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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ

『バンブルビー』製作者が早くも続編を宣言! 次回作のアイデアを披露

ぴあ

19/3/18(月) 18:30

日本で誕生し、世界で大人気を博している『トランスフォーマー』シリーズの人気キャラクターの新たなドラマを描く映画『バンブルビー』が22日(金)から公開になる。本作も実写シリーズを手がけてきた剛腕ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラがプロデューサーを担当。本作のPRのために来日した彼は本作の続編と、『トランスフォーマー/最後の騎士王』に続く新作の企画が進行中だと明言した。

本シリーズは、謎の金属生命体“オートボット”と“ディセプティコン”の争いを主軸に、オートボットと共に戦う人間たちの姿を描いてきたが、本作はオートボットの人気キャラクター、バンブルビーと彼に出会った人間の女性チャーリーのドラマを描くもので、過去作より前の時代を舞台にしているため、予習をしなくても楽しめる内容になっている。

ディ・ボナヴェンチュラは、ハリウッドを代表する製作者のひとりで数々の超大作を手がけてきたが「“トランスフォーマー”級のスケールの映画ともなると、それ相応の腕のある監督でなければ指揮は務まらない」と力説する。「この規模の映画をつくるのは、戦争に出かけるのと同じようなもので(笑)将軍だけではく大将や中将、歩兵にいたるまであらゆる兵が集まって指揮系統が敷かれているから、いたる所で様々な意見が乱れ飛んでいる状況なんだ。シリーズ4作目の撮影時に試しに数えてみたら、撮影現場で4200人が一斉に働いていたんだ! 監督というのは、そこで働く全部署からの質問に対応し、集中力を切らさずに自分の仕事をして全スタッフを率いなければならない。だから相応の才能や経験値が必要なんだよ」

そのため、これまでの作品は数々の超大作を手がけてきた“破壊大帝”マイケル・ベイが率いてきた。しかし、製作陣は『バンブルビー』で初めて実写映画を手がけるトラヴィス・ナイトに指揮を任せた。「これは非常に重要なポイントだけど、トラヴィスは監督であるのと同時に、会社経営者として非常に優秀で、スタジオライカをはじめ、数々のビジネスを成功に導いてきた。彼は実写映画は初めてだけど、その経験の少なさを補ってあまりあるだけの経歴だと私は思う。私のこれまでの経験から言って、良い監督の多くはビジネスの才能があって、企業経営者になったら成功するタイプなんだ」

では、そんな“戦場”のような場所でディ・ボナヴェンチュラは何をしているのか? 答えは「作品の方向性がブレないように命がけで守る」ことだ。「私はいつだって脚本の種のような段階からプロジェクトに関わるようにしている。そうすることで、その作品が一体、何を伝えようとしているのか十分に理解できるし、作品にマッチした監督を選ぶことができるわけだ。私はこれまでに170本以上の映画をつくってきたけど、大事な仕事のひとつは“監督を守ること”だ。監督が個性を発揮できる環境を整えて、スタジオのお偉方やビッグスターが横ヤリを入れてきたときに、作品の方向性がブレないように命がけで守るんだよ。その一方で、監督にだってわからないことはあるわけだから、怪しいムードを感じたら(笑)、これは本当に大丈夫なのか? とスタッフに声をかけて状況を改善することもある。プロデューサーというのは偉いイメージがあるかもしれないけど実際はそんなことはなくて(笑)、いつも現場で問題のある場所に目を向けて解決しようとする仕事なんだよ」

終始、笑顔で語るディ・ボナヴェンチュラは「私たちの最大のミッションは観客のみなさんに満足してもらうこと。観客の期待に応えること」だという。そのために彼と仲間たちは早くもシリーズの新作に着手している。「すでにふたつの企画を進行していて、脚本を書き始めている段階だ。ひとつは『トランスフォーマー/最後の騎士王』に続く本家シリーズの最新作。そしてもうひとつはこの『バンブルビー』の続編的な映画で、私たちはオプティマス・プライムとバンブルビーがバディ(相棒)として主役になるような作品を考えている。しかし、オプティマスとバンブルビーが主役の映画になると……人間は一体どうやって彼らのドラマに絡むんだ? そもそも人間と彼らではサイズも違うしな……ってのが悩みどころでね(笑)。その辺りが解決できたら、そちらも実現するだろう」

『バンブルビー』
3月22日(金)より全国公開

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