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乃木坂46 堀未央奈が主演、清水尋也、間宮祥太朗ら共演 山戸結希最新作『ホットギミック』製作へ

リアルサウンド

18/9/25(火) 6:00

 『溺れるナイフ』の山戸結希監督の最新作『ホットギミック』の製作が決定した。

参考:『溺れるナイフ』は究極の少女マンガ映画だーー山戸結希監督、文法を逸脱した映像表現の力

 本作は、累計販売部数450万部を超える相原実貴の同名小説が原作の青春映画。どこにでもいる平凡な女子高生・成田初は、ある日、同じマンションに住む橘亮輝に弱みを握られ、亮輝の無茶な命令に振り回されることになる。そんな時、数年前に突然引っ越していった幼なじみの小田切梓が帰って来た。人気モデルとして活躍し、遠い存在だと思っていた梓が、昔と変わらず自分を守ってくれる姿に初は自然と魅かれていく。亮輝に邪魔をされながらも、初と梓は付き合うことに。幸福感に溶けてゆく初だったが、実は梓にはある目的があった。さらに、兄・凌の秘密を知ってしまった初は、今まで通りではいられなくなり、戸惑ってしまう。昔から憧れの存在だった梓、口は悪いが傷ついた初を励ましてくれる亮輝、幼い頃からいつも自分を守ってくれる凌。そんな3人の男性との恋に揺れ動く初の運命は……。

 3人の男性との恋に揺れ動く主人公・成田初を演じるのは、国民的アイドルグループ乃木坂46の次世代エース・堀未央奈。山戸監督が乃木坂46の14thシングル「ハルジオンが咲く頃」のMVを手がけた際に、そのみずみずしい存在感が印象に残ったため、今回映画初出演にして初主演に抜擢された。キャスティングに至る経緯について、製作側は「ずっと見ていたくなるようなフレッシュでみずみずしいヒロイン像を探す中で、堀未央奈さんの存在が浮上しました。映画界ではまだ無名だが、だからこそ未知数な可能性を秘めたヒロインを新たに作り出せるはず。映画界ではニューカマーとなる堀が、山戸監督作品の中でどんな女優として輝くのか、期待が高まります!」と語っている。

 主人公と同じマンションに住む幼なじみ・橘亮輝を演じるのは、清水尋也。エリート男子高に通い頭脳明晰・容姿端麗な女子の憧れの的でありながら、初への想いをうまくぶつけられない役どころに挑む。初のもう一人の幼なじみ・小田切梓を演じるのは、人気ヴォーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活動する板垣瑞生。現役高校生の板垣が、今作では、人気モデルとして華やかな世界で活躍するも、過去のとある出来事から心に暗い影を潜め、どこかミステリアスな雰囲気を持つ梓役を務める。そして、初の兄・成田凌を間宮祥太朗が演じる。凌は、誰にも言えない気持ちを胸に秘め、葛藤しながら生きてきたという設定だ。

 本作の製作の発端は、山戸監督の前作『溺れるナイフ』(2016)より前の2014年冬。当時、東映の若手社員であった現プロデューサーの高橋・山尾が、テアトル新宿で上映されていた山戸監督作品『おとぎ話みたい』(2014)を鑑賞し、その濃密な世界観に衝撃を受け、衝動的に山戸監督と連絡を取ったことがきっかけ。山戸監督と、若いプロデューサーの「若者の胸に突き刺さる鮮烈な、新しい時代の青春映画を作りたい」という情熱が合致し、『溺れるナイフ』の公開と前後して、本作の企画が進められた。製作陣は「今作が、原作の『ホットギミック』のように、既成の少女漫画映画の文脈に回収されない全く新しいテキストとして確立されるような、若者の目にも鮮烈な印象を追求していきたい思い。観てくれた人に、“私だけのために作られた映画だ”と実感してもらえると嬉しいです。現実逃避のためのファンタジーに過ぎない少女漫画映画ではなく、傷つくことも含めて現代のリアルな恋愛なのだということを、印象的に描いていきたい」と意気込み、さらに「少女漫画映画において、一般的になりつつある“胸キュン”的な描写を今一度突き詰めて考え、現代少女漫画の流れの原点である『ホットギミック』を原作にすることで、熱量を伴う“少年少女の青春”が、より鮮烈に若者の胸に突き刺さると確信しています」と語っている。なお、メガホンを取る山戸監督は、今回自ら脚本も手がける。

