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11月新派特別公演「犬神家の一族」より。前列左から喜多村緑郎演じる金田一耕助、佐藤B作演じる橘警察署長。

「犬神家の一族」開幕に水谷八重子・波乃久里子ら気合い、目指すは“これぞ新派”

ナタリー

18/11/1(木) 22:12

11月新派特別公演「犬神家の一族」が、本日11月1日に大阪・大阪松竹座で開幕した。

本作は、今年2018年に130周年を迎えた劇団新派の新作公演。原作である「犬神家の一族」は、1950年から51年にかけて雑誌「キング」に掲載された横溝正史のミステリー小説で、私立探偵の金田一耕助が財閥の創始者・犬神佐兵衛の遺産相続を巡る騒動に挑むさまが描かれる。

開幕に際し水谷八重子は、「私が演じる宮川香琴は、どういう人間なのかどういう役割で登場するのか、一番謎の多い人物だと思います。新しい挑戦を見守っていただければありがたく思います」と自身の役どころを紹介。犬神家の長女・松子役を演じる波乃久里子は「これぞ新派だというものをお届けできればと思っています」と意気込みを述べる。

「金田一耕助というのは、この殺伐とした悲劇の中である種お客様をホッとさせる存在になるのではないかなと思います」と語るのは、同役を務める喜多村緑郎。また犬神家の三女・梅子役の河合雪之丞は「誰もが純粋で愛情深いけれども、邪悪な部分も持っている。人間の深い部分を描いた、どっしりと重みのある新派ならではのお芝居に作り上げられると思います」と手応えを明かしている。

そして、遺産騒動の捜査を仕切る橘警察署長役の佐藤B作は「犬神家の総領・佐兵衛翁が亡くなることで滅亡に向かっていく犬神家とその町を、署長はどういう気持ちで見ることになるのか……」と期待を煽り、劇中で2役を勤める浜中文一は「犬神佐清と青沼静馬はものすごいパワーを持っている人物。2人から生きることを学びながら演じます」と抱負を述べた。

上演時間は1幕が1時間10分。途中休憩30分を挟み、2幕は1時間20分となっている。大阪公演は11月10日まで。11月14日から25日には東京・新橋演舞場で東京公演が行われる。

新派130年 11月新派特別公演「犬神家の一族」

2018年11月1日(木)~10日(土)
大阪府 大阪松竹座

2018年11月14日(水)~25日(日)
東京都 新橋演舞場

原作:横溝正史(「犬神家の一族」角川文庫)
脚色・演出:齋藤雅文

キャスト

宮川香琴:水谷八重子
犬神松子:波乃久里子
犬神竹子:瀬戸摩純
犬神梅子:河合雪之丞

犬神佐清・青沼静馬:浜中文一
野々宮珠世:春本由香 / 河合宥季(交互出演)

金田一耕助:喜多村緑郎
古館恭三:田口守
橘警察署長:佐藤B作
ほか

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