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いま、最高の一本に出会える

第15回

LiLiCoのこの映画、埋もらせちゃダメ!

『七つの会議』は安定感抜群のチームプレイがさすが!

月2回連載

19/2/8(金)

『七つの会議』

朝倉あきさんがめちゃくちゃうまい!

今回紹介する作品のひとつは、このコーナーにしては珍しく大作です。それは『七つの会議』。

いや! この作品、皆さんがイメージするような大作ではないんですよ。登場キャラクターがとても多い作品なのに、そのひとりひとりのキャラがうまく描けている傑作なので、この手の作品にあまり興味がないという人も観てもらえたら、自分の姿と重ね合わせてしまうんじゃないか、と思ってプッシュします(笑)。

『七つの会議』

原作は池井戸潤さんのベストセラー小説。中堅メーカーの営業マン八角は、ぐうたらで有名で、年下上司の言うことも全く聞かない飄々とした男。ところが、その上司はある日パワハラ騒動で異動になり、そのポストにはそれまでキャリアが伸び悩んでいた原島という男が配属されるんですが、その裏には秘密があって……というストーリー。

『七つの会議』

さわりだけでもこんなにキャラクターが出てくるから混乱しそうなものなのに、全くそうならないんですよ。野村萬斎さんや香川照之さんだけでなく、それほど大きい役ではない土屋太鳳さんや吉田羊さんなどまで演技達者なのが当たり前というキャスティングに注目が集まってますが、私が注目したのは朝倉あきさん。めちゃくちゃうまい! それに、藤森慎吾さんが俳優としての意外なポテンシャルを発揮していて驚きました。

『七つの会議』

それもこれも、福澤克雄監督×池井戸作品という、日曜21時の安定感ゆえのチームプレイが功を奏しているんだと思います。役者の演技はもちろんですが、ストーリーが日本のサラリーマンにとっては他人ごととは思えない話なのもポイント。会社組織の恐ろしさや、サラリーマンの苦悩がうまく描かれているので、会社員生活の人はみなさんぜひ!

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