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NMB48 山本彩加&梅山恋和&上西怜が語る、5期生の決意「グループの顔になれるように」

リアルサウンド

19/2/24(日) 12:00

 NMB48が2月20日に20thシングル『床の間正座娘』をリリースした。今作は、昨年11月にグループのキャプテンであり、絶対的エースだった山本彩の卒業後、初めてのシングル。AKB48の選抜メンバーとしても活躍し、山本彩と同じ1期生としてグループを牽引してきた白間美瑠がセンターを務め、MVではデビュー曲「絶滅黒髪少女」をオマージュした“原点回帰”のメッセージが色濃く打ち出されている。

 新体制では、山本彩から受け次ぐ形で5期生の小嶋花梨が新キャプテンに就任しているほか、5期生がキーマンとして配置されている。「床の間正座娘」のフロントメンバー8名には、5期生からシングル選抜常連の山本彩加、梅山恋和、上西怜の3人が参加。3人は「床の間正座娘」のフロントメンバーから構成されたユニット楽曲「ピンク色の世界」にも選ばれているほか、大組閣後の新Team BII楽曲「アップデート」では山本彩加がセンターを張り、その両脇のポジションを梅山、上西が固めている。NMB48の新章を背負って立ち、AKB48グループの未来の担い手たちでもある山本、梅山、上西の3人に、これからのビジョンを聞いた。(渡辺彰浩)

参考:NMB48「床の間正座娘」の魅力は“原点回帰”だけではない 新章告げるグループの現在表す一曲に

■山本彩加「いろんな個性を持ったメンバーになった」

ーー「床の間正座娘」は“原点回帰”をテーマにした楽曲で、MVの冒頭では「絶滅黒髪少女」をオマージュしています。

山本:グループから(山本)彩さんが卒業されて、NMB48の第2章が始まるということで、選抜メンバーもガラッと変わっています。「自分がどうにかしないといけない」という意識も個々のメンバーの中で高まっているので、それぞれが自分らしさを打ち出したシングルになっています。

梅山:新体制になってから初のシングルで、MV撮影をしてからはメンバー一人ひとりの意識が確実に変わりました。「頑張るぞ」という気持ちがまた芽生えたので、私もみんなに負けないように頑張りたいです。

上西:(白間)美瑠さんがセンターになり、改めてNMB48がスタートするということで、MVも8人を始めとしたメンバーが中心になっています。

ーー白間さんがセンターに、Queentetの4人(吉田朱里、村瀬紗英、太田夢莉、渋谷凪咲)がフロントに、その両脇にみなさん3人がいますね。

山本:シングルに収録されている「ピンク色の世界」も、この8人で歌わせていただいています。そこに私たち5期生を選んでいただいているのはありがたいです。美瑠さんは断トツの王道アイドルで、Queentetは女の子のファンからの人気も高いです。そこに私たちが参加したことで良いバランスになっていると思いますし、いろんな個性を持ったメンバーになったかなと。

梅山:私もその8人の中に選んでいただいたことが本当に嬉しくて。先輩方についていくのに必死なんですけれど、その凄すぎる先輩方をいつかは追い抜かせるくらいのメンバーになりたいと、強い気持ちを持って臨みました。

ーー頼もしいです。彩さんが卒業したことで、MV撮影時の雰囲気に違いはありましたか?

上西:彩さんがいなくなったことで、ほかのメンバーが私たちをまとめようとしてくださったり、それぞれの役割も変わってきています。

山本:一人ひとりの意識が違いますね。こじりん(小嶋花梨)が代表してスタッフのみなさんに挨拶をしたりしているのを見ると、本当に変わったんだなと感じます。

■上西怜「お互いをライバル視しつつも仲良し」

ーー「床の間正座娘」は“原点回帰”をテーマにしていますが、振り付けはCRE8BOYさん、編曲がAPAZZIさんと「ワロタピーポー」のクリエイター陣が揃っていて、さらにNMB48のカラーが打ち出されている印象です。

山本:「ワロタピーポー」は、若い学生や女の子にも受けがすごく良くて、学校でも「ワロタ」をみんなが知っているくらいに、MVも振り付けも話題になっていたんです。今回の楽曲もキャッチーな振り付けやイントロの〈u! HA!〉という合いの手など、強くイメージに残る楽曲なので、「NMB48ってこういう曲あったよね」とインパクトを残せると思っています。

ーーMVの原色を基調とした衣装やセット、テロップも「ワロタピーポー」を彷彿とさせます。「床の間正座娘」はNMB48らしさが詰まった楽曲ですが、みなさんにとってNMB48らしさとはどのような部分だと思いますか?

