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『メゾン・ド・ポリス』西島秀俊が“先輩おじさま”にこき使われる 高畑充希とはどんな関係が?

リアルサウンド

19/2/8(金) 17:00

 “デスダンス事件”の捜査がきっかけで、西島秀俊、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣ら演じる元警官が集まる“メゾン”に訪れるようになったひより(高畑充希)。何とも愉快な会話が繰り広げられるメゾンのシーンは、観ていて実に面白い。とりわけ、5人の元警官の中でも、雑用係の仕事をしている夏目(西島)の役柄は、『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)の面白さを引き立てている。

 メゾンの中で夏目は様々な仕事をこなさなくてはならない。エプロン姿で掃除をしていたかと思えば、アイロンがけをこなしたり、決まった時刻には迫田(角野)や伊達(近藤)たちに処方薬を配ったりと、とにかく忙しい。少なくとも、捜査一課の刑事時代の仕事とは大きく異なることだろう。

 そんな夏目の仕事ぶりに対する評価も決して甘くはなく、メゾンでの会議で資料を配れば、迫田からは「これ読めねぇだろ」と字の小ささを指摘されたり、藤堂(野口)からは白衣の糊が硬すぎると言われたり、高平(小日向)からは料理の腕がまだまだであると評されたり……。新しい客を迎え入れるときには「ようこそ、メゾン・ド・ポリスへ」という挨拶をしなければならないという謎の役目も含め、第1話からこんな調子でこき使われ続ける夏目なのであった。

 とはいえ、そんな夏目もいざ実際にひよりの捜査に付き添うときには、いかにも刑事らしい眼差しに戻っている。これまでに、『ストロベリーナイト』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(ともにフジテレビ系)、『MOZU』(TBS系)といった作品で刑事役を務めてきた西島。今回はあくまで元刑事という設定であるが『メゾン・ド・ポリス』でも、事件関係者と相対するときの鋭い視線や振る舞いからは、熟練の刑事らしさが頻繁に見られる。

 さてこれまで、そんな夏目としばしば行動を共にしてきたひよりであるが、本作ではそんな夏目の捜査のやり方にあきれてしまうこともしばしば。事件関係者から話を聞きだすべく、平気で作り話をしたり、突如夏目とひよりの2人で夫婦役を演じるように言われたりと、何かと驚かされている様子である。毎話の事件解決も見どころではあるものの、今後夏目との関わりから、ひよりが刑事としてどのような成長をみせていくのかにも注目である。

 また、第4話の終盤で、実はひよりと夏目との間に何らかの接点があるように思わせるシーンがあった。ひよりに警察官になった経緯を聞く夏目に対し、「関係ない」として取り合おうとしないひより。ところが、夏目はそんなひよりに「関係あるかもしれないけどな」と意味深な一言を呟いたのだった。ひよりの父は建設現場で転落して亡くなったとされているが、はっきりとした真相は分かっていないらしい。夏目は、その父親の死が、ひよりが刑事になった理由と関係しているのではないかと推察していたのだが真相はいかに……。夏目とひよりとの間にどのような関わりがあるのかも含めて、まだまだ気になることばかりである。(文=國重駿平)

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