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Hey! Say! JUMP、A.B.C-Z、NEWS、関ジャニ∞……エモーショナルな8~9月リリースレビュー

リアルサウンド

18/10/11(木) 8:00

 Hey! Say! JUMP、A.B.C-Z、NEWS、そして関ジャニ∞。今年8月、9月に新曲をリリースしたジャニーズグループは、奇しくもその活動におけるひとつの“節目”を迎えたグループが揃った。秋の始まりにもぴったりの、エモーショナルでパワフルな8・9月リリースジャニーズ楽曲を振り返ってみよう。

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■Hey! Say! JUMP『COSMIC☆HUMAN』
 8月にリリースされた、Hey! Say! JUMPの最新シングル『COSMIC☆HUMAN』。表題曲は今年7月から9月の間に放送された、メンバーの伊野尾慧主演のドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ系)の主題歌にも起用された。

 ドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』は、真造圭伍による同名のマンガが原作。主人公である“地球への移住をもくろむ宇宙人の兄弟”の眼差しを通して“人間”のおかしさや理不尽さ、そして優しさをあぶりだすヒューマンストーリーコメディだ。そんなドラマのメッセージが、「COSMIC☆HUMAN」では音楽という形で見事に表現されている。

 明るくもどこかセンチメンタルな歌メロに乗せて歌われるのは、等身大の青年たちの姿。みじめでもありふれていても、全然特別じゃなくても、あなたの生きる“今”は素晴らしいと歌う9人の歌声はとても高らかだ。

 終わりゆく“平成”という時代の名を冠したHey! Say! JUMPが、平成最後の夏の終わりを最高に眩しい「人生賛歌」で彩った意義は大きいだろう。

■A.B.C-Z『JOYしたいキモチ』
 今注目のバンド・フレンズのメンバーとしても活躍中のミュージシャン・ひろせひろせが表題曲の作曲を手掛けたことでも話題の今作『JOYしたいキモチ』。サビに挟まれた掛け声やキャッチーな歌メロなど、コンサートで盛り上がりそうな要素満点のパーティーチューンだ。

 大サビ前のしっとりとしたバラードのようなパートやラップなど、目まぐるしく展開される曲構成の作り込みは脱帽の一言。たった4分ほどの楽曲の中に、恋人や友達と過ごす休日のトキメキがぎゅっと詰め込まれているのが楽しい。抜群のパフォーマンス力に相反して素朴な人柄がチャームポイントな、“A.B.C-Zらしさ”がいきいきと炸裂している。

 打って変わって通常盤カップリングの「光」はメンバーの戸塚祥太が作詞を担当したエモーショナルな1曲。結成10周年を迎えるA.B.C-Zの真心が柔らかな言葉で表現されたこの曲は、ファンへのラブソングでありながら、彼らA.B.C-Z自身へのラブソングでもある。

 全く異なる表情を見せる2曲に、現在の“A.B.C-Zらしさ”が最大限に凝縮された名盤だ。

■NEWS『「生きろ」』
 怒涛のように押し寄せる鬼気迫る4人のユニゾンが、魂の慟哭のように勇ましいNEWSの最新シングル『「生きろ」』。

 7月から9月に放送されたドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』(日本テレビ系)の主題歌になった今作の表題曲。『カイジ』や『アカギ』などの作品でも有名な福本伸行によるマンガが原作のドラマ『ゼロ』では、命を懸けたゲームへ挑む主人公をメンバーの加藤シゲアキが熱演した。

 極限状態に置かれてもなお、仲間との絆を信じ生きるために知力を尽くす主人公“ゼロ”。その“生き様”を描き出した「『生きろ』」からは、今年15周年を迎えたNEWSの、決して順風満帆とは言えないながらもひたむきに突き進んできた“生き様”までもが滲みだしているように思えた。

 今現在のNEWSの“生き様”が鮮やかなまでに表現された、所信表明のような熱い1曲だ。

■関ジャニ∞『ここに』
 昨年の『NHK紅白歌合戦』にも出場した人気バンド・WANIMAによる楽曲提供でも話題をさらった関ジャニ∞の最新曲「ここに」。メインボーカルとして活躍した渋谷すばるの脱退後初のシングルである今作は、まっすぐで骨太なロックサウンドと唱歌のように優しい歌メロが共存するパワフルなロックチューン。

 8月31日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて大倉忠義が語った、「渋谷が脱退して、言葉にできない想いを抱えてたんですけど、WANIMAのみなさんが言葉にしてくださった」との言葉の通り、今現在の関ジャニ∞の意志が鮮やかなまでに表現された力強い歌詞とボーカルがとても印象的だ。そしてそれは、私たちリスナーが彼らに望む“関ジャニ∞らしさ”でもある。

 ワンフレーズ目の安田章大の高らかな歌声は、まるで宣誓のように誇り高く清々しい。7人で作り上げた“関ジャニ∞らしさ”を、さらに更新しながら走り続けるこれからの彼らの姿が目の前に浮かぶような、あっぱれな1曲だ。

 今年一と言っても過言ではないほどにエモーショナルな楽曲が揃った、8・9月リリースのジャニーズ楽曲。各グループそれぞれの現在置が明確に表れた楽曲たちを聴いていると、これからの彼らのさらなる活躍に期待したくなること請け合いだ。(五十嵐文章)

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