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いま、最高の一本に出会える

上段左から新井浩文、草なぎ剛、MEGUMI。中段左から尾野真千子、中村倫也、甲田まひる。下段左から榊原るみ、藤竜也、若葉竜也、長内映里香。

草なぎ剛主演「台風家族」公開決定!新井浩文、MEGUMI、中村倫也と4兄妹に

ナタリー

19/1/22(火) 6:00

草なぎ剛が主演を務める「台風家族」が2019年初夏に公開決定。共演に新井浩文、MEGUMI、中村倫也らが名を連ねる。

「箱入り息子の恋」「ハルチカ」などで知られる市井昌秀が、構想12年を経て自身のオリジナル脚本を映像化した本作。銀強強盗を敢行後行方不明になった両親の“仮想葬儀”のため、ひさしぶりに集まった鈴木家のある真夏の1日をブラックユーモアを交えて描く。

仕事が長続きしない長男の小鉄を演じた草なぎは「とてつもなく暑い真夏の撮影でした。撮影の序盤、市井監督に『草なぎさんの中に小鉄は十分居るから、作り出そうとしなくて良い』と言ってもらえて、それが難しくもあり、だけど新しい自分を引き出してくれたと思っています」と撮影を振り返っている。

そして新井が次男・京介、MEGUMIが長女・麗奈、中村が三男・千尋に。新井は「MEGUMIさんのすっぴんと、うちの顔は非常に似ているので、兄妹設定は説得力があるかと思われます」とコメント。なお藤竜也と榊原るみは、鈴木家の両親である一鉄と光子を演じた。

小鉄の妻・美代子役を務めたのは、「クソ野郎と美しき世界」の1編「光へ、航る」でも草なぎと夫婦を演た尾野真千子。本作で女優デビューを飾ったジャズピアニストでファッショニスタの甲田まひるが、小鉄の一人娘・ユズキに扮している。そのほか麗奈の彼氏・佐藤登志雄役で若葉竜也が出演。物語の鍵を握る謎の女・富永月子役に長内映里香が抜擢された。

キャスト陣と市井によるコメントは下記の通り。

※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記

草なぎ剛 コメント

とてつもなく暑い真夏の撮影でした。撮影の序盤、市井監督に「草なぎさんの中に小鉄は十分居るから、作り出そうとしなくて良い」と言ってもらえて、それが難しくもあり、だけど新しい自分を引き出してくれたと思っています。改めて、市井監督、すごいなぁ、と。脚本を読んだときも、面白いと思ったんだけど、現場に入って実際に演じてみると本当に笑っちゃって。そんな現場の空気がとても良かったです。僕が演じた小鉄の役は、本当にダメダメな奴なんですけど。逆にそういうところが魅力的で、愛くるしく、むしろ愛すべき人物だな、と思えました。撮影を重ねていくうちに、自分では気づいていないんですけど、自然と「鈴木家」っていう、家族のリアルな感じが出来上がっていった気がします。ラストカットの撮影は、なんかすごいジーンときちゃいましたね。映画を観てくれた人には、必ずあの真夏の暑さと、僕らの“パッション”がスクリーンの中から「ぶわ~ん」と伝わると思います!

新井浩文 コメント

MEGUMIさんのすっぴんと、うちの顔は非常に似ているので、兄妹設定は説得力があるかと思われます。

MEGUMI コメント

エンディングに向かうにつれて分かりやすく役者陣やつれていきます(笑)。それくらい汗かいて、ぶつかって、剥き出しで演じました。人との関わりが気薄なこの時代に、やっぱり人間ってイイなぁーなんて思って頂けたら。。

中村倫也 コメント

今回、鈴木家4兄妹の末っ子、千尋役を演じさせていただきました、中村倫也です。映画のタイトル通り、気温も湿度も風速も高い「濃ゆい」作品に参加できて、思い出の多い夏を過ごすことができました。ワケありまくりの暗雲立ち込める鈴木家に、果たして台風一過は訪れるのか。ぜひご期待ください。

尾野真千子 コメント

市井組に参加できた事はとても嬉しい事でした。一人一人の人物の裏設定から、性格、色んなことを大切にしながらの撮影、皆んなで作っているんだという雰囲気がとても素敵でした。そして共演者との真夏での撮影、大変でしたが助け合いながら和気藹々と楽しい撮影でした! 草なぎさんとの2度目の夫婦役、また違った草なぎさんに出会えてもっともっと違う草なぎさんに会いたくなりました!

