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いま、最高の一本に出会える

東京公演千秋楽。『シティ・オブ・エンジェルズ』配役の妙

ぴあ

18/9/17(月) 0:00

福田雄一が演出と上演台本を手がけたミュージカル『シティ・オブ・エンジェルズ』が本日、東京公演の千秋楽を迎える。福田といえば、映画『銀魂』やドラマ『今日から俺は!!』など映像作品での活躍が目覚ましいが、ブロードウェイにたびたび観劇旅行に出かけるなど、大のミュージカル愛好家としても知られる。ユースケ・サンタマリアが主演した2012年の『モンティ・パイソンのスパマロット』を皮切りに、ブロードウェイのヒット作の日本版演出を多数手がけて実績を築いてきたほか、ミュージカル界の絶対的プリンス井上芳雄とWOWOWでコント番組を作るなど、ミュージカル界と映像界の架け橋ともなっている存在だ。

今回の『シティ・オブ・エンジェルズ』も、そんな福田のスタイルが存分に生かされたキャスティングとなった。まず主演は、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ、映画『50回目のファーストキス』、ミュージカル『フル・モンティ』などで福田とタッグを組んできた山田孝之と、福田演出のミュージカル『タイトル・オブ・ショウ』に主演したほか、『勇者ヨシヒコ』シリーズにゲスト出演した経験も持つ柿澤勇人。そして山田優、木南晴夏に加え、福田組の常連中の常連である佐藤二朗が満を持してミュージカルに初挑戦したことも話題を呼んだ。

歌やダンスが得意でなければ出演できないイメージもあるかもしれないが、実はそうとも限らず、役によっては芝居心やコメディセンスこそ求められることもあるのがミュージカル。そのことを改めて証明した彼らが今後、福田演出以外の舞台にも進出していけば、日本ミュージカル界はますます豊かになっていくことだろう。

9月17日(月)に閉幕する新国立劇場 中劇場公演の後、9月21日(金)・22日(土)に静岡市清水文化会館(マリナート) 大ホール、9月27日(木)から30日(日)まで大阪・新歌舞伎座で公演を行う。

文:町田麻子
撮影:宮川舞子

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