感な頃に聴いていた音楽は、ずっと記憶のなかに残ってたりしますからね。

オダギリジョー:そうですね。あの時代の音楽に浸かっていたことで、影響を受けた部分もあるだろうし……。最初に買ったCDはザ・タイマーズなんですけど、(忌野)清志郎さんからも影響を受けていると思います。ザ・タイマーズって、テレビで放送事故を起こしたり、社会的なメッセージも多かったじゃないですか。そういうものにはすごく刺激を受けていましたね。

ーージュンスカは今年30周年を迎え、いまも精力的に活動を続けていて。いまのジュンスカについてはどう感じますか?

オダギリジョー:単純にすごいなって思いますね。4人で一緒に音楽をやって、しかも30年続けてるわけだから。The Beatlesくらいの感じが当たり前というか、普通はそれぞれの道を歩んでいくと思うんですよ。

ーー一度解散してますからね、ジュンスカも。

オダギリジョー:でも、また集まって続けてるということは、よっぽどJUN SKY WALKER(S)という居場所が好きなんだと思いますね。音楽はひとりでも作れるじゃないですか。個人的には「一人で好き勝手に作るのが音楽」と思ってるところがあるので、それだけ長くバンドを続けるのは不可能ですね(笑)。

ーーオダギリさんにとってジュンスカとはどんな存在ですか?

オダギリジョー:そうですね……まずはさっき話した、サインをもらったカバンの思い出(笑)。あとは初めてバンドに感じた“メジャー感”ですね。

 

(取材・文=森朋之/写真=伊藤淳)

オダギリ ジョー(1976年2月16日-)/俳優 
岡山県津山市出身/身長176cm
アメリカと日本でメソッド演技法を学び、2003年、第56回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『アカルイミライ』で映画初主演。2004年、『血と骨』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。近年の出演作に『オーバー・フェンス』『湯を沸かすほどの熱い愛』『エルネスト もう一人のゲバラ』など。公開作に『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(声の出演)8月24日公開。TVドラマ『チア☆ダン』(TBS系 毎週(金)後10・00~ 7月13日スタート)『イアリー見えない顔』(WOWOW 毎週(土)後10・00~ 8月4日スタート )
オフィシャルサイト

■リリース情報
『ALL TIME BEST~全部このままで~1988-2018』
発売:2018年5月21日(月)
初回生産限定盤(3CD+DVD):¥4,500(税抜)
通常盤 (3CD):¥3,500(税抜)

〈CD収録曲〉
初回・通常共通
DISC1/2にはベストソングに加え、
「愛しい人よ」「休みの日」「言葉につまる」のリアレンジバージョン、
+新曲1曲の計30曲を収録。サウンドプロデュースはONE OK ROCKなどを手掛けるakkin。
さらにDISC3には最新プレミアムライブ音源10曲を収録(レア楽曲含む)。