山本:NMB48はアイドルだけど、アイドルらしくないモノボケをしたり、面白さがあったりするのが大きな特徴だと思います。個々がモデル、YouTuber、声優、カメラなど、幅広いジャンルで活動していて、どこを切り取っても違う魅力があるのもポイントです。見ていて飽きないグループだと思いますね。私はもともとアイドルに詳しくはなかったんですけれど、グループに入る前からNMB48は面白くて、しかもパフォーマンスがすごいグループだと認識していました。

上西:私は「床の間正座娘」のMVがそうですけど、振りの面白さもあり、メンバーのかっこよさもあるところが特徴だと思っています。あとはメンバー同士がお互いにライバル視をしつつも、仲良しなところがNMB48らしいと思います。

梅山:メンバー同士がなんでも言っちゃうところとか、ファンの方にも素を出していたり、そういうところがNMB48らしいと思いますね。

ーーほかの姉妹グループに比べると、「笑い」という部分は大きいのかもしれませんね。

山本:昔は1期生さんとか2期生さんが今よりもお笑いに挑戦していたんですけど、最近はあまりやれていないですね。NMB48らしさを引き継ぐという意味でも、特に5期生はバラエティ力を磨きたいと思っています。

上西:そういう思いはありますね。

ーー『NMB48 げいにん!』(日本テレビ)の復活を望むファンの声も多いですよね。

山本:そうですね。やりたいです!

ーー楽屋でもお笑いの特訓をしたり?

全員:そうですね(笑)。

上西:山田寿々ちゃんが常にボケてます。

山本:ボケのレベルはそれほど高くはないので、数で勝負しているみたいです(笑)。

ーー楽屋の雰囲気が想像できました(笑)。前作の「僕だって泣いちゃうよ」から、シングル選抜に後輩も入ってきていますが、先輩として気が引き締まる思いもありますか?

山本:今までは5期生が一番下だったんですけど、最近になって選抜に後輩がたくさん入ってきて、負けていられないという思いと、引っ張らないといけないという思いが両方あります。本当にたくさんいい刺激をもらってますね。

ーー3人の中では恋和さんが最年少ですね。

梅山:年が近い後輩と仲良くしていたりするんですけど、だからこそ負けてられないなとも思います。

ーー「床の間正座娘」は20枚目の節目ということで、このタイミングでしかできないNMB48の第2章を告げる楽曲だと思います。一方で今までシングルのセンターを経験していないメンバーを抜擢して、スポットを当てる選択もあったのかなと。いつかはセンターに、という思いはありますか?

山本:……いつかはそれくらい実力のある存在になりたいとは思います。でも、それよりもNMB48として新しい形だったり、面白い形を見せられるグループの一員であり続けたいと思うんです。自分にそのタイミングが来るかは分からないですけど、NMB48がいいグループであり続けるために、自分も頑張れたらなと思います。

ーー彩加さんは彩さんとWセンターを任されていたり、『ベストヒット歌謡祭2016』(読売テレビ・日本テレビ系)で「僕はいない」のセンターを経験していますね。怜さんはどうですか?

上西:いつかは……と思いながらも、もしこの5期生の2人のどちらかがセンターになったとしたら(山本、梅山を見ながら)、その脇を固められるメンバーになりたいです。

ーーそれも大事なポジションですよね。

梅山:私も、5期生の誰かがセンターに立ってほしいし、その近くで支えられるように頑張りたいです。

山本:同期が選抜に入っていたり、公演のセンターをやったりすることは本当に嬉しいです。もっと5期生が選抜としてグループの顔になれるように頑張りたいです。

ーーみなさんと同世代からは、SKE48では小畑優奈さん、HKT48では松岡はなさんがシングルのセンターになっていますが、意識はしますか?

山本:めっちゃ意識してましたね。私は一緒のユニット(ニコニコ ※本来はニコニコマークの特殊文字で表記)も組んでいたので、その時はすごい刺激を受けましたし、そのおかげで私も頑張ろうと思いました。

ーーところで、今回のシングルでは「床の間正座娘」「ピンク色の世界」のほかにも、新Team BIIの楽曲「アップデート」で3人がフロントメンバーに立っています。「Good Timing」や「サササ サイコー!」など、今までにも3人が揃う楽曲は多くありましたが、ユニット名などは作らないのでしょうか?

山本:ないもんね、3人でっていうのは。

ーーもし、つけるとしたら?

山本:つけるとしたら!?

梅山:なんやろ。

山本:私たちはもともとチームが違ったので、今回新Team BIIになって、やっと3人で活動することが増えました。これからもっと3人での活動が増やせたらなと思いますね。その中で、もしユニット名なんかもできたら嬉しいです。

■上西「BIIを一番すごいチームにしたい」

ーーBIIは同期が多いチームですが、どのようなチームにしていきたいですか?

山本:5期生は6人もいますね。本当にみんな若いので。その中で、今までNMB48を作ってきたうーか(加藤夕夏)さんや城(恵理子)さんなど、先輩方がいらっしゃるので、若さと元気を出しつつ、これからのNMB48はBIIが引っ張っていくくらいの気持ちで、みんなで頑張っていきたいです。

上西:BIIは私と年が近いメンバーが固まっているんです。仲良しだけど、公演ではライバル視する気持ちがないとチームを高めていけないので、そういう気持ちで臨んで、一番すごいチームにしたいです。

ーー3月からは約7年ぶりとなる近畿ツアー『NMB48 近畿十番勝負 2019』がスタートします。

梅山:早速ツアーができて、素直に嬉しいです。そこでもっとBIIの絆を深められたらいいなと思います。

上西:私はソロで歌ってみたいです。でも、3人でユニットをやったりもしたい。

山本:3人でやりたい!