甲田まひる コメント

鈴木ユズキ役を演じました、甲田まひるです。本作は自分にとって奇跡的な出会いだと思っています。私もピアノをもともと弾いていたので、重なる部分がたくさんありました。でも久しぶりにクラシックを弾いたし、演奏シーンでは演奏と演技が同時に決まったテイクを出すのに苦労しました。演技は初めてでしたが、父親を嫌悪する女の子の役がすっと自分の中に入ってきて、自然にユズキとしてその空間にいることができたと思います。とにかく現場がとても温かく、撮影が進むにつれ、本当の家族になったような感覚で過ごしていました。

若葉竜也 コメント

炎天下での撮影、しかも室内。キャストスタッフ、汗と埃まみれになりながら映画を撮りました。僕自身、5人兄弟の三男として育ってきたので、長男のあのかっこ悪さも、次男の優しさも、妹のムカつく感じも、全て生々しくて、可笑しくて、愛らしく思いました。すごく個人的な事ですが、なかなか僕が出てる映画を観てくれない兄や弟にも、観てほしいなぁと思う作品です。

長内映里香 コメント

テーマを背負った役を初めて映画でさせていただきました。「とにかく役作りをしないでほしい」というなんともざっくりした市井監督の言葉に最初翻弄されそうになりましたが、自分が自分自身でそこに居られることを気をつけてみました。いざ現場に入ると、私の不安を吹き飛ばしてくれるような監督の包容力と、スタッフの方々の熱量に食らいついていました。そしてキャストの方々の体温高めの心配りに、そういう環境が当たり前ではないと感じつつ、私にとって、役にとっても、それが何よりの救いでした。皆さんのエネルギーをバシッと受けて、その後の作品への姿勢に影響するほど、有難い現場でした。

榊原るみ コメント

高齢者の母親役 光子をやらせて頂きました。初めてのノーメークで、髪も白髪を増やして、よりリアルな役作りをしてみました。勿論、何もしなくても既に充分高齢者なんですけどね。現場の雰囲気もとても温かく、その上ラストに近いシーンでは、私達の世代にとって憧れの藤竜也さんに手を握ってもらうカットがあったのです。NGが出たお陰で、なんと3回も握って頂き、まあ、嬉しくて、心臓がドキドキ、ドキドキ。こんな事もあるから、年をとるのも決して悪くはありませんよ。監督はじめ皆さま、ありがとうございました。

藤竜也 コメント

「ウハッなんだこれは! これは面白い!!」これが市井さんの脚本を一読したあとの感想でした。草なぎさんをはじめ、良い俳優さんたちとの現場は楽しかったですね。ひさしぶりに殴り合いのシーンなんかあって昔を思い出しましたよ。試写を観たんですが、とても短く感じました。面白い映画の証拠ですね。

市井昌秀 コメント

富山に住む両親と離れて、僕は長年東京に住んでいます。両親の誕生日や結婚記念日に二人のことを考えることはあっても、普段は忙しさにかまけて二人の存在はほとんど頭の中にありません。そんな自分の薄情さに気づき、胸がチクリと痛んだ時、どうしても家族の映画を作りたい、作らなければと思ったのが、12年前です。長年に渡り温め続け、ようやく出来上がったシナリオを元に、最高の環境をスタッフが作ってくれました。そして、それに応えた魅力溢れる役者たちがちゃんと血の通った人間として演じ切ってくれました。映画「台風家族」は、地元を離れた兄弟たちが実家に帰省した際に起こる騒動を描いた、一日だけのお話です。一人でも多くの方の心の琴線に触れることができたなら幸せです。

(c)2019「台風家族」フィルムパートナーズ

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