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THE RAMPAGE、異例のスピードでアリーナツアー開催へ グループの実力と急成長ぶりに迫る

リアルサウンド

18/9/19(水) 18:00

 1stアルバム『THE RAMPAGE』を9月12日にリリースしたばかりのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEが、自身初のアリーナツアーを開催することが決定した。

(関連:THE RAMPAGEが明かす、初アルバムにかける思い 「まさに“集大成”と言える作品」

 LDH所属24アーティストの中で、これまでにアリーナツアーを実現させたのはEXILE、EXILE THE SECOND、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、E-girls、Flowerの5組で、THE RAMPAGEで6組目となる。アリーナクラス以上のグループをこれだけ抱えていることに、改めてLDHのライブビジネスの好調ぶりが伺える。また、LDHに限らず、ダンス&ボーカルグループとしてアリーナツアーを開催した経験があるアーティストを並べてみると、AAA、嵐やNEWSといったジャニーズ勢、超特急など、人気と実力を兼ね備えたモンスターグループの名が連なる。THE RAMPAGEは早くも、そんな人気グループの仲間入りを果たすことになるのだ。

 THE RAMPAGEは2014年に結成し、正式メンバーの座をかけた『武者修行』や、3チームに分かれて47都道府県を回る『武者修行 2016 Get Ready to RAMPAGE』などを経て、2017年1月にシングル『Lightning』でメジャーデビューを果たした。そこから2年と経たずにアリーナクラスのアーティストに成長したのは、EXILE TRIBEの中でも三代目JSBに次ぐ速さである。先輩グループと比較してみると、EXILEは2001年にデビューして2004年にアリーナツアー、EXILE THE SECONDは2012年にデビューして2016年にアリーナツアー、三代目JSBは2010年にデビューして2012年にアリーナツアー、GENERATIONSは2012年にデビューして2016年にアリーナツアーを開催している。彼らのような実力のあるグループでも、アリーナに到達するまでに平均して大体3年前後はかかっているのである。ジャニーズ事務所所属のKing & Princeが、デビューから数カ月でアリーナツアー『King & Prince First Concert Tour 2018』を開催したことも話題となったが、彼らはジャニーズJr.時代からすでに数々のライブを行なっていたことを踏まえると、やはりTHE RAMPAGEの急成長ぶりは異例といえそうだ。

 THE RAMPAGEがここまで一気に人気グループへと成長した要因のひとつとして挙げられるのは、昨年12月から9カ月で全国47都道府県を回り、58公演、およそ12万人を動員したホールツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 “GO ON THE RAMPAGE”』だろう。文字通り日本中でライブを行なったことで、テレビなどでの知名度以上にTHE RAMPAGEは名の知られるグループとなった。また、圧倒的な公演数をこなすことによって、そのパフォーマンスやステージングにも磨きがかかった。何より、グループとしての一体感が増したことで、EXILE TRIBEで最多数を誇る16人という大所帯を活かしたダイナミズムを手に入れたことが、THE RAMPAGEを他にはないオンリーワンのグループへと進化させた。「THE RAMPAGEのライブがすごいらしい」という噂は、LDHファンのみならず、広く音楽ファンの間でも囁かれるようになっていった。

 そんな彼らの実力を垣間見ることができたのは、8月にさいたまスーパーアリーナで行われたストリートダンスの世界大会『DANCE ALIVE WORLD CUP 2018』にスペシャルゲストとして出演した際のパフォーマンスだろう。もともと、THE RAMPAGEはEXILE TRIBEや三代目JSBのサポートとしてアリーナのステージに立つことはあったが、あくまでも先輩たちのライブに色を添えるようなパフォーマンスだった印象がある。しかし、『DANCE ALIVE WORLD CUP 2018』では、その広いステージを縦横無尽に動き回り、パフォーマーの一人ひとりまでもが熱いバイブスをほとばしらせる圧巻のライブを展開し、目の肥えた現役のダンサーの観客も多かったこのイベントに確かな爪痕を残していた。後日に行なったインタビュー取材の際に、この日のライブのことを聞いたところ、やはり彼ら自身も大きな手応えを感じていたという。THE RAMPAGEは、ステージが大きければ大きいほど、さらに輝くことができるグループなのだろう。彼らに早くもアリーナのステージが用意されたのは、その実力やグループとしての特性を考えると、当然のことなのかもしれない。

 ツアーのパフォーマンスの核となるアルバム『THE RAMPAGE』は、「MTV VMAJ 2017」で最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞を獲得したデビューシングル「Lightning」から、最新シングル「HARD HIT」まで、全6作のシングル曲を網羅しているほか、新曲4曲を加えた全20曲収録の2枚組となっている。ワールドスタンダードな最新のダンスミュージックの上で、個性豊かな3人のボーカリストが、ときにシンギングラップを交えつつマイクリレーを行う斬新な音楽性が、THE RAMPAGEの楽曲の特徴だ。本作ではさらに、EXILEの楽曲「New Jack Swing」のカバーや、ボーカル陣の美声をしっとりと聴かせるバラード曲も収録し、さらに幅広い魅力を感じさせる作品に仕上がっている。本作を提げたアリーナ公演は、きっとかつてないエンタテインメントになるはずだ。

 結成以来、地方のショッピングモールから各地のホールまで様々な場所でライブを重ねることで、スキルアップはもちろん、着実にファンを増やしてきたTHE RAMPAGE。「RAMPAGE=暴れまわる」というグループ名通り、日本の音楽シーンを大きくかき回す存在になる日は近い。(村上夏菜)

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