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テミンが語る、自身の魅力とSHINeeへの思い 「少しずつ成長する姿を絶対に見せたい」

リアルサウンド

19/4/29(月) 18:00

 昨年全国32公演を駆け抜けた自身初のソロツアー『TAEMIN Japan 1st TOUR ~SIRIUS~』のステージでは、しなやかかつ力強いダンスで観る人を圧倒。そうかと思えば4月22日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、おっとりした愛されキャラを発揮して注目を集めた、SHINeeのメンバーであり、ソロアーティストとしても活躍の幅を広げるテミン。

 初の写真集『PORTRAIT』がオリコン週間BOOKランキング ジャンル別「写真集」で初登場1位、6月からは全国ツアー『TAEMIN ARENA TOUR 2019(仮)』を開催と、いま、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せている。

 成熟した大人と少年のようなあどけなさを持ち合わせる彼に聞いた、ソロツアーへの思い、素顔の自分、そしてSHINeeについて。日本語でのインタビューを丸ごとお届けする。(桑畑優香)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

SHINeeとしてツアーをやるための、いい経験にもなった 

ーーソロツアー『TAEMIN Japan 1st TOUR ~SIRIUS~』を終えて約5カ月経ちましたが、どんなふうに過ごしていましたか。

テミン:最近ハマっていることがあるんです。スキューバダイビングをツアーの間に写真集の撮影で訪れた沖縄で体験しました。そこから関心が生まれて、周りの知っている方から先生を紹介してもらって、オープンウォーターダイバーという、スキューバダイビングのライセンスを取るのを目標にしています。もともと海は好きでした。深い海の中で住んでいる魚とか生物をYouTubeで見ることが好きだったんです。せっかくだから実際に見てみたくて。今回の機会にライセンスも取ってもっと深い海まで行けるようにしたいと思っています。

ーー全国18会場32公演でのツアーをあらためて振り返って、いかがでしたか。

テミン:ソロとしてこんなに長い時間を日本で過ごすのも初めてだったし、日本はおいしいものがいっぱいあって、いろんな地域の名物を食べながら、コンサートを楽しみました。忘れられない思い出がいっぱいできましたね。いつかまたSHINeeとしてツアーをやるための、いい経験にもなりました。

ーー 一番思い出深いシーンは。

テミン:やっぱり、最後の32回目の公演だったと思います。今日でいままでやっていたツアーが終わるということで、名残惜しいというか。周りのスタッフさんたちとがんばった思い出とか、僕がファンのみなさんと作った思い出とか、いろいろなことを思い出して寂しさが込み上げてきて。その瞬間が一番記憶に残っています。

ーー最終日は、会場の雰囲気や自分が出すエネルギーが違う感じがするのでは。

テミン:そうですね。最後の公演だからファンの皆さんの声も微妙に違う感じがしました。例えば「世界で一番愛した人」を歌ったとき、サビで感情があまりにも込み上げてきてしまって、ファンのみなさんにマイクを向けたんです。そうしたら全力で歌ってくれて。本当に最後の公演だからこそ生まれた雰囲気。特別な瞬間だったと思います。

ーーツアー最終日のライブを収めた映像作品のメイキング特典映像(ツアーのバックステージやオフタイムを収めたもの)を見ましたが、ラストの日は始まる前から泣きそうでしたね。

テミン:僕、あんまり泣かない性格だったんですけど、どんどん変わっていると思います。それで……なんか、はい、恥ずかしいですね(笑)。ソロとしてのプレッシャーもありますけど、そのせいじゃなくて、年のせいかなって思っています。感性的な人になってきているというか。理由はわからないんですけど、例えば映画とかを見ても、もともと全然泣かないタイプだったんですけど、いまは泣きそうになってしまうこともあるんです。

