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いま、最高の一本に出会える

WANIMA「WANIMA Everybody!! Tour Final!!」の様子。

WANIMA、メットライフドームで7万人に感謝「連れて来てくれてありがとう」

ナタリー

18/8/27(月) 18:30

WANIMAが8月25、26日の2日間にわたり、埼玉・メットライフドームにて初のドーム公演「WANIMA Everybody!! Tour Final!!」を開催した。

このライブは彼らが最新アルバム「Everybody!!」のレコ発ツアーの最終公演として行ったもの。ドーム公演は2日間で7万人、ツアー全体では20万人の動員を記録した。アリーナエリアはメットライフドーム史上初めてのスタンディングとなり、ファンはモッシュやシンガロングなどで思い思いにライブを楽しんでいた。この記事では昨日26日公演の模様をレポートする。

メンバー出演のオープニングムービーの上映ののち、昇降式の小さなステージからゆっくりとメインステージに降りて来た3人。彼らは割れんばかりの大歓声に包まれる中、ステージを駆け回ったあと「OLE!!」でライブをスタートさせる。曲中にはフロアに水柱が高く上がり、夏らしい演出でファンを驚かせた。

最初のMCでKENTA(Vo, B)が「ここにいる3万5千人とWANIMA3人の夏がやってまいりました!」と声を上げる。そしてファンの調子を尋ねたあとに行われたのはスイカ割り。花道に彼らの地元・熊本産のスイカが置かれ、目隠しされたKENTAはメンバーとファンの声を頼りにスイカの近くまで進み、見事真っ二つに割ってみせた。場内が和んだところで、バンドはライブを再開。3人のコーラスからクールに始まった「Japanese Pride」、大合唱が広がった「やってみよう」「THANX」、KENTAが頭を抱え込んだりステージにしゃがみこんだりとひときわエモーショナルに歌い上げた「Drive」などを次々と続けていった。

「いいから」ではFUJI(Dr, Cho)がおなじみのモノマネで観客の笑いを誘っているうちに、3人が立つステージが花道上をスライドしながら移動し、アリーナエリアの中央へ。さらにステージが360度回転し、メンバーは会場中のファンの顔を見ながらプレイした。KENTAがセンターステージに移動してきた理由を「一番遠くのみんなに少しでも近付けるように」と説明したのち、3人はKO-SHIN(G, Cho)の繰り出す軽やかなカッティングに乗せて「SLOW」を歌いながら、アリーナステージの上手に用意された「レッドステージ」と呼ばれたサブステージへ。ファンは各々のタオルを掲げながら体を揺らし、その様子に感激した様子のKENTAは「たぶんやけど、あさってくらいまではこの景色を忘れないと思います」と照れながら話していた。レッドステージから再びセンターステージに戻ってきた3人は次に、未発表の新曲「りんどう」をプレイ。ファンがスマートフォンのライトを点灯し、場内は幻想的に彩られた。

ここで突然KO-SHINがトイレに向かってしまう。KENTAは突然の出来事に焦る様子も見せず、FUJIへギターを弾くように頼み、FUJIによる“夏っぽいアルペジオ”をBGMに2人は下手に用意された畳のステージへと進んだ。KO-SHINがトイレから戻ってくると、KENTAが、畳でできたこのステージは上京し最初に住んだ四畳半の部屋を再現したものだと説明。KENTAは続けて「俺らはこの4畳から始まりました。いつも支えてくれてありがとう。このステージにWANIMAを立たせてくれてありがとう」と噛みしめるように語ったあと、ふと表情を緩め「あー、KO-SHINがトイレから戻って来て安心したからかわからんけど、なんかじーんとするなあ」とつぶやいた。感傷的な空気が漂う中、3人はアコースティック編成で「ここから」を演奏。ステージの周りを歩き回っていたKENTAは最後にKO-SHINとFUJIの間に座ると「はじまる ここから」という歌詞を歌いながら、畳でできたステージを指差し笑顔を見せた。

KENTAが「ここにいる3万5千人に何が伝えたいかって。“ともに”歌いたくないか?ってこと」という言葉から始まった「ともに」ではこの日一番の合唱が広がり、「雨あがり」ではイントロやアウトロでKENTAが「みんな毎日お疲れさん。毎日いろいろあると思うけど、しびれるような明日を」と思いの丈をアドリブのメロディに乗せて伝え続け、会場は感動的なムードに包まれた。メンバーの提案から観客がウェーブを行い、場内の一体感が高まる中、バンドは「オドルヨル」「サブマリン」と“エッチな曲”を続ける。「サブマリン」ではミラーボールが場内を照らし、さらにファイアーボールが上がるなど、ドームならではのド派手な演出が観客を魅了した。

