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BTSが『CanCam』で語った“小確幸” 『SPEAK YOURSELF』日本公演に寄せる期待

リアルサウンド

19/7/1(月) 7:00

 女性誌『CanCam』(小学館)2019年8月号の表紙を飾ったBTS。今号は予約で売り切れ、同内容の増刊号が発売される事態となった。ちなみに、BTSが日本で女性誌の表紙を飾るのは『non-no』(集英社)、『anan』(マガジンハウス)に続き3回目である。

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 『CanCam』のインタビューはアメリカスタジアムツアー中のロサンゼルスで行われた。昨年韓国の若者の間で流行した「小確幸」=日常でのささやかな幸せというキーワードは、BTSの『2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR』のドキュメンタリー『Burn the Stage: The Movie』でも登場した言葉だが、ちょうどアメリカで6万人規模のスタジアムツアー中だったメンバー達が答えた「小確幸」は、意外なほどささやかなものばかりだ。どれだけ世界的にファンの規模が拡大しコンサート会場が広くなっても、どれだけ「韓国のアーティストでは初」という看板を背負ったとしても、「アイドルとしてファンの前でパフォーマンスをする」という喜びには変わりがないということなのだろう。

 インタビューの内容はアメリカ国内でのツアーの感想が多かったが、7月6、7日は大阪のヤンマースタジアム長居、13、14日は静岡エコパスタジアムと日本でのライブも控えている。初のワールドスタジアムツアーだった『LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF』は実質『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’』のアンコールツアーに当たる。しかし、スタジアムならではの新たな演出に加え、セットリストも4月にリリースされたミニアルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』から4曲と、さらに『LYS』ツアーでは入っていなかった過去曲3曲を入れ替えていた。おそらく、このツアーで初めて生のBTSを見た観客も多かったであろう欧米・南米の新しいファンのことを考慮したものだったのだろう。

 オリジナル曲もリリースしている日本では通常、他国でのツアーとは異なるセットリストで行われる。今回もツアー前にニューシングル『Lights/Boy With Luv』のリリースがあるため、また少し違った曲目になると思われる。先述の『CanCam』でのインタビューなどからもわかるように、メンバーはファンを国では区別していないが、SUGAは日本でリリースするオリジナル楽曲においては「日本ならではの楽曲的な感性」「日本語に合った歌詞やメロディ」などを考慮して色々工夫して制作していると語っていた。K-POP好きなファンにとって馴染みのある韓国でのタイトル曲の日本語バージョンだけではなく、日本オリジナル楽曲ならではの情緒や新しいスタイルに挑戦しようという姿勢だろう。そして、それを聴くことが出来るのはほとんど日本のツアーだけというのも贅沢かもしれない。

 アメリカ・イギリス・フランス・ブラジルを廻った『SPEAK YOURSELF』ツアーのうち、ロンドンのウェンブリースタジアムでの公演はV LIVEで世界中に配信され、日本では映画館でのディレイビューイングが行われたため、すでに鑑賞済みのファンも多いだろう。しかし、7月からの日本公演ではまた少し違った新たな魅力を見ることができそうだ。(DJ泡沫)

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