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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

新しい地図という年齢もキャリアも関係なく遊べる場所ーー新曲「#SINGING」を聴いて

リアルサウンド

18/12/17(月) 7:00

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、“新しい地図 join Music”として待望の新曲をリリースした。タイトルは「#SINGING」(シンギング)。国内初となるAmazon MusicのテレビCMソングに起用され、12月12日よりAmazon Music Unlimitedで独占ストリーミング配信もスタートした。(参照:「#SINGING」MV)

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 さっそく「#SINGING」を聞いてみると、いつもながらあの不思議な感覚に包まれる。それは、“うんうん、この歌声”と懐かしくなってしまう耳馴染みのよさ。もちろん、メロディもリズムも、初めて聴いた新しいものなのに、なぜかずっと前にも聞いたことのあるようなあの感覚。きっと長い間聞いてきた彼らの歌声が、ずっと深く体に染み込んでいるからかもしれない。

 そんな安心感を覚える歌声で紡がれる「#SINGING」は、誰もが感じる日常の閉塞感に風穴をあけてくれるスカッと爽やかな1曲だ。タイムテーブルに追われる日々を、闘う毎日を、腐らず、前に進むために、〈さぁ踊ろうか〉と手を差し伸べてくれるのだ。

 〈今日も君のとなりで歌っていたい〉。3人が笑顔でステップを踏みながら歌う姿が、そして彼らと一緒にリズムにノるファンの姿が、スッとイメージできた。もしかしたら、彼らの活動を支えてきたNAKAMAのクリエイターによる作品かと思いきや、なんと作詞作曲を手がけたのは、15歳の現役中学生トラックメイカー:SASUKEだというから驚きだ。幼稚園から作曲を始めたというSASUKEは、自身も歌い、踊る、マルチなエンターテイナー。

 「新しい才能、SASUKEくんに新しい地図を、自由に描いてもらいました。一緒にMusicで楽しいParty! さぁ踊ろうか、SASUKE!」(引用:稲垣&草なぎ&香取による新しい地図 join ミュージック、Amazon Music CMに起用 楽曲配信も)。楽曲のリリースと共に公開された香取のコメントは、そんな若きアーティストへのリスペクト溢れるもの。なんだか香取少年が、新しい友達SASUKEの家の前で「遊ぼうぜ」と誘い出しているような雰囲気だ。

 新しい地図は、年齢もキャリアも関係なく遊べる場所なのだろう。香取と草なぎによるユニット“SingTuyo”で歌う「KISS is my life.」の作詞作曲を手がけた、ぼくのりりっくのぼうよみも20歳と、若き才能を炸裂させたばかり。香取との対談をきっかけに『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)で番組をあげて応援を続けている、パラスポーツ選手の成田緑夢も24歳とこれからが楽しみな存在だ。

 草なぎもユーチューバーとして、若きクリエイターたちとも積極的に共演している。水溜りボンドとのドラマやドッキリを実施。本格的な演技を惜しみなく披露して大きな話題を呼んだ。先日は『U-FES.2018』にもサプライズで登場し、フィッシャーズと共に「雨あがりのステップ」を歌った。年明けにはダンス動画で人気のパオパオチャンネルとのコラボ企画も予定されている。また、12月21日からストリーミング配信される稲垣のソロシングル「SUZUNARI」も、12月に30歳になったばかりの川谷絵音が作詞作曲したものだ。

 人は成功するほどに過去にとらわれ、チャレンジすることを恐れてしまいがちだ。「国民的スター」と呼ばれるほどになれば、なおのこと。だが、彼らはどんどん身軽になっていく。大きなコンサート会場であっても、小さな公園であっても、テレビでも、Webでも……同じ1枚の地図のどこかであること。だから、彼らのスタンスはいつも変わらないように見える。〈さぁ踊ろうか〉と、笑顔で手を差し伸べてくれるのだ。ゆえに、私たちはどんな新曲も、チャレンジングな企画も、安心して受け入れることができるのだろう。3人が長年積み重ねてきた大切なもの×次々に生まれる新しい才能のかけ算。それこそが、エンドレスに続く新しい地図の楽しさなのだ。(文=佐藤結衣)

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