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田中圭、吉岡里帆主演新ドラマで井浦新との“遊び”に期待膨らませる 「実はそこが響いたりすると思う」

リアルサウンド

18/7/9(月) 17:00

 7月17日よりスタートする連続ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(カンテレ・フジテレビ系)の制作発表会見が7月9日に都内で行われ、主演の吉岡里帆をはじめ、井浦新、川栄李奈、山田裕貴、田中圭、遠藤憲一が登壇した。

参考:石原さとみ、吉岡里帆、松本穂香……“平成最後の夏”のドラマ、ポイントは主演女優にあり

 『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の柏木ハルコの同名コミックをドラマ化した本作は、誰かの“人生”に寄り添う、新人ケースワーカーの成長物語。安定を求め公務員に就職した平凡で等身大な主人公・義経えみるが、最初に配属された「生活課」で、生活保護受給者たちの人生に寄り添い、向き合いながら、自立への道筋を見つけ出していくミッションに挑んでいく模様を描く。

 何事にもひたむきでまっすぐな新人ケースワーカーの義経えみるを演じた吉岡は、原作・台本を読んで、本作を「明るく前向きで夏にぴったりな題材」だと思ったと感想を述べ、「とてもシビアな内容ではあるんですけれども、描かれていくストーリーは本当に温かみがあって、人間の大事な部分を丁寧に描き出そうとしています」と説明。さらに、同性であり同世代でもあるケースワーカーとも実際に話をしたことを明かしながら、「漫画原作とはいえ、膨大な取材のもと、とても緻密にリアリティを持って作られている作品なので、自信を持って取り組めるなと思いました」と意気込みを語った。

 本作では、えみるたちの指導係となる心優しい先輩ケースワーカー・半田明伸役を務める井浦は、司会者から「前作で演じられた役柄とだいぶイメージが違ってくると思うんですけど……」と話を振られると、「前作……? 何でしたっけ?」とおどけた表情を見せる。「他局なのであまり言えないんですけど、例の『ア……』」と司会者が続けると、「あぁ~」と反応。「今回は演じさせていただく半田さんのモデルになっているケースワーカーの方が監修で入られているんです。なので、半田さんを演じる上で、監修されている方の動きから喋り方まで盗ませてもらっています」と、1月期にTBS系で放送され人気を博した『アンナチュラル』の中堂系役との違いについて語った。

 壇上に上がる際に両手を広げるポーズで登場し、会場に集まった観客と報道陣を困惑させた山田は、真面目な挨拶をした後に、「現場で(吉岡)里帆ちゃんと話してたときに、制作発表でカッコいい登場の仕方をしたらいいんじゃないかというのをちょっとやってみたんですけど、なかなかそういう空気ではなかったので、ごめんなさい」と謝罪。すると吉岡が、すかさず「でもそういう姿がすごく魅力的だなと思います。何事にも一生懸命」と、山田が演じる七條竜一の役柄に合わせたフォローをし、チームワークの良さを見せつける。しかし、「イケメンって言ってもらえているのがありがたいぐらいな……」と山田が続けると、吉岡が「誰も言ってない誰も言ってない」とツッコミ。司会者が山田の役柄を紹介する際に「イケメンでマザコン」と言っていたのを吉岡は聞き逃していたらしく、「いやいや! 言ってくれてたじゃん!」と山田が返すと、会場からは大きな笑いが巻き起こった。「イケメン俳優ってすごくいっぱい数がいるじゃないですか。面だけで勝負してたらダメだと思うんです。だから“心イケメン俳優”で売っていきたいと思います。よろしくお願いします!」と山田が意気込みを語ると、会場は大きな拍手に包まれた。

 撮影に入って約1ヶ月経つという本作だが、お金にシビアなえみるの上司・京極大輝を演じる田中は、この日が撮影4日目だったそうで、「皆さんが暑い夏、ロケをやっている間、僕はクーラーがガンガン効いたスタジオでずっと喋るっていう。どうしても説明をしなくてはいけないセリフだったり、仕組みを話さなきゃいけない上司のポジションなので、セリフを覚える時間がちょっとキツイなって。でもロケがない分、一生懸命やって、セリフをビシッと! 今日もこのあと2つぐらいちょっと長いのがあるんですけど、ビシッと! 一発本番でビシッと! 終わらせてすぐ帰ってやろうと思います!」と笑いを交えながら力強くコメントした。

 質疑応答では、「自身の人生におけるターニングポイントは?」という質問が。吉岡や井浦らが役者としての第一歩をターニングポイントとして挙げる中、田中は「ターニングポイントとは違うんですけど、僕の中では大事なことで。僕、明日誕生日を迎えるんですけど……」と切り出すと、会場からは拍手が。田中は「そういうつもりで言ったんじゃないんですけど!」と笑いながら、「日が変わって34歳の1年がスタートする一番最初に何を食おうかなってずっと考えています」と回答。会場から失笑が漏れる中、「今日ラーメンにするかそばにするかとか、そういう小さい選択の積み重ねが、結果的に今を作っていると思うので」と力説。さらに、遠藤が「Happy birthday to you」と歌い始め、壇上のキャストと観客が、7月10日に34歳の誕生日を迎える田中を祝う一幕もあった。

 最後に、人に頼られる仕事でもあるケースワーカーになぞらえて、「6人の中で誰が一番頼りになるか?」という質問が。吉岡は井浦を挙げ、「一緒のシーンが多いということもあるんですけど、井浦さんのどこまでも真摯に向き合ってくださる心や、さりげない優しさがいろんなところに感じられる。あと、一つ質問をすると、1時間ぐらい考えて、1時間後ぐらいにちゃんとした答えを教えてくださったことがあった」と現場でのエピソードを交えながら回答。また、井浦が「誰よりも滑舌がいいから」という理由で田中の名前を挙げると、田中は「このあとすごいやりにくいですね」と苦笑い。そんな田中は、「信頼しているというのとはちょっと意味が違うんですけど」と前置きしながら、井浦の名前を挙げる。「皆さんのお芝居を見ていて、(井浦)新さんが遊び心を炸裂させてくるので、すごい一緒に遊びたいなと思ってるんですけど、今のところ『ねっ』って感じなので、そのうち待ってます。一緒に遊ぶことによって生まれる新しい何かがあって、実はそこが響いたりすると思うので」と、製作陣の顔を見ながら井浦との“遊び”に期待を膨らませた。(取材・文=宮川翔)

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