ーーパワーと表現力に満ちたステージでは、感性が研ぎ澄まされている感じが伝わってきます。ダンスや歌のインスピレーションはどこから得ているのでしょうか。

テミン:経験から出てくる表現があると思います。「Flame of Love」という曲は、実は最初に教えてもらったときはあまり理解できなかったんです。ただ寂しさを表現したらいいのかなと思っていました。でも、今は細かいところ、例えば最初座ったままで曲が始まるときには、日本で丁寧にお茶を飲むときの姿勢をイメージしてみたり。そんなふうに経験したことを取り入れながら、どうやって表現できるかをいつも考えています。

ーーアンコールの時には、ちょっと涙がこぼれていましたね。

テミン:(照れながら)ちょっと……記憶に……。恥ずかしいので忘れたいですね(笑)。一人でこんなに長くツアーをしながら、これまでもいろんな活動をしてきたにもかかわらず僕自身知らなかった部分もたくさんあったと気づいたんです。スタッフさんたちとか、ファンの皆さんからもらったこと。これからはそういうところも大切に思いながらやらないとって、その時初めて思いました。それまでは何となく僕だけ、僕の役目だけがんばったらいいと考えていましたけど、その時からみんなで一緒に作るステージなんだと強く思うようになりました。

ーー映像作品には、「テミンによるライブ完全解説Visual Commentary」という特典映像もあって、とても面白く拝見しました。

テミン:あー、あはは!

ーーカリスマ性のあるステージと、恥ずかしそうにライブの解説をするときのギャップがすごかったです。自分のコンサートの映像を見ながら解説したのは初めてですか?

テミン:初めてやりましたけど、もうこれからはやらないと思います(笑)。自分のステージを見ながらコメントするのは、本当に恥ずかしすぎるんです(と赤面してしまう)。

ーーノーカットで、ぶっつけ本番で解説したんですよね。

テミン:そうです。ステージの上では、感情が高まってこそ言える言葉もあるじゃないですか。でも、そういうところを普通の感情のままで見たら、本当に恥ずかしいですよね(笑)。例えば夜におかしなメモを書いて、次の日の朝に見たら結構恥ずかしい言葉だったような。そんな恥ずかしさがありました(笑)。

ーーカッコいい自分の姿を見るのが恥ずかしいと?

テミン:……あまり見たくないですね(笑)。もともと自分が出演したテレビとか、ステージとか、できれば見ないほうなんです。必要な時はちゃんと見るんですけど、バラエティとかそういう番組を見るのは苦手というか、恥ずかしくて見ないようにしていました。自分のライブのステージを最初から全部見るというのは……(笑)。ひとりでならなんとなく見られるかもしれないですけど、それを撮影していたからもっと恥ずかしかったです(笑)。

一緒に共感できるアーティストになりたい 

ーー3月末には、初めての写真集『PORTRAIT』を出版しました。25歳の今、なにか特別な思いがあったのでしょうか。

テミン:25歳といえば、誰もが素敵な時だと僕は思うんです。若い時の自分をちゃんと撮って、ちゃんと残しておきたくて。エネルギーがいっぱいある自分、テミン。ちょうどいいタイミングで撮れたと思います。

ーー沖縄で撮影された写真には、無国籍でアジアンな雰囲気の街を歩いたり、海で波と戯れる姿が映っています。写真集のコンセプトは?

テミン:いろんな日常からエスケープしてきた旅行というコンセプトです。撮影しながら、本当にそんな気分になりました。自然に何かをやっている時の姿も撮ったし、ありのままの自分を込めた写真集です。

ーー普段の雑誌などの撮影とは違う、と。

テミン:そうですね。かっこつけて撮った写真というよりも、本当に休憩しているテミンみたいな。カメラも少しは意識しながら、でしたが(笑)。

ーー写真集の中で、テミンさんが最も自分らしいと思うお気に入りの一枚はどれですか。

テミン:ちょっと見てもいいですか?(と写真集をめくり、波打ち際で靴を持って裸足で歩く後ろ姿のページを開く)。これです。こういうカメラを見ないで何かをやっている姿が一番自分らしいかな。普段は目線がある写真を載せることが多いけど、こういう写真を使ったことはあまりなかったんです。自分らしいというか、自然な自分というか。

ーーでは、普段の自分とは一番異なる一枚は?

