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『VS嵐』放送400回を機に“神企画”振り返る スタッフに愛された嵐の軌跡

リアルサウンド

19/2/9(土) 7:00

 2019年2月7日放送回で400回目を迎えた『VS嵐』(フジテレビ系)。嵐とゲストチームがバラエティ豊かなオリジナルゲームで対戦する当番組は、出演者同士が身体を使ったゲームでガチンコ勝負を繰り広げる“体験型アミューズメント番組”として長年愛され続けている。

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 また、ゲームの前後に挟まれる嵐の5人やゲストによるリラックスしたトークも魅力のひとつ。嵐メンバー、そしてゲストの、他の番組では見られないような素顔を数々のゲームを通して垣間見られるのが楽しい番組だ。

 『VS嵐』の最大の魅力は、個性豊かなゲーム企画の数々。放送開始時は土曜13時台の30分番組だった『VS嵐』だが、ゴールデンタイムに進出した現在でも引き続き人気企画となっているゲームも当時から数多く存在している。

 代表的なのは「ローリングコインタワー」。各チームが円形の自動回転テーブルを囲んで交互に立ち、コインを積んでいくだけのシンプルなゲームだが、今でもスペシャル回の三つ巴・四つ巴戦の決勝戦などで健在の人気ゲームだ。

 また、番組でも花形のポジションを担っている「クリフクライム」も、初回放送時から続いているゲームのひとつ。高さ6m・幅7.5mの岩壁を模した壁をロッククライミングのようにして登り、設置された得点ボタンを押していくこのゲームは、「お台場のアゴ」「お台場の指」など、壁のデザインに改良を重ね、常に進化し続けるゲームとして人気を集めている。改良を重ねる度に難易度を増していく「クリフクライム」は、嵐メンバーやゲストの運動神経の良さを存分に引き出し、時に最大の見せ場にもなる華のあるゲームとして存在感を示している。

 数多くのゲストが登場し、“『VS嵐』で映画やドラマの出演者チームで出演し、嵐に勝つとその映画やドラマはヒットする”とも噂されるほどの番組となった『VS嵐』。しかし一方で、「番組のメインはあくまでも嵐である」という点は、この400回の間に一度もブレたことのない最大のポイントだといえるだろう。

 数多くのゲストが出演する名物企画である「BABA嵐」も、元々は嵐メンバーだけで様々なガチンコ対決を行う「Bet de 嵐」が始まり。その中で、大野智、二宮和也、松本潤の3人がババ抜き対決を行った際に、「ババを持つと鼻が動く」という大野のくせが発覚したことがきっかけだった。正直でマイペースな大野らしいくせだが、「BABA嵐」といえばもうひとつ、避けて通れない話題が相葉雅紀の“最弱王”3連覇。あまりの悔しさに涙ぐんでしまいがちな相葉の一生懸命な表情から滲み出す、持ち前の負けず嫌いさと素直さに、視聴者からも思わず手に汗握って応援してしまった、との声が続出した。

 また、2018年8月30日放送回に松本の誕生日を祝って開催された「クイズ松本潤」。松本の趣味趣向に関する質問に対し、両チームが松本はどんな回答をするのか予想するという、まさに彼の魅力を引き出すための企画といえるこのコーナー。松本以外のメンバーが「松本潤専門家」として模範解答を行ったのが印象的だった。櫻井の「20年ぐらい我々は松本潤の研究をやってきた」との発言と、解答を考えるメンバーの楽しげな様子、そして照れる松本の様子から、5人の仲の良さがよくわかる“神企画”だと現在でもファンの間での話題になっている。

 400回目を迎えた2月7日放送では、スタッフがメンバーそれぞれの名場面写真をあしらったパネルを5人に贈呈した。大野が受け取ったパネルには、2014年11月6日に放送された、嵐の結成15周年を祝った特番『祝!15周年記念VS嵐 ハワイで大野が泣いちゃったSP』での、号泣する大野の顔があしらわれていた。『~ハワイで大野が泣いちゃったSP』も、嵐のファンでなくとも楽しめるバラエティ番組でありながら、“あくまで嵐がメイン”だからこそ実現した企画だろう。そして、そこには『VS嵐』スタッフからの、嵐への愛がある。

 2020年末での活動休止発表後初の放送だった1月31日、テレビのラテ欄に記載された番組情報に縦読みのメッセージが隠されていた。「5人で嵐」というそのメッセージにも、スタッフの嵐への惜しみない愛が詰め込まれているようだった。

 メンバーの魅力を最大限に引き出すような企画、そして“縦読み”のような粋な計らい。これらはすべて、嵐がスタッフから愛され、そして『VS嵐』が“嵐の番組だからこそ”の賜物である。始めはお昼の30分番組だった『VS嵐』。その後ゴールデン進出、そして長年愛され続ける番組になったのは、嵐ファンもそれ以外の視聴者も楽しめる企画の数々によるものだろう。『VS嵐』スタッフの嵐への愛に溢れる企画を見ているうちに、気がつけば多くの人が嵐を好きになっているに違いない。(五十嵐文章)

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