〈DISC1〉  
1. 全部このままで (1988.05.21 「全部このままで」より)
2. MY GENERATION (1988.05.21 「全部このままで」より)
3. いつもここにいるよ (1988.05.21 「全部このままで」より)
4. すてきな夜空 (1988.11.10 「ひとつ抱きしめて」より)
5. 声がなくなるまで (1988.11.10 「ひとつ抱きしめて」より)
6. 明日が来なくても (1988.11.10 「ひとつ抱きしめて」より)
7. 歩いていこう (1989.06.21 「歩いていこう」より)
8. 風見鶏 (1989.06.21 「歩いていこう」より)
9. 砂時計 (1989.06.21 「歩いていこう」より)
10. エルマーの夢 (1989.06.21 「歩いていこう」より)
11. 白いクリスマス (1989.11.21 「白いクリスマス」より)
12. Let’s Goヒバリヒルズ (1990.06.28 「Let’s Go Hibari-hills」より)
13. START (1991.02.21 「START」より)
14. メロディー (1991.02.21 「START」より)
15. 僕を灰に (1991.02.21 「START」より)
16. スケッチブック (1991.11.15 「TOO BAD」より)
17. ロマンチック (1992.11.11 「STAR BLUE」より)
18. 時の列車 (1994.05.21 「DAYS」より)
〈DISC2〉 
1. さらば愛しき危険たちよ (1995.05.21 「nine」より)
2. ユア・ソング (1996.07.01 「EXIT」より)
3. HEAVY DRINKER (2012.01.18 「B(S)T」より)
4. 青春 (2012.04.25 「LOST&FOUND」より)
5. NO FUTURE (2012.04.25 「LOST&FOUND」より)
6.  虹 (2013.02.13 「FLAGSHIP」より)
7.  アニバーサリー (2013.02.13 「FLAGSHIP」より)
8. 希望の詩 (2015.11.18 「BACK BAD BEAT(S)」より)
9.  愛しい人よ ~2018ver. ~
10. 休みの日 ~2018ver. ~
11.  言葉につまる ~2018ver. ~
12. One-Way  ☆新曲
〈DISC3〉
JUN SKY WALKER(S) COUNTDOWN LIVE 29/30 XXX
(2017/12/26.27 @渋谷Lamama) 
01 カギは誰が (2017/12/27)  
02 だから自由はここにある (2017/12/27)  
03 カステラ (2017/12/26)  
04 JACK&BETTY (2017/12/26)  
05 誓いを立てて (2017/12/27)  
06 EVE&LOVE  (2017/12/27)  
07 遠くへ行かないで (2017/12/26)  
08 BAD MORNING  (2017/12/27)  
09 その日まで (2017/12/27)  
10 ロックンロール☆ミュージック (2017/12/26) 
〈DVD収録曲〉初回限定盤のみ
Live TOMATO JUN SKY WALKER(S)  (C) tvk
#113 1988.12.31 OA  
Live TOMATO SPECIAL’ 88-‘ 89 at 新宿コマ劇場
1. 全部このままで 
2. いつもここにいるよ
3. だけど一人じゃいられない 
4. ガラスの街
5. SUICIDE DAY 
6. ひとつ抱きしめて
7. すてきな夜空 
8. MY GENERATION

#133 1991.11.26 REC  
Live TOMATO at 日清パワーステーション
1. START
2. つめこんだHAPPY
3. 風見鶏
4. だから自由はここにある
5. ひとつ抱きしめて
6. エンジェル

〈通常盤特典〉
ジュンスカにとって最後の原宿ホコ天となる貴重映像特典付き
※指定のAR読み取り専用アプリを使用した動画特典

■ツアー情報
『JUN SKY WALKER(S) 30周年記念ツアー』
2018年
9月29日(土)東京 渋谷CLUB QUATTRO
10月5日(金)北海道 旭川CASINO DRIVE
10月6日(土)北海道 札幌BESSIE HALL
10月20日(土)宮城 仙台MACANA
10月21日(日)福島 郡山CLUB #9
10月27日(土)千葉 柏DOMe
11月10日(土)埼玉 HEAVEN’S ROCK Kumagaya
11月17日(土)大分 別府COPPER RAVENS
11月18日(日)長崎 DRUM Be-7
12月9日(月)神奈川 F.A.D YOKOHAMA
12月15日(土)長野 長野CLUB JUNK BOX
12月16日(日)新潟 新潟GOLDEN PIGS・BLACK STAGE
12月22日(土)鹿児島 鹿児島 CAPARVOホール
12月23日(日)熊本 熊本B9.V1
2019年
1月12日(土)愛媛 松山WstudioRED
1月13日(日)高知 高知X-pt.
1月19日(土)愛知 ElectricLadyLand
1月20日(日)静岡 Live House 浜松 窓枠
1月26日(土)兵庫 神戸VARIT.
1月27日(日)石川 金沢van van V4
2月10日(日)岡山 livehouse IMAGE
2月11日(月・祝)鳥取 米子laughs
2月16日(土)山梨 甲府KAZOO HALL
2月23日(土)栃木 HEAVEN’S ROCK Utsunomiya
3月2日(土)福岡 DRUM Be-1
3月3日(日)広島 Cave-Be
3月16日(土)岩手 盛岡 CLUB CHANGE WAVE
3月17日(日)青森 青森クォーター
3月23日(土)京都 京都磔磔
3月24日(日)梅田CLUB QUATTRO

JUN SKY WALKER(S)30周年スペシャルサイト

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