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パルコ・プロデュース2019 音楽劇「マニアック」ゲネプロより。

「マニアック」東京で開幕、古田新太「ちょっといい作品になっちゃったな」

ナタリー

19/2/5(火) 17:26

本日2月5日にパルコ・プロデュース2019 音楽劇「マニアック」の東京公演が、東京・新国立劇場 中劇場で開幕する。それに先がけて本日、ゲネプロが行われた。

作・演出を青木豪、音楽を浅草ジンタが担当する本作は、青木と古田新太が「ちょっとブラックで危ない笑いがつまったものをやりたい」と意気投合して実現した企画。1月19日から29日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで公演が行われ、その勢いに乗ったまま、一同は東京公演に臨む。

舞台は、とある町の山の上にある八猪(やずま)病院。院長の八猪不二男(古田)は、ロボットと人体の融合による新しい医療の可能性を夢見て、入院患者の人体改造実験をこっそりと行っていた。ある日、庭の手入れのために病院を訪れた植木屋の犬塚アキラ(安田)は、院長が溺愛する一人娘のメイ(成海)と恋に落ちてしまう。アキラは、メイを院長のもとから救出しようとし……。

古田は娘を溺愛する、いかがわしげな院長役を貫禄たっぷりに演じ、成海は父とうまく対話できないメイを、ひたむきに表現。そんなメイのために奔走するアキラを、安田は歌と演技で熱っぽく、まっすぐに演じた。さらに、堀内敬子演じる院長に忠誠を尽くす看護師・甘木、小松和重演じるアキラの先輩・柴賀、山本カナコ演じるセクシーな看護師、浅野和之演じる怪しげな元ジャーナリストら、個性的なキャラクターが次々と登場する。

シリアスかつ、グロテスクなシーンもあるが、安田のパワフルな歌声とバンドの生演奏が作品にポジティブな活力を与える。また、登場人物たちのテンポのいいやり取りに、客席から笑いが起きるシーンも。青木が脚本と演出の両面から仕掛ける、舞台ならではの大胆な展開を最後まで楽しもう。

ゲネプロ終了後、囲み取材が行われ、安田と古田、成海が登壇した。安田は「客席から笑い声が聞こえてホッとしました」と笑顔を見せ、古田は「大阪公演では、途中で『怖い』と言って帰った人もいて。でも最後まで観てもらえれば、楽しんでいただけると思います」と自信をのぞかせる。成海は「皆さんに楽しんでいただけるよう全力で努めます」と真摯に述べた。

作品の内容は第1稿から大きく変わったと言い、古田は「最初は青春ラブストーリーだったんですよね。でもラブがなくなって、青春ストーリーになりました」と説明。安田も「ラブをどこに落としてきたのかなって(笑)。でもこういう形の青春ラブストーリーもあるんじゃないかと思います」と続く。

記者が安田と古田に、舞台で初共演した感想を問うと、安田は「稽古場で新太さんの姿を見て、こういう先輩にならなきゃなって。昔から見習わなきゃいけないところ、尊敬するところがいっぱいあると思ってましたが、改めて統率力がすごいなと。このカンパニーがこれだけまとまっているのは新太さんのおかげです」と思いを述べる。

古田も「安田くんはすごく素直で、信頼できる俳優さん。歌も演奏もしっかりしてますけど、お芝居の部分でもアキラという役として動いてくれるので頼りになるんです」と厚い信頼を寄せる。最後に古田が作品について、「失敗したのは、ちょっといい作品になっちゃったんですよね……」と述べ、会見は爆笑の中、終了した。

上演時間は休憩ありの約2時間30分を予定。東京公演は2月27日まで。

パルコ・プロデュース2019 音楽劇「マニアック」

2019年1月19日(土)~29日(火)※公演終了
大阪府 森ノ宮ピロティホール

2019年2月5日(火)~27日(水)
東京都 新国立劇場 中劇場

作・演出:青木豪
音楽:浅草ジンタ
出演:安田章大、古田新太、成海璃子 / 堀内敬子、小松和重、山本カナコ、宮崎秋人、山崎静代、頼経明子、浅野和之 / 永沼伊久也、大村真佑、甲斐祐次、斎藤准一郎、中本雅俊、西田欧誼、森山晶之、伊藤彩夏、加藤梨里香、吉田彩美、永石千尋

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