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いま、最高の一本に出会える

『晩春』 (C)1949 松竹株式会社

「キネ旬ベストワンからたどる昭和・戦後映画史」が新文芸坐で開催

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19/7/7(日) 0:00

東京・池袋にある新文芸坐で7月17日(水)まで特集「キネマ旬報創刊100年記念 キネ旬ベストワンからたどる昭和・戦後映画史」が開催される。日本を代表する映画賞のひとつ“キネ旬ベストワン”の入賞作を上映し、昭和・戦後映画を振り返る特集だ。

映画雑誌“キネマ旬報”は1924年からベスト1企画をスタートし、ルールの変更や中断などはあったが継続的に企画を開催し、日本で公開される映画を追い続けてきた。今回はそれらで選出された作品の中から“昭和・戦後”の作品をセレクトして上映。今回の上映作で最も古いものは1949製作の『晩春』、最も新しいものは1982年の『蒲田行進曲』で約40年ほどの間に製作された日本映画をまとめて大スクリーンで楽しめる。

これらの作品は戦後からの復興、高度経済成長、70年代の不安定な時期、そして来るべき80年代の好景気のムードを背景に製作され、当時の観客に向けて公開されたもので、作品によっては当時の世情や経済状況、人々の暮らしぶりや苦しみが反映されている。大島渚監督が戦後の日本を総括する意気込みで挑んだ問題作にして傑作『儀式』や、派閥抗争と上昇志向が作品を読み解く上で重要な大作『白い巨塔』、戦争の傷跡がのこる川沿いの街を舞台にした『泥の河』など、昭和のある時期の空気やドラマを見事に描いた作品も上映される。

また、映画を観始めた若い観客にとって“これだけはスクリーンで観ておきたい”と思える傑作中の傑作がこれでもかと並んでいるのが本特集の大きな特徴だ。小津安二郎監督の『晩春』『麦秋』をはじめ、成瀬巳喜男監督の『浮雲』、黒澤明監督の『生きる』、市川崑監督の『おとうと』、鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』など日本だけでなく世界各国で高評価を集めてきたがズラリと揃う。

新文芸坐は大きなスクリーンで作品を丁寧に映写することで知られている劇場で、今回の特集でも多くの作品が35ミリプリントで上映される。

「キネマ旬報創刊100年記念 キネ旬ベストワンからたどる昭和・戦後映画史」
7月7日(日)
『晩春』『麦秋』
8日(月)
『泥の河』『砂の女』
9日(火)
『上意討ち 拝領妻始末』『浮雲』
10日(水)
『おとうと』『にっぽん昆虫記』
11日(木)
『忍ぶ川』『サンダカン八番娼館 望郷』
12日(金)
『生きる』
13日(土)
『神々の深き欲望』『楢山節考』
14日(日)
『儀式』『ツィゴイネルワイゼン』
15日(月・祝)
『復讐するは我にあり』『白い巨塔』
16日(火)
『赤ひげ』
17日(水)
『幸福の黄色いハンカチ』『蒲田行進曲』

新文芸坐で開催中

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