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無修正完全ノーカット版でR18+ L・V・トリアー監督最新作『ハウス・ジャック・ビルト』6月公開

リアルサウンド

19/2/27(水) 18:00

 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『アンチクライスト』のラース・フォン・トリアー監督最新作『The House That Jack Built(原題)』が、『ハウス・ジャック・ビルト』の邦題で6月14日に日本公開されることが決定。あわせて日本オリジナル版のポスタービジュアルが公開された。

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 問題発言によってトリアー監督がカンヌ国際映画祭追放処分を受けてから7年、昨年開催された第71回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で上映され、トリアー監督がカムバックを果たした本作。カンヌ国際映画祭の上映では、途中退出者が続出したにもかかわらず、上映終了後はスタンディング・オベーションが鳴りやまないという賛否真っ二つの異様な興奮に包まれた。アメリカでは、あまりの過激さにアメリカ映画協会(MPAA)が手を加えた修正版のみ正式上映が許可。先立ってノーカット版を11月28日に1日限定140館で上映したところ、全米興収ランキングでデイリー11位を記録し、物議を醸した。その無修正完全ノーカット版が、レイティングR18+にて日本公開される。

 舞台は、1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックは、あるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する。彼の5つのエピソードを通じて “ジャックの家”を建てるまでのシリアルキラー12年間の軌跡が明かされる。

  トリアー監督の元、『クラッシュ』で第78回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマット・ディロン、『ベルリン・天使の詩』で知られ惜しくも先日死去した名優ブルーノ・ガンツ、『ニンフォマニアック Vol.1』に続いてのトリアー監督作品出演となったユマ・サーマン、『アンダー・ザ・シルバーレイク』のライリー・キーオが出演する。

 公開されたポスタービジュアルは、家(ハウス)の形にくりぬかれた真っ赤でポップなデザイン。しかし、向こうには怪しい目でこちらをのぞき込む主人公・ジャックの姿が写し出され、「ゾッとするほど、魅力的」というコピーが綴られている。

 なお、邦題を決定するにあたり、権利元を通じてトリアー監督に確認をしたところ、「本作においては、タイトル自体とても重要で、それを変えることは映画そのものを変えてしまうことにもなりかねない」と回答。ただし、公用語に冠詞(the)や関係代名詞(that)を持たない国でのタイトルについてはそれらを削除することが許可され『ハウス・ジャック・ビルト』が正式な邦題となった。 (リアルサウンド編集部)