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関ジャニ∞を愛さずにはいられない 新曲「ここに」とドームツアーから滲み出る“がむしゃらさ”

リアルサウンド

18/8/31(金) 7:00

 〈始まるんじゃない 始めるんだぜ!!〉とは、なんと今の関ジャニ∞にピッタリな歌詞なのだろう。WANIMAが初めて他アーティストに楽曲提供をした「ここに」は、新たな道を歩みだした関ジャニ∞、そしてその姿を応援するファンに寄り添った、なんとも清々しいメッセージソング。そして、今夜の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、関ジャニ∞とWANIMAが共演する。新体制となった関ジャニ∞のパフォーマンスに加えて、2組がどんなトークを繰り広げるのか非常に楽しみだ。

(関連:渋谷すばるが卒業しても7人の関ジャニ∞は生き続ける 『Mステ』『関ジャム』…ラスト出演に寄せて

 「関ジャニ∞はこうあってくれよ、というメッセージのような感じもして、うれしかったですね……ほんまそうやなって」。朝日新聞のインタビューで錦戸亮は、メンバー全員で初めてこの曲を聞いたときのことを振り返る。関ジャニ∞は“こう”あってほしい、の“こう”とは、確かに私たちの中に存在する共通のイメージだ。今を必死に生き抜こうとする無骨さ。誰もが直面するネガティブな感情にもへこたれず、笑いと音楽で正面からぶつかっていく。そのロックなエネルギーこそ、彼らの真骨頂だ。

 メインボーカル・渋谷すばるという大きな存在が抜けたこと。そして、安田章大の体調が今も万全ではないこと。7月15日にスタートした5大ドームツアー『関ジャニ’sエイターテインメント GR8EST』のリハーサルは、いつもの倍以上の時間をかけて行なわれたという。そんな中で、初披露されたのが「ここに」だった。無意識に耳が探してしまう渋谷の声はもうない。だが、彼と紡いできた音楽は、確実にそこにあると感じられた。

 「必死に必死に歌ってきたんですよ」。8月25日放送のラジオ『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』(ニッポン放送)では、大阪公演を終えた大倉忠義が声をからして登場した。「そんなに変わったわけじゃないかもしれないけども、6人体制になり、僕もちょっとは歌割りが増え、例年よりも歌うパートをいただけるようになりまして。まだ慣れてないんですかね? でも、人生でこんな声になったの初めてです」。夜通しカラオケで歌い喉を酷使したときでも、これほど枯れたことはなかったと続ける大倉。今の関ジャニ∞は、これまで以上にがむしゃらなのだと、伝わってくる。

 番組では、笑いでファンを楽しませようとしたものの、無念な結果に終わった丸山隆平の話も飛び出す。「丸山さんかわいいんですよ、人知れず落ち込んでたりするんですよ。“大倉としゃべったら、たのしーわー”みたいな。こんだけ付き合ってきて、今さらそんな事言う? って(笑)」。大倉と共にパーソナリティを務める高橋優も、そんな微笑ましいやりとりに思わず「わー、なかよしだね!」と愛しさを募らせる。結果はともかく、全力で挑む姿に、人は心を動かされてしまうもの。だとすれば、いつだって“ズッコケ男道”な部分も楽しませてくれる関ジャニ∞を、愛さずにはいられない。

 体調が心配される安田は、ジャニーズ公式ケータイ・スマホ専用コミュニケーションサイト内で、率直な想いを綴っている。身体が今どのような状態なのか、その病を前に自分が何を感じたのか。そして、長年共に音楽を作り続けてきた渋谷のことも……。彼らしい明るい口調ではあるものの、ズシリと重さを感じる言葉たち。「たったイマ。起きてることにどれだけエネルギーを使って向き合うか。先のことはなんもわかんない。だから、イマ、を できること。を 必死にやる」。そう、関ジャニ∞に足踏みなど似合わない。今夜のライブも、そしてこれからの関ジャニ∞の歩みも、予定調和なんかじゃないのだから。いつだって必死に、全力で、がむしゃらに。いつだって今、ここから〈始まるんじゃない、始めるんだぜ!!〉。(文=佐藤結衣)

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