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稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾にはやはりライブがよく似合う 3人と同じ空間で過ごす喜びを全国へ

リアルサウンド

18/8/6(月) 7:00

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾には、やはりライブがよく似合う。毎月第1日曜日の夕方5時から生配信される7.2時間の生配信『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)が、今月もやってきた。5回目となる今回は、稲垣の主演舞台『FREE TIME, SHOW TIME「君の輝く夜に」』が公演期間中ということもあり、京都からのライブ放送となった。オープニングから門川大作・ 京都市長も登場し、西日本豪雨被害についても言及。これまでも震災など大きな災害があるたびに被災された方を気遣い、義援金の呼びかけ、そして「心はひとつ」とエールを送り続けてきた、彼ららしいスタートとなった。

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 「京都駅、始まって以来ちゃう(笑)?」と、市長も思わず驚きの声を上げるほど、多くの人が京都駅に集まった。過去の放送でも、行く先々で多くの人から声をかけられてきた3人。生配信ゆえに予想外の対応が求められることもあったが、それでも安心して見ていられるのは、彼らが体の芯までタレントマインドが染み付いた国民的アイドルだからだろう。いつだって気持ちのよい対応をする彼らの周りには、やさしい世界が生まれる。その心地よい空間に、人は吸い寄せられるように集まってくるのだ。

 キャイ~ ンらおなじみになったメンバーとロンドンバスに乗り込み、市長の話に耳を傾けながら街中を巡ったり、老舗呉服店で涼やかな浴衣姿に着替えたり。さらに、名取裕子や梶原善、森脇健児など京都ならではのゲストと、法輪寺にて雰囲気たっぷりに人狼ゲームを楽しむなど、これまでの放送とはまた異なる魅力が溢れる回になった。

 また、ファンが楽しみにしている『ななにースペシャルライブ』が行なわれたのは、なんと世界遺産・下鴨神社。古き良き日本の和を象徴する建物と、近未来的なテクノロジーを感じさせるライトアップが織りなす幻想的な空間は、これまでの彼らのライブでは見たことのない景色だ。香取と草なぎのユニット“SingTuyo”による「KISS is my life.」、そこに稲垣が加わり番組のテーマソング「72かのナニかの何?」を歌い上げる。さらに、ゲストの夏川りみと共に「涙そうそう」「少年時代」へと続く。 夏川の美しい歌声と、3人の変わらぬユニゾンは、暑さの厳しい夏に吹く気持ちのいい夜風のようだった。

 いつも彼らの歌う姿を見て思うのは、ライブの醍醐味は同じ時を過ごすことに尽きる、ということ。同じ音を聞き、歌い、踊る。汗を光らせてパフォーマンスをする彼らに、声援を送る観客。その歓声が彼らの笑顔に繋がり、その表情を見た観客は胸を熱くする。心と心を響かせ合う、それがライブという時間なのだ、と。完璧なパフォーマンスは素晴らしい。だが一方で、ちょっとしたハプニングも見られて得をした気分になる。それは、今しかない瞬間を共有できた喜びだろう。

 もちろん、 その瞬間を画面越しにリアルタイムで体感することもできる。だが、やはり彼らを生で見たいという声は後を絶たない。京都駅に、これまでにないほどの人が集まったように。これまで、ゆず、斉藤和義、ぼくのりりっくのぼうよみ、水曜日のカンパネラ、ゴールデンボンバーと、彼らを慕うアーティストたちがスペシャルライブにゲスト出演し、個性豊かで微笑ましいパフォーマンスを見せてくれた。だが、その多くが都内を中心としたもので、今回のように地方で開催という形はなかなかなかった。

 そこで『ななにー』そのものが、決して終わらないライブツアーとなってはくれないだろうか。今回のように東京を飛び出し、様々な土地に訪れたり、コンサート会場にとどまらず経験したことのないような場所で歌ったりするのも、新しい地図らしくてワクワクする。 香取のパリでの個展に合わせて、海外ライブも見てみたい。そんなふうに“こうでなくちゃ” という思い込みを脱ぎ捨てていくことで、彼らの活躍がますます広がりを見せてほしい。そして、長年彼らのツアーに参戦してきたファンはもちろん、これまでなかなか3人に会えなかったという人たちも、彼らと同じ空間で同じ時を過ごす喜びを得られる機会が、もっと増えていくことを期待している。(文=佐藤結衣)

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