ーー今回のツアーは兵庫でも開催されますが、兵庫はSTU48の活動拠点でもあるじゃないですか。兵庫出身の彩加さんは、そこについてはどう思っていますか?

山本:STU48さんに負けたくないという気持ちはありますし、兵庫もNMB48の区域にしたいと思っています(笑)。NMB48は大阪だけのイメージがありますが、大阪以外の近畿地域にもどんどん広めて行きたいですし、それこそSTU48さんが兵庫に来ても、やっぱりNMB48も良いよねと思ってもらえるようにしたいです。

ーーSTU48の勢いに負けないように、期待しています。先日、AKB48の55枚目シングルに坂道AKBの楽曲が収録されることが発表されました。NMB48としては初めて恋和さんが選ばれました。

梅山:MV撮影では初めて会う方がたくさんいて、学ぶことがいっぱいあって、刺激を受けました。パフォーマンスも綺麗な方が多くて、表現力もすごいなと思って。

ーーInstagramで、乃木坂46の生田絵梨花さんや欅坂46の渡邉理佐さんへの思いをストーリーに投稿しているのを見たのですが、撮影ではほかのグループの方と交流したりしましたか?

梅山:MV撮影の時は、何人かとお写真を撮らせていただいたり、お話させていただきました。乃木坂46の与田祐希さんとか。

ーーAKB48の矢作萌夏さんは、Twitterにツーショットをガンガン上げていましたね。

梅山:めっちゃ行ってましたね。私にはそこまでコミュ力はなくて(笑)。

ーー彩加さんは、雑誌『Seventeen』の専属モデルとして、乃木坂46の久保史緒里さんや日向坂46の小坂菜緒さんと紙面を飾っていますね。

山本:こさかな(小坂菜緒)ちゃんは一回しか会ったことがないんですよ。グループの活動としてもそうですけど、これからはそういった雑誌の中でも一緒に活動できたらいいですね。

ーー恋和さんはこの春で高校生になるわけですが、これを機に自分を変えたい部分はあったりしますか?

梅山:もっとシャキっとできるようになりたいです。MCとかもどんどん喋れるように頑張ります。

ーー恋和さんはNMB48の中でも同期の花梨さんに可愛がられる妹キャラといった印象なのですが、2人から見た恋和さんのイメージは?

山本:どこにもいないオンリーワンな存在です。誰ともキャラ被りしないし、こんな雰囲気の子、人生で初めてなので(笑)。ふわふわしてるけど、根っこではいろいろなことを考えているタイプ。成長も早いし、周りをすごい見てる。発言はそんなにしなくても、思ってることは誰よりも強いんじゃないかなというくらい、特別な存在ですね。

上西:私は今までチームが違ってあまり交流しなかったんですけど、たまに一緒になったMCとかでもちょっと発した言葉が爆笑を生んだりしていて面白いし、運も持っているんです。まだ私たちにも本当の姿、はしゃいでいるところはあんまり見せてくれないので、そういったところを見られるようになったら、もっとすごいんじゃないかなと思っています。

梅山:まだ自分を出せていなくて。もっと出せたらいいなと思います。

ーー高校生になるこの春に期待ですね。怜さんは、NMB48の卒業生・上西恵さんの妹としても知られていますね。

上西:素が妹って言われちゃうので……でも、お姉ちゃんは見た目が綺麗って感じだったので、私は純朴さを残しつつも、綺麗だなと言われるようになりたいですね。

ーーNMB48では山田寿々さんだったり、AKB48には武藤小麟さん、矢作萌夏さんといった姉妹メンバーが多くいますが、そういった方と話したことはありますか?

上西:直接話したことはないんですけど、STU48の薮下楓ちゃんもお姉ちゃん(薮下柊)と喧嘩したりしているので(笑)。同じような悩みとか、いつか話したいなと思います。

ーーなるほど(笑)。彩加さんは『NMB48のTEPPENラジオ』(MBSラジオ)のレギュラーパーソナリティーになって、この4月で1年を迎えます。MCは慣れましたか?

山本:もう1年かという感じですね。このラジオをきっかけに話せたメンバーもたくさんいます。MC、パーソナリティーとして、しっかりできたかは分からないですが、毎回楽しいですし、このラジオが面白いと言ってくださるファンの方がたくさんいるので、これからはメンバーのいろんな姿を引き出せるパーソナリティーになりたいです。

ーーMCの仕事をしていきたいという思いもありますか?

山本:トーク力はNMB48にいる中ですごい大切なものだと思うので、たくさん活かしていきたいと思います。ほかにもモデルという外の仕事からさらに広げて、たとえば演技だったりとか、NMB48のほかのメンバーがやっていないことに挑戦していきたいですね。(取材・文=渡辺彰浩/写真=本 手)

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