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「99歳 母と暮らせば」

白寿の母を“老老介護”、セルフドキュメンタリー「99歳 母と暮らせば」公開決定

ナタリー

19/3/8(金) 12:00

映像作家の谷光章が、白寿を迎えた母との生活を約1年にわたり記録したセルフドキュメンタリー「99歳 母と暮らせば」が、6月8日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開される。

認知症を患う99歳の母・千江子を介護すべく実家に移り住んだ71歳の谷光。高齢者同士による“老老介護”に四苦八苦しながらも、母の人生最終章の日々を撮影していく。四季折々の映像を盛り込みながら、認知症を原因とする現実的なトラブルなども捉えた。谷光は本作について「映画を通して、介護される人もする人も、『楽しく幸せに暮らせる介護はどうすればよいか』を考えるきっかけになればと思います」と語っている。

「99歳 母と暮らせば」は、5月11日からリニューアル工事が行われるK's cinemaの新規オープニング作品として上映。

谷光章 コメント

2025年には3人に1人が65歳以上の超高齢化社会を迎え、殆どの人が介護に向き合わなければならなくなります。
この映画を作ろうと思ったきっかけは、たまに実家に帰ると近くに住む家族が来ていて、母の認知症の症状が出るたびに「また同じことを聞く!」「さっき食べたばかりでしょ!」などと母を激しく怒るのをたびたび目にしたからです。自分ではどうすることもできない老いと認知症のため、本来天真爛漫で明るい性格の母が申し訳なさそうに小さくなっているのです。私は母のこうした現状を少しでも改善したいと同居することにしました。
母の症状は認知症特有の《同じことを何度も何度も聞いて来る》《朝と夕の区別がつかない》《さっき食べた食事を忘れて「まだ食べてない、お腹がすいたー」と騒ぐ》などなど。しかし、こうした姿は紛れもなく介護する者の十数年後の姿なのです。映画では99歳の母と71歳の息子のユーモア溢れるとぼけた会話が続く日々の暮らしを中心に、江の島などの四季を折込みながら、次々に起こる驚くべき認知症のリアルな姿を描いていきます。映画を通して、介護される人もする人も、「楽しく幸せに暮らせる介護はどうすればよいか」を考えるきっかけになればと思います。

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