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欅坂46&けやき坂46、新時代の幕開けを感じた『お見立て会』「欅坂46をアイドル界の頂点に!」

リアルサウンド

18/12/11(火) 0:01

 欅坂46(通称:漢字欅)とけやき坂46(通称:ひらがなけやき)が12月10日、日本武道館にて『欅坂46 2期生/けやき坂46 3期生「お見立て会」』を開催した。

参考:欅坂46×けやき坂46「ジングルベル」で本格コラボなるか? これまでの『FNS歌謡祭』出演振り返る

 『お見立て会』とは、グループに新しく加入するメンバーを、ファンの前で初めてお披露目するイベント。2015年8月21日にグループが誕生して以来、21人の絆を守り、新規メンバーを募集してこなかった漢字欅。2期生の加入は、新生欅坂46誕生の第一歩と言えるほど、グループにとっては革命的な出来事だろう。一方、長濱ねる一人から始まったひらがなけやきは、2016年と2017年に新規メンバーが加入し、今回短いスパンで3期生が加入。12月3日に行われた『乃木坂46 4期生お見立て会』に引き続き、翌日ひらがなけやきのライブを控えた日本武道館という大舞台で、漢字・ひらがな両グループの未来を担う新メンバーが初々しい姿を初披露した。

 今夏より行われていた『坂道合同オーディション』にて、応募数12万9182人の中から、欅坂46の2期生として加入したのは、井上梨名(いのうえりな)、関有美子(せきゆみこ)、武元唯衣(たけもとゆい)、田村保乃(たむらほの)、藤吉夏鈴(ふじよしかりん)、松田里奈(まつだりな)、松平璃子(まつだいらりこ)、森田ひかる(もりたひかる)、山﨑天(やまざきてん)の9名。けやき坂46の3期生として加入したのが、上村ひなの(かみむらひなの)の1名と、両グループあわせて計10名。すでに欅坂のホームページでメンバーのスペシャル動画が公開されており、音楽番組『うたコン』(NHK総合)や『2018FNS歌謡祭 第1夜』では、武元、田村、松田の3人が欅坂46のメンバーとして「アンビバレント」のパフォーマンスに参加。テレビの生放送デビューを果たし、欅坂46の公式ブログには、メンバーに可愛がられる2期生の姿がアップされている。今回のお見立て会では、過去の坂道シリーズと同様に「自己PR」「握手会への参加者決定クイズ大会」「ライブパフォーマンス」、そして「握手会」が行われた。

 欅坂46のイメージカラーである緑のサイリウムで埋め尽くされた武道館に、ひとりひとり登場した新メンバーたち。大舞台を前に緊張感で目を潤ませ、必死に自己紹介をするメンバーもいた。サックスを吹くもの、ダンスをするもの、和太鼓を叩くものとアピールも様々。その中でも強烈なインパクトを残したのが、坂道系最年少である13歳と3カ月の山﨑天だ。彼女は堂々とした表情で颯爽と登場し、「山﨑天の天はちょうてんの天。欅坂46をアイドル界の頂点に導きます!」と最年少とは思えない頼もしい意気込みを語った。そしてひらがな唯一のメンバーである上村は「これからたった一人のひらがなけやき3期生として、キラキラと輝いていきます。ここにいるみなさんの心をハッピーに動かして見せるので、私のことずっと見ていて下さい。約束です!」と、早くもハッピーオーラ全開の姿をファンの心を掴んでいた。ひらがなけやきにひとりで加入するという境遇は、どこか長濱ねるを彷彿とさせ、それだけで胸を熱くしたファンも少なくないだろう。

 司会のオテンキのりからひとりずつ話を聞いていく中で、特に盛り上がったのが、スペシャル動画でも話題となっていた松田の元銀行員という経歴。特技はお札を数える札勘と自己紹介すると、客席から「銀行員!」という掛け声をかけられる。松田は戸惑いながらも、「う、嬉しいです。大丈夫です」と明るい笑顔を見せていた。

 アイドルを目指したきっかけや今後やってみたいことなど、事前に行われたアンケートの回答を掘り下げていく「教えて十人十色のコーナー」で関は、「アイドルを目指したきっかけは渡辺梨加さんに憧れて。加入前に握手会に何回か行っていて、メンバーに入ってお会いしました」と、一ファンから加入することになったメンバーもいる。「先輩に挨拶した時に印象に残っているメンバーは?」という質問には“菅井友香”の名前を挙げるメンバーが多く、田村は「本当に温かい方で、すごい惹かれました」と告白。そのほか上村莉菜や加藤史帆の名前が上がると、会場は大きな盛り上がりを見せた。

 続いて握手会への参加者決定のミニゲームが行われた後、いよいよ初ライブパフォーマンス。「Overture」が流れ始めると客席では大合唱が起こり、そして欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」が新メンバー全員で披露される。センターは藤吉が務め、平手友梨奈のポジションを見事に全うし歌い上げた。笑顔が苦手と言っていた彼女はどこかクールな趣もあり、最後に「練習の時はめっちゃ真顔でやっていたけど、今日は凄い楽しくて、達成感を味わうことができました」とコメント。将来、ポスト平手となりうる2期生のエースとして期待される。2曲目はひらがなけやきの「誰よりも高く跳べ!」が上村センターで歌唱し、最後の3曲目は藤吉と上村のWセンターによる「W-KEYAKIZAKAの詩」が歌われた。このフォーメーションから、平手と長濱の再来を予感したファンもいただろう。

 そして最後には、メンバーから一言ずつ今日の感想を述べる一幕も。松田は「ここに立っているのはまだまだ私たちの実力ではなくて、先輩たちが作り上げてきたものだと思っています。これからたくさん努力するので、みなさんに推してもらえたら嬉しいです」と感極まりながら一生懸命言葉を振り絞り、山﨑は「お見立て会から日本武道館という凄い大きな舞台に立たせていただいて、みんな不安でしょうがなかったんですけど、先輩たちが頑張ってきたからこそ、私たちはこの武道館という所に立てていると思います。先輩たちにその恩を返せるように、努力していきたいと思います」と、再び最年少とは思えないしっかりした言葉を述べる。一番歳下がしっかり者という欅坂46の伝統が、ここにきても引き継がれていると思わせた。

 そして締めは、漢字2期生のキャプテン候補とも伺える松田のコメントでイベントは終了。ここから欅坂46とけやき坂46の新章が始まろうとする中、新メンバーたちはどのようにグループに影響を与えていくのだろうか。これから始まる長く険しいであろう坂道の第一歩を、今彼女たちは踏み出したのだ。(本 手)

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