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いま、最高の一本に出会える

第17回

川本三郎の『映画のメリーゴーラウンド』

ウォーレン・ビーティ主演・監督『レッズ』の話から…『チャンス』と、その原作を書いた作家コジンスキーの話につながりました。

隔週連載

19/2/5(火)

 ウォーレン・ビーティーが監督した『レッズ』(81年)は、ビーティーが実在した左翼ジャーナリスト、ジョン・リードを演じる。
 リードはロシア革命を取材した数少ないジャーナリストとして知られる。1917年11月、ロシア革命が起きた時、ビーティー演じるリードと、ダイアン・キートン演じるルイーズ・ブライアントは、困難な状況のなか、国境を越え、モスクワ入りする。
 そして労働者たちが「インターナショナル」を歌いながら町を行進する姿を見て感動する。この映画は三時間を超える超大作で、休憩を挟んで一部と二部に分かれるが、一部の最後では、「インターナショナル」が高らかに歌われる。ニューヨークの映画館でこの映画を観た時、館内いっぱいに響き渡る「インターナショナル」には、よくアメリカ映画でと驚いたものだった。この左翼映画に資金を出した当時のパラマウント映画社の経営者は相当な太っ腹だ。

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