 『ホットギミック』は9月中旬にクランクイン、10月中旬にクランクアップ予定で、公開は2019年を予定している。

【コメント一覧】
■原作・相原実貴
映画館で、私が造ったキャラクターたちが動く世界を観せて貰える機会に感謝しつつ、漫画とはまた別の実写版ギミックを読者の皆さんと一緒に楽しみにしたいと思います。

■監督・脚本 山戸結希
たったひとりの女の子のために、漫画を描き続けてきた相原先生の心の美しさに、せめてこの作品を作っている間だけは、どうか共鳴しながら、心から美しいと感じるキャストの皆さんを、その感覚そのままに、スクリーンに映し出せることを祈っています。
なにも良いことがないと地獄のような日々を生きている、たったひとりの十代の女の子が、近所のショッピングセンターの中にあるシネコンに、ふらりと劇場に迷い込んだときに、たった一回出会えるような作品にしたいと願っています。たったひとりの十代の女の子へと、お手紙を書くように、この映画を撮りたいとずっと思っていました。

■堀未央奈(成田初役)
私自身、映画は初主演と言う事で不安な気持ちはありますが、クランクインして、監督の演出、共演の皆さんとのお芝居、その1つ1つの撮影が本当に楽しいです。実は人見知りなので、最初は現場に溶け込めるか不安でしたが、共演のみんなも年が近く話しかけてくれるので、ほっとしています。
元々、山戸監督とは、乃木坂46のMVでご一緒したことがありましたし、作品もいくつか拝見していました。ずっと、もっと一緒にお話ししてみたいなと思っていたのですが、今回、撮影が始まる前に2人でじっくり話せる機会がありました。この映画にかける思いを本気で話すことができ、カメラの前に私がいる時の気持ちも、汲み取ってくれているんじゃないかな?と、思っています。
原作は、凄く面白い作品。誰かと付き合っていたとしても、ほかの誰かに気持ちが迷ってしまう事、誰にでも起こりうることじゃないかなと思っています。そんな初のリアルな心情、心の揺れを新鮮にリアクションしていきたいです。

■清水尋也(橘亮輝役)
山戸監督と作品を作れる事への喜びと、良い物にしなければ、というプレッシャーを共に感じました。
とても難しい役所ではありますが、決して妥協せず、皆様の心に残る橘亮輝を演じ、そして生きたいと思います。

■板垣瑞生(小田切梓役)
山戸さんの作品は前から観ていたのもあって、自分が出られるだなんて思っていなかったのですが、出演させていただける以上は全力をぶつけてみたいと思います。それに、清水(尋也)君とも前に共演したので、また一緒に作品に出られることが楽しみで仕方がないです。一緒にいい作品にしたいです。
梓の闇の部分も、すごくキラキラとした部分もどっちもたくさんの方に魅力的に伝わるように楽しめればと思っています。

■間宮祥太朗(成田凌役)
山戸監督と初めてご一緒するので、一刻も早く山戸組の撮影リズムに入り込みたいと思っています。凌はとても切ないキャラクターです。山戸監督とも、それをしっかり表現できたらいいね、という話をしていたので、しっかりキャラクターを作っていきたいですね。僕はどうも、年下の女優さんから「怖い」と思われてしまうことがあるのですが(笑)、堀さんとは兄と妹の役ですから、そう思われないように関係を作っていかなくちゃいけないなと思っています。

(リアルサウンド編集部)

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