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浜野謙太、ドラマ引っ張りだこでお茶の間のアイドルに 人気の秘密は“愛すべきキャラ”にあり

リアルサウンド

18/9/6(木) 6:00

 ドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)で、新堂湊(山崎賢人)との名コンビぶりが好評の看護師・橋口太郎を演じる浜野謙太。「ハマケン」の愛称でも知られる彼は、8月26日放送回よりNHK大河ドラマ『西郷どん』に伊藤俊輔(博文)役でも出演するなど、ますます注目度を上げている。

写真:『グッド・ドクター』山崎賢人の相棒役を務めるハマケン

 浜野といえば、元来ミュージシャン。星野源がリーダーをつとめた同窓生インストゥルメンタルバンド・SAKEROCKでは、トロンボーンとスキャットを担当。現在もファンクバンド・在日ファンクのリーダー兼ボーカルとして、精力的に音楽活動を行っている。

 一方で、浜野は2006年公開の映画『ハチミツとクローバー』で俳優としてのキャリアをスタート。だが、過去にインタビューで「『ハチクロ』は…何にも考えていませんでした(笑)」と語っており、「演技が音楽の現場とつながると思った瞬間に、ものすごく楽しくなりました。それを教えてくれたのが、吉高由里子さんと共演した『婚前特急』(2011年)ですね。そこで監督が熱心にコメディとはなんたるかを教えこんでくださいました」と明かしている。(参考:https://news.mynavi.jp/article/20130523-tanita/2)

 その言葉に比例するように、浜野は『婚前特急』が公開された翌2012年、5本のドラマに出演。その後、2014年には『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』 (テレビ朝日系)、『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)、2016年にはNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』など、次々に話題作に出演。そして、各作品で浜野が持つ独特の世界観へと視聴者を引き込んできた。

 そんな浜野の魅力について考えたとき、どうしても思い浮かぶのが“キャラクターの良さ”。だが、そのひと言で浜野の魅力を片付けてしまうのは少々お粗末。個性が強いにもかかわらず、どんな作品にも馴染んでしまうのが彼の秘技。それぞれの作品で“いい味”という名の図抜けた存在感を放っているのに、ストーリーに寄り添い溶け込むというのは、浜野にしかない強みのように思えるのだ。

 最近では、前クールに放送されていたドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)で演じたみーたん役のインパクトも強烈だった。みーたんは、主人公・音(杉咲花)の先輩・紺野さん(木南晴夏)の彼氏。正直、それほど出演シーンが多かったわけではないが、残した印象の深さたるや。バッティングセンターでホームランを狙う神楽木(平野紫耀)を応援する姿勢も、もんじゃの食べ方(紺野さんからの「あ~ん」)も、謎の全力疾走からのプロポーズも、何もかもがクセだらけ。けれども決して憎めないし、なんなら紺野さん&みーたんが“理想のカップル”に見えるほどに惹きつけられた。

 そして、現在出演中の『グッド・ドクター』では、小児外科のムードメーカーである看護師・橋口役を好演中。第1話から、急変した男児を独断で手術室に運ぼうとする湊に協力するなど、全身から滲み出ていた“いいヤツ”感。これは橋口の人間性が一目でわかる名場面であったが、ほかにも湊とのグータッチシーンや、湊を「変な先生」と言う保護者たちに「湊先生は、決して変な先生では…」と告げる姿は、見る者の心を温かくした。かと思えば、病院を訪れる美女たちに色目を使ったり、間宮(戸次重幸)との絶妙なやりとりで、クスリと笑わせてくれる。今作でも、やはり浜野演じる橋口は、物語のアクセントとして欠かせない存在といえるだろう。

 10月から始まる朝ドラ『まんぷく』(NHK)には、情熱の歯医者役で出演が決定。浜野の公式Instagramでは、白衣に丸眼鏡姿のオフショットが披露され、『まんぷく』公式サイトには“相棒は白馬の「蘭丸」で、どこにいくにも「蘭丸」に乗って移動をする”という紹介文がアップ。放送前から早くもクセまみれであり、今秋冬は朝から私たちが“見たい”浜野を拝むことができそうだ。

 “演技”のみならず、彼の周りに流れる“空気”にも注目したくなる不思議な役者・浜野謙太。『まんぷく』はもちろん、今後はどんなキャラクターで私たちをワクワクさせてくれるのか。楽しみでたまらない。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

(nakamura omame)

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