ファイアーボールの演出について「めちゃくちゃ熱かったわ」と笑ってみせたKENTAは、その後表情を引き締め「これからもたくさんの人に音楽を届けていきたいです。聞かせたい曲もあるし、見せたい景色もあるから、これからも泥臭く“ともに”よろしくお願いします」とファンへメッセージを送る。そして客席をぐるりと見渡し「ここにおる3万5千人とやったらやれる気がする!」と声を弾ませて、バンドは「シグナル」「Everybody!!」でライブをフィナレーヘと誘う。最後にKENTAは「1人ひとりに言うわ……愛してるよ!」と叫び、ステージをあとにした。

アンコールではメンバーが激痛足ツボマッサージや千本ノックに挑戦するという内容の映像「エビバデ!! 友達チャレンジ!!」が上映される。映像が終わるとステージに現れた3人は「花火」をプレイ。ステージ後方のスクリーンや天井に花火の映像が投影され、会場には夏らしい空気が流れた。続いてはリクエストコーナーとなり、KENTAがリクエストを聞きに行くことに。彼は花道の最後方まで進むと、スタンディングエリア内に降り、ファンに囲まれる中でリクエストを聞いた。ファンからのリクエストに応えて3人は「TRACE」をプレイ。演奏前は「歌詞が不安だ」と言っていたKENTAだったが、情感たっぷりに同曲を歌い上げていた。そしてバンドはラストナンバーとして「これだけは」を最後に演奏。曲中にKENTAは「みんな! 本当に愛しとるよ!」と繰り返し、最後に彼が「日本で一番、WANIMAが好き! WANIMAでした!」と声を上げると同時に銀テープが噴射され、ライブは華やかなフィナーレを迎えた。

すべての演奏を終えると、KENTAがこの日の模様がDVDおよびBlu-rayとして11月28日にリリースされること、11月よりライブツアー「1CHANCE NIGHT TOUR 2018-2019」を開催することを発表する。最後までファンを喜ばせたあと、最後にKO-SHINが「ここに連れて来てくれてありがとうございます!」と声を上げ、1本締めでライブを締めくくった。

なおSATANIC ENT.では8月29日18:00から9月2日23:00まで「1CHANCE NIGHT TOUR 2018-2019」チケットの先行予約を受け付ける。

WANIMA「WANIMA Everybody!! Tour Final!!」
2018年8月26日 メットライフドーム セットリスト

01. OLE!!
02. BIG UP
03. Japanese Pride
04. やってみよう
05. THANX
06. Drive
07. CHEEKY
08. いいから
09. SLOW
10. りんどう
11. ここから(アコースティック)
12. ともに
13. 雨あがり
14. ヒューマン
15. Hey Lady
16. オドルヨル
17. サブマリン
18. シグナル
19. Everybody!!
<アンコール>
20. 花火
21. TRACE
22. これだけは

1CHANCE NIGHT TOUR 2018-2019

2018年11月5日(月)愛知県 Zepp Nagoya
2018年11月7日(水)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年11月8日(木)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年11月13日(火)宮城県 チームスマイル・仙台PIT
2018年11月19日(月)北海道 Zepp Sapporo
2018年11月21日(水)北海道 旭川市民文化会館
2018年11月23日(金・祝)北海道 釧路市民文化会館
2018年11月25日(日)北海道 苫小牧市民会館
2018年12月8日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
2019年1月11日(金)山口県 周南市文化会館
2019年1月13日(日)鳥取県 米子コンベンションセンター BiG SHiP
2019年1月14日(月・祝)岡山県 倉敷市民会館
2019年1月24日(木)石川県 本多の森ホール
2019年1月25日(金)福井県 フェニックス・プラザ
2019年1月27日(日)山梨県 コラニー文化ホール(山梨県立県民文化ホール)大ホール
2019年1月29日(火)長野県 ホクト文化ホール 大ホール
2019年2月7日(木)滋賀県 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
2019年2月8日(金)奈良県 なら100年会館 大ホール
2019年2月16日(土)栃木県 宇都宮市文化会館 大ホール
2019年2月17日(日)群馬県 ベイシア文化ホール 大ホール
2019年2月19日(火)福島県 けんしん郡山文化センター 大ホール
2019年2月21日(木)青森県 青森市文化会館 リンクステーションホール青森
2019年2月26日(火)鹿児島県 鹿児島市民文化ホール 第一
2019年2月27日(水)福岡県 アルモニーサンク北九州ソレイユホール
2019年3月1日(金)大分県 iichiko総合文化センター
2019年3月2日(土)熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
2019年3月4日(月)佐賀県 佐賀市文化会館 大ホール

(撮影:瀧本 JON...行秀、岸田哲平)