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ミュージカル「レ・ミゼラブル」囲み取材より、左から生田絵梨花、濱田めぐみ、福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀、森公美子。

「レ・ミゼラブル」本公演が開幕、初参加の濱田めぐみ「1回1回を大切に」

ナタリー

19/4/19(金) 18:18

ミュージカル「レ・ミゼラブル」の本公演が、本日4月19日に東京・帝国劇場で開幕。これに先駆け同日、劇場で囲み取材が実施された。

会見には出演者より、ジャン・バルジャン役の福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀、ファンテーヌ役の濱田めぐみ、コゼット役の生田絵梨花、マダム・テナルディエ役の森公美子が出席。福井は自身の出身地である北海道での公演に期待をのぞかせつつ、「最後まで役に誠実に向き合いたい」と話す。今回の「レ・ミゼラブル」では新たな演出補のクリストファー・キーを迎えたほか、新キャストが多数加わった。これに言及した福井は「クリスには各キャストをしっかり見ていただけた。3人のバルジャンのいいところと個性を引き出してくれたと思う」「新たなバルジャン役の佐藤くんにハッと気付かされることがあった」と稽古の充実ぶりを語り、「それぞれレベルアップしてこられたんじゃないかな」と自信をのぞかせた。

吉原は新演出補のクリストファーに「彼はバルジャンなどを演じた経験もあり、俳優目線で取り組んでくれる。僕は旧演出版も新演出版も経験していますが、新旧2つの間にあるシンプルなかたちを提示してもらえた気がします」と信頼を寄せる。前回公演でジャン・バルジャンとジャベールの2役を務めた吉原は「前回は同じ役のメンバーとディスカッションする暇もありませんでしたが、今回はたっぷり1役に浸かった」と言い、「3人で語り合って、チームとしていろいろ試せた」と福井、佐藤に視線を送った。

「プレッシャーに負けず、1公演ずつ大切に演じたい」と胸の内を明かすのは、初参加の佐藤。佐藤は「先輩お二方に学ぶところがたくさんありました」と言い、「この曲は楽に歌えるかなと思っていたナンバーを実際に歌ったらとてもきつかった。先輩からは『演じた人じゃないとわからないんだよ』と言われてその通りだなと(笑)」と苦笑交じりに苦労を語る。本公演初日に向けては「1人の人生を駆け抜けるエネルギーを、しっかりと皆さんにお届けできたら」と抱負を述べた。

佐藤と同じく初参加の濱田は、トリプルキャストでの稽古について「3人でアイディアを出し合ったり、観て勉強したりする時間がたくさんあった」と語る。さらに濱田は「クリストファーが俳優目線で演出してくれる」という吉原の発言を受け、「すごくありがたかった。初参加の『レ・ミゼラブル』でクリスさんの演出を受けられてラッキーです」と笑顔を浮かべつつ「1回1回を大切に演じたい」と意気込んだ。

2度目の出演となる生田は、「新鮮な気持ちでいちから取り組んでいます。新たな長い旅を、皆さんと一緒に1日1日しっかり生きたい」と真剣な表情で語る。また若い新キャストに刺激を受けたと言う生田。生田は「コゼット役の熊谷彩春ちゃんやマリウス役の三浦宏規くんは年下なので、私がお姉さん的なポジションになることもありました。フレッシュな2人を見たことで、私も今までの自分にない部分を追求しながら取り組むことができました」と稽古を振り返った。

1997年から本作に携わる森は「強欲なマダム・テナルディエですが、彼女の姿を通して生き抜くことの大切さを伝えられたら」とメッセージを送りつつ、「今回彼女はさらに最悪になって……大きな体の私が小さなコゼットに対してそんなに牙をむくか!?というくらい。やっていてつらいですが、『すごく合っている』と言われました(笑)」とエピソードを紹介。また今回テナルディエ役で初参加の斎藤司(トレンディエンジェル)については「『これからお笑いの仕事がなくなるんじゃ?』と思うくらい真面目です!(笑)」と所感を述べ、会場を笑いで包んだ。

最後に出席者を代表し、福井が「『レ・ミゼラブル』は決して明るい作品ではありませんが、希望や光、愛が詰まっています。今回は新しい『レミゼ』ができました。9月の千秋楽までけがなく、それぞれ責務を果たしてがんばりたい」と挨拶し、囲み取材は終了した。

本作の出演者には福井らのほか、ジャベール役の川口竜也、上原理生、伊礼彼方、ファンテーヌ役の知念里奈、二宮愛、エポニーヌ役の昆夏美、唯月ふうか、屋比久知奈、マリウス役の海宝直人、内藤大希、三浦、コゼット役の小南満佑子、熊谷、テナルディエ役の駒田一、橋本じゅん、KENTARO、斎藤、マダム・テナルディエ役の鈴木ほのか、朴ろ美、アンジョルラス役の相葉裕樹、上山竜治、小野田龍之介らが名を連ねている。

「レ・ミゼラブル」の上演時間は休憩25分を含む約3時間5分。東京公演は5月28日まで帝国劇場で行われ、その後本作は、6月7日から25日まで愛知・御園座、7月3日から20日まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、7月29日から8月26日まで福岡・博多座、9月10日から17日まで北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruで上演される。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」

2019年4月15日(月)~18日(木)※プレビュー公演は終了。
2019年4月19日(金)~5月28日(火)
東京都 帝国劇場

2019年6月7日(金)~25日(火)
愛知県 御園座

2019年7月3日(水)~20日(土)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2019年7月29日(月)~8月26日(月)
福岡県 博多座

2019年9月10日(火)~17日(火)
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru

原作:ヴィクトル・ユゴー
作:アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:ローレンス・コナー、ジェームズ・パウエル
翻訳:酒井洋子
訳詞:岩谷時子

キャスト

ジャン・バルジャン:福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀
ジャベール:川口竜也、上原理生、伊礼彼方
ファンテーヌ:知念里奈、濱田めぐみ、二宮愛
エポニーヌ:昆夏美、唯月ふうか、屋比久知奈
マリウス:海宝直人、内藤大希、三浦宏規
コゼット:生田絵梨花、小南満佑子、熊谷彩春
アンジョルラス:相葉裕樹、上山竜治、小野田龍之介
テナルディエ:駒田一、橋本じゅん、KENTARO、斎藤司
マダム・テナルディエ:森公美子、鈴木ほのか、朴ろ美
ほか

※朴ろ美の「ろ」は王へんに路が正式表記。

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