テミン:うーん(と写真集をさらにじっくり見る)。あ! これかな。(と、白いシーツのベッドの上でカメラ目線のアップで撮った写真を指差す)。完全に意識していますね(笑)。ファンの皆さんを意識した写真です(笑)。本当の僕は、朝こういう姿じゃないんです。髪型もこんなに整っていなくて、「ドラゴンボール」のサイヤ人みたいなんです(笑)。

ーーそれをそのまま写真集に載せても良かったかも⁉(笑)

テミン:ふふふっ。それを見たら、ファンの皆さんが失望したかもしれない……。

ーー(笑)。テミンさんには、いろいろな表情がありますね。ステージの上のカリスマ、セクシーさ、はにかんだ笑顔。ご自身が思う魅力とは?

テミン:あー、本当に一番難しい質問ですね。なぜなら自分の性格がよくわからなくて。でもあえて言えば、ギャップでしょうか。ちゃんと自分がやらなければならないこと、音楽に関しては集中してまじめにやるタイプなんです。そういうところと、普通に友達とかといるときの自分の姿のギャップがたぶん……魅力的なのかなあって思っています。ファンの皆さんから言われるんですよね。……でも、わからないですね。

ーー仕事に対しては完璧主義?

テミン:昔は本当に完璧を求めてやるタイプだったんですけど、この頃は余裕もほしいと思うようになりました。完璧より、少し間違ってもそれが魅力的に見えるときもあるんだなってことに気づいたんですよね。完璧な人間より、ちょっと足りないところがある人のほうがもっと魅力的かなって。言い訳かもしれないですけど。最近は何となく、力を抜いて楽しみながらやっています(笑)。

ーー変わったのは、いつぐらいから?

テミン:二十歳までは完璧を求めていたんです。でも、ソロ活動を始めた時から、自分もいろいろ感じたんですよね。完璧なところが周りの人を疲れさせてしまうこともあるじゃないですか。ある人のライブを観たときに、完璧なステージより、MCとか間違ったところの自然な顔が本当に魅力的だなって感じたことがあったんです。その時から、完璧すぎるのはちょっとつまんないなと思うようになりました。

ーーその反面で、以前は末っ子のかわいいテミンというイメージだったのが、ぐっと大人っぽい雰囲気になりました。ご自分でも変化を意識していますか?

テミン:うーん。そうですね、昔は末っ子のイメージが強かったと思います。今ももちろん末っ子でかわいいって結構言われることもありますけど、ステージの上で「大人になった」って言われた瞬間があります。たぶん僕がソロデビューした時ぐらいかな。ちょっと大人っぽく、男らしく見せるために筋トレもしてリリースした曲が「MOVE」です。その時が変わった瞬間かなと、思います。

ーー今年6月からは、初の全国アリーナツアー『TAEMIN ARENA TOUR 2019(仮)』がスタートします。コンセプトは決まっていますか。

テミン:実はまだ、これから決めていく状態なんですけど(笑)。これまで日本で活動するときは、アジアンテイストの曲など、新しいコンセプトやいままでやったことのないテミンの姿を見せたくて、そういう曲を選んできました。今回もまた新しい音楽性を見せたいなと思って。例えばヒップホップとか、今までやらなかったジャンルにもチャレンジしてみたいなと思っています。

ーー前回のツアーのオープニングは、テミンさんが宇宙から生まれるというコンセプトでした。

テミン:今回は生まれたテミンが赤ちゃんから少年になるって感じですね(笑)。成長したイメージを見せたいです。

ーー4月15日には、入隊するSHINeeミンホさんのお見送りに行った姿がメディアでも報じられていました。今SHINeeの他のメンバーは全員兵役中ですが、どんな言葉を交わしましたか。

テミン:車の中とか、電話とかで「今まで頑張ったね」ってお互いに話しながら、「SHINeeとしてはしばらく活動できなくなるけど、テミンが頑張ってこの隙間をちゃんと守ってほしい」と言われました。そういう言葉に僕はすごく感謝しています。メンバーが戻ってくるまで僕が頑張って、ファンの皆さんがちゃんと待ってくれるように努力したいです。

ーー「SHINeeは家族」とテミンさんはよく語っています。メンバーたちは、刺激を受け合うライバル、それとも唯一気楽にいられる存在なのでしょうか。

テミン:両方あると思いますね。お互い影響を与えたりもらったりする仲間。でも本当に家族みたいに、つらいことや悩みがある時に、真っ先に会いに行くのはメンバーです。メンバーと一緒に話すのが僕にとって支えになる。そういう存在だと思います。

ーーアーティストとしてテミンさんが大事にしていることとは?

テミン:このままでいるテミンじゃなくて、少しずつ成長する姿を絶対に見せたいですね。ずっとファンの皆さんにも新しい自分を見せるために努力して、一緒に共感できるアーティストになりたいです。難しいですけど。いま、僕はダンスをするパフォーマンス歌手ですが、いつかはダンスができない年齢になるかもしれない。その時までに、素敵なテミンになれるように。頑張りたいです。

(取材・文=桑畑優香/写真=三橋優美子)

■ツアー情報
『TAEMIN ARENA TOUR 2019』
特設サイトはこちら

6月8日(土) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 16:00開場/17:00開演
6月9日(日) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 15:00開場/16:00開演
6月15日(土) 静岡 静岡エコパアリーナ 16:00開場/17:00開演
6月16日(日) 静岡 静岡エコパアリーナ 15:00開場/16:00開演
6月19日(水) 大阪 大阪城ホール 17:30開場/18:30開演
6月20日(木) 大阪 大阪城ホール 17:30開場/18:30開演
6月25日(火) 東京 日本武道館 17:30開場/18:30開演
6月26日(水) 東京 日本武道館 17:30開場/18:30開演
7月5日(金) 広島 広島グリーンアリーナ 17:30開場/18:30開演
7月6日(土) 広島 広島グリーンアリーナ 16:00開場/17:00開演
7月13日(土) 大阪 大阪城ホール 16:00開場/17:00開演
7月14日(日) 大阪 大阪城ホール 15:00開場/16:00開演
8月6日(火) 福岡 マリンメッセ福岡 17:30開場/18:30開場
8月7日(水) 福岡 マリンメッセ福岡 17:30開場/18:30開場
※開場/開演時間は変更になる可能性あり

■写真集情報
『PORTRAIT』
3月27日(水)発売
著者……テミン
撮影……尾身沙紀
価格……定価(本体2778円+税)
仕様……B5判変型(188×264mm)/ソフトカバー/オールカラー/全160ページ

■映像作品
LIVE Blu-ray&DVD
『TAEMIN Japan 1st TOUR~SIRIUS~』
3月13日(水)発売
※プレイパス対応

・初回限定盤Blu-ray ※三方背デジパック仕様
【Blu-ray2枚】+【PHOTO BOOKLET 32P】¥6,680+税

・初回限定盤DVD ※三方背デジパック仕様
【DVD3枚】+【PHOTO BOOKLET 32P】¥5,680+税

・TSUTAYA限定スペシャルプライス盤DVD ※CDケース仕様
【DVD1枚】¥2,700+税
収録内容:VRなし、MCなし、ライブパート22曲のみを収録したTAEMINビギナー向けの入門編(約90分)
オリジナル外付け特典:クリアファイル(A4サイズ)※無くなり次第終了
※TSUTAYA限定盤DVDのTSUTAYAオンラインショップでの注文はこちら

・完全限定生産盤(FC Limited Edition)※LPサイズ豪華特別BOX仕様
【Blu-ray1枚】+【LPサイズ PHOTOBOOK 104P】+【LPサイズ豪華特別BOX】¥8,680+税

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2019年5月19日(日)まで