Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

けやき坂46唯一の三期生 上村ひなのはアイドルの神に選ばれし者? グループに与える影響を考える

リアルサウンド

19/1/31(木) 8:00

 欅坂46(以下、漢字欅)長濱ねるの再来との呼び声も高い、けやき坂46(以下、ひらがなけやき)唯一の三期生・上村ひなの。初お披露目となった昨年12月10日の『お見立て会』から『ひらがなくりすます2018』まで、4日連続で日本武道館出演という、アイドルの神に選ばれし者とも言える奇跡的なデビューを果たした。そんな上村は、1月25日発売の雑誌『Platinum FLASH Vol.8』にて単独で裏表紙を飾り、2月3日放送の『ひらがな推し』(テレビ東京系)では、スタジオ初登場にして「新メンバー 上村ひなのの事をみんなでもっと知ろう!」という特集が組まれている。そこで今回は、いよいよ本格的に活動が始まった上村に注目したい。

(関連:欅坂46、2期生9人はグループに何をもたらす? 「お見立て会」を見て感じたこと

 上村ひなのは、東京都出身、2004年4月12日生まれの14歳、現在中学2年生。血液型はAB型で身長は161cm。

 「坂道グループが大好きで、明るくはない性格なので、アイドルに憧れてオーディション受けようと思いました」とSHOWROOM審査の時に語っていた上村は、乃木坂46の「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」をきっかけに西野七瀬のファンになり、そこから坂道グループ全体を好きになったという。漢字欅では長濱、ひらがなけやきでは渡邉美穂推しで、握手会などにも参加し、グッズもすべて持っているほど生粋の坂道オタク。

 部活は美術部で根っからの文化系。運動は苦手で、ダンスは4年間学んでいたが、「習っていたとは思えないぐらいヤバイ」と自己評価している。性格は変わり者の心配性。漢字欅の「エキセントリック」に共感し好きな曲だと答えている。メンバーの性格分析に定評のある井口眞緒はブログに「ひらがなけやきのAB型は私と丹生ちゃんの2人だけだったのですが お話ししてみたら どんどんAB型の片鱗が見えはじめ、、、とても面白い子でした」と綴っていた。ひらがなけやきの一期生、二期生のブログからもすでに、たった一人の新メンバー上村を愛でている様子が伝わってくる。

 そんな上村は、金魚目が印象的な正統派美少女。「ひなのなの!」というキラーフレーズが早くもファンの間で浸透している。アイドルに最も重要と言っても過言ではないオリジナルのフレーズをすでに習得しているというのは、それだけでも適性の高さが伺える。このフレーズは、ひらがなけやき2期生がテレビに初登場した時にキャッチフレーズを披露しているのを見て、いつかアイドルになった時に言えるように考えていたという。結果的に「ひなの」の“ひ”と「ひらがなけやきの」の“ひ”が同じなので、ひらがなけやきポーズを入れられることも良かったと、『Platinum FLASH Vol.8』で語っている。

 そして『お見立て会』では、「いつでもどこでも変化球、ひなのなの!」と登場した上村にこの日一番の歓声が。「私には変化球のように予測不能な顔が3つあります。暗い私、明るい私、アイドルの私。これからたったひとりのひらがなけやき三期生としてキラキラと輝いていきます。今日はここにいるみなさんのことをハッピーに動かしてみせるので、私のことをずっと見ていて下さい、約束です!」(引用:欅坂46&けやき坂46、新時代の幕開けを感じた『お見立て会』「欅坂46をアイドル界の頂点に!」)と、ひらがなけやきのモットーであるハッピーという言葉を入れつつ、ファンを動かすという目標も掲げる秀逸さ。そしてイベントの最後にステージの端で深々と頭を下げていた姿が印象的だった。

 『お見立て会』は漢字欅二期生9人と合同で行うだけに、自己紹介は最後で、一人だけ違うポーズと衣装だった上村。どこか素朴で儚げな表情や雰囲気という容姿もだが、言動がしっかりしているところや、出来上がっている一つのグループにたった一人で加入するという孤独な状況もまた、一人だけ漢字欅に遅れて参加した長濱と重なる。だが、一人だからこそ誰よりも目立ち、最も印象に残るのも確か。

 そんな『お見立て会』の翌日から始まった『ひらがなくりすます2018』では、毎日アンコールに登場した上村。スキップからの「いつでもどこでも変化球、ひなのなの!」と自己紹介、そして特技の早歩きを披露すると、ファンだけでなくメンバーからも歓声が上がり、ひらがなのマスコットキャラ的な地位を完全に確立した。スキップするだけ、早歩きするだけでこれだけ盛り上がるアイドルは他にいただろうか。

 また乃木坂46の秋元真夏も、目の前で「ひなのなの!」を見て、「まいやん(白石麻衣)も私も完全にメロメロ」(引用:秋元真夏オフィシャルブログ)とコメントするなど、お姉さんたちをも虜にしている。先輩やスタッフのおかげで、上村のキャラが確立したとも言えるが、それに答えられるだけの度胸と資質がないと成立はしないため、逸材なのは間違いない。4日連続で武道館出演という幸運なタイミングでの加入や、『お見立て会』で46番のクジを引くところもまた、アイドルの神に選ばれし者と言える。

 ひらがなけやきは絶対的なセンターを置いていないのが特徴だが、上村の加入で確実にグループのバリエーションが広がったはず。みんなの妹ができたことで、さらにグループの団結も強まることが予想でき、最高のメンバー補強ができたのではないだろうか。まだ自分らしさを出していないという上村を、グループ一丸となってじっくりと育てて行って欲しいと願わずにはいられない。

 さて、次回の『ひらがな推し』では、上村のどんな一面が見えるのか楽しみだ。果たして、その可愛さは本物なのか。アイドル界の歴史が変わる重要な日になるかもしれない。(文=本 手)

アプリで読む