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いま、最高の一本に出会える

雨のパレード「ame_no_parade RELEASE PARTY "Ahead Ahead"」の様子。(Photo by Ray Otabe)

雨のパレード、多彩なアレンジとマルチプレイヤーぶりで魅せた新体制初ワンマン

ナタリー

19/4/26(金) 18:11

雨のパレードが4月24日に東京・LIQUIDROOMにて、同日リリースのニューシングル「Ahead Ahead」のリリースパーティを開催した。

年明けに福永浩平(Vo)、山崎康介(G, Syn)、大澤実音穂(Dr)の3人体制になった雨パレ。新体制になったばかりの彼らのパフォーマンスを見届けようと、多くのオーディエンスが会場に足を運んだ。

3人はこの日、機材がひしめくステージに大小さまざまなモニタを配置し、映像演出も交えたステージを展開。オープニングナンバーの「Reason of Black Color」で深遠な空気を作り出したあとは、福永が伸びやかに歌う「Tokyo」へとつなげた。「新体制初ワンマンでいろんな不安なこともあって、眠れない日を過ごしてやっとここまでたどり着きました」と緊張を匂わせながらも、メンバーは新たなアレンジを施した過去の楽曲たちを淀みなくプレイ。「ひさびさの曲もやるかもよ」という福永の言葉に続いた「free」では山崎がベースを弾き、その卓越したプレイでオーディエンスを驚かせた。

その後も大澤がMPCを操ったり、福永がシンセサイザーを奏でたり、それぞれが複数の楽器を弾きながらライブを進めていく。プレイヤーとしての一面を発揮するブロックがある一方で、中盤では「Take my hand」「Shoes」「You & I」、そして福永の故郷での思い出が詰まった「Noctiluca」で構成された歌をフィーチャーするコーナーも。同期を取り入れ、豊かさを増したアンサンブルに身を委ねるように、福永は踊りながらエモーショナルに歌い上げた。

福永は「今の技量で、今の想像力で(過去の曲を)アレンジするのが楽しくて。今のところライブでしかやらないので、よかったらまたライブに来てください」とバンドが新たなフェーズに入ったことを匂わせつつ、今度は大澤が強烈なビートを刻む「new place」や「Count me out」というダンスミュージックのアプローチを打ち出したナンバーでフロアを揺らす。さらに「第2章の幕開けの曲をやって終わります!」という宣言を機に最新曲「Ahead Ahead」を高らかに奏でた。3人の気迫と力のこもったプレイに呼応するように、オーディエンスは心地よさそうに体を揺らし、手を高く掲げ全身で新曲を楽しんでいた。

アンコールでは山崎と大澤もマイクを持ち、新たなスタートを切った心境を語る。マルチプレイヤーぶりを発揮していた山崎は「やること多すぎになっちゃったね」と苦労を口にしながらも、楽しそうな表情を浮かべていた。3人は最後にライブでのみ披露してきた「Trust」を息の合ったプレイで届けてステージをあとにした。なお終演後には「Trust」が東京医療専門職大学(仮)、大阪医療専門職大学(仮)、名古屋医療専門職大学(仮)のテレビCMソングに決定したこと、今夏新曲がリリースされることが告知され、“新生”雨のパレードの次なる展開を印象付ける形でライブは終幕した。

なおApple Music、Spotify、LINE MUSICでは当日のセットリストをもとにしたプレイリストを公開している。

雨のパレード「ame_no_parade RELEASE PARTY "Ahead Ahead"」2019年4月24日 LIQUIDROOM セットリスト

01. Reason of Black Color
02. Tokyo
03. You
04. 1969
05. speech (Interlude)
06. free
07. Hwyl
08. /ec:/
09. Take my hand
10. Shoes
11. You & I
12. Noctiluca
13. new place
14. Count me out
15. Ahead Ahead
<アンコール>
16. Trust

※「/ec:/」のcは半開後舌円唇母音記号、:は三角形および逆三角形を使用したものが正